世界の彼方此方へ行きたい

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法隆寺その2(2020奈良no13)

2020-11-27 | 近畿

 「柿食えば鐘がなるなり法隆寺」があった。句の右には  ”法隆寺の茶室に憩いて”  と書かれている。時が石を削っていて定かに読めません。子規も遥か彼方になりにけり。

 金堂だったか五重塔だったのか覚えていません。ピントが不確かですが柱に絡みつく龍がいた。鎌倉時代のものらしい。

 

 五重塔に入ろうとしている長い行列。私たちは早い時間にスムースな見学ができて幸せだった。行列の奥の白壁の小さい建物は経堂。これも国宝だ。話は変わりますが、習おじさんとかいうお方がいらっしゃるお国のお客さんがいないのは、観光に携わっている皆さんや飲食業の方々には厳しい日々でしょうが、あの大声が耳に届かなかったのはうれしかった。旅行のマナーの勉強をしているとか聞いたことがあるから、もうあの声は飛び交わなくなっているでしょうか。

 ガイドさんの資料をいっぱい写させてもらった。名宝中の名宝ともいわれる玉虫厨子は大宝蔵院に展示されていた。厨子とは「屋根付き物入」だということを初めて知るという不心得者でした。

釈迦三尊像と四天王(多目天)

夢殿本尊の救世観音像と百済観音像。

 西院伽藍での観光を終えて東大門をくぐって東伽藍に向かいます。

 東院伽藍の目玉「夢殿」が正面に見えている。清々しい制服を身に着けた生徒の長い列。その先、遠くに私の仲間が・・・

 なぜか夢殿の全景写真がありません。ご本尊の国宝救世観音像も暗がりの堂内で見学はしたのですが、例にもれず撮影は禁止。この写真は夢殿をぐるっと回りこんでいったところの中宮寺。聖徳太子ゆかりの尼寺とのことでちらっとでもお目にかかりたいと念じていたお寺。ひとり大急ぎで訪ねてみました。入り口には穏やかな菩薩像のお写真と住職の尼僧さんがお書きになったのか「貴方の喜しいこと、楽しいこと、哀しいこと、辛いこと すべてを受けとめてくださいます。ごゆっくりお参りくださいませ」尼さんらしい優しい筆書きの字体が並んでいました。

 各地のこんなマンホールを写真に収めて歩いている御仁もいるようですが、私はその趣味はありませんが、きれいな絵柄に目が向きました。

 法隆寺門前のレストラン兼お土産屋さん「太子堂」でランチ。小学校・中学校の中に私たちのちょっと長い団体名「暮らすように旅する奈良」が挟まれていました。団体様テーブル600席なんて大部屋もあるようでしたが。私たちは和室小部屋でこっそりでした。

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