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大宝寺&井持浦教会(2018九州no10)

2018-11-29 | 九州

 

 大宝元年(701年)震旦の国(現在の中国)より道融和尚が来朝し弥勒山観音院大宝寺を開創する。なんとも歴史いっぱいのお寺さん。

「西高野山」と書かれている。弘法大師・空海が帰朝の途、大宝の浜に上陸し暫くここに滞在したことから「西の高野山」と呼ばれているそうだ。 

 

 

 キラキラまぶしいような本堂。空海さんも驚くでしょうね。 

 子宝地蔵尊もあった。でも臍神さまとは、なんじゃいな。説明書きにはこんなことが書いてあった・・・西天竺から渡来した仙人の塚とも伝えられ、生まれた子供のへその緒を収め、無事成長を祈願する・・・ 

 

 

 奥の院まで登ってきた。ここまで来る人は少ないのか、小坊主が「よくお参りくださいました」といっている。 

 明治30年(1897)に創建、五島で最初のレンガ建築による教会堂だったというが、台風で倒壊し、昭和62年(1987)コンクリート造りの現教会になったという。ここでは教会よりルルドの方が有名なんです。とはガイドさんの弁。 

 

 

 ここが「ルルド」ルルドとは何ぞや。調べてみた。要約すると・・・ルルドとはフランス南部の寒村。三人の少女が薪を拾いに洞窟に来た時「柔らかい光に包まれ、白い服を着て青い帯をした若く美しい女性」が見えたという。この女性が微笑みを浮かべながらロザリオを持って十字を切り、彼女の言葉に従って洞窟の土を掘ると泉が湧き出し・・・云々と書いてある。 これが聖母出現となって世に広り、現在では多くの礼拝者で大賑わいだとのこと。ここのルルドは、1899年(明治32)に日本で最初に作られたルルドだといいます。

 信徒が集めて持ち寄った石で洞窟が造られた中のマリアさま。洞窟から水が流れていた。これを「聖水」といって皆で試飲となるのでした。 

 ガイドさんから聞いた。あの歌をプロテスタントは讃美歌といい、カトリックは聖歌という。ですって。もちろん知りませんでした。 

 断崖展望台からの眺め。先っぽの岩山の頭に灯台が見ゆる。「日本の灯台50選」に選ばれているという大瀬崎の灯台。今日は終日曇天、時々雨パラパラ。海の青も空の青もどこにもありません。 

 

 2㎞ 。長崎県内の国道・県道の中で一番長い直線道路だそうだ。

 夕ご飯はこんな感じ。お酒は、なんとジャガイモ焼酎ときた。銘柄は「じゃがたらお春」ですって。芋焼酎といえば「さつまいも」だと思っていたのに意外な焼酎があったものだ。味ですか。無味無臭ってな感じ。お代わりはサツマイモのほうのお酒にするのでした。 

 

 

 

 

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