ホテルの本館がこれ。この棟には宿泊施設はないのかもしれない。
本館の隣にかってサーミ人が使っていただろう様式のテントがひと張り。天峰が煙で黒ずんでいる。この中で料理を作り宴会ができるのかもしれない。その隣にサウナ。中を覗いてみたい。小さな女の子が二人バスタオルを身体に巻き付けて出てきて、ホテルに向かって駆けて行った。見ているこちらが寒くなってしまった。付き添いのお母さんは洋服姿。
ホテルから朝日に輝いているトーネ湖を望みます。今日はこの湖に向かってのハイキング。 天気予報は晴れのち雨。最高13℃ 最低は5度ということでした。
ツーリストステーションで私たちを迎えてくれたのはガイドのアマンダさん。隣の添乗員は元ラガーマン。高校時代お正月に全国大会で花園のグランドを駆け回ったという強者だ。
時には湖畔に沿って歩きます。何故木々は背丈がないんだろう。すぐそこには雪が残る通年の寒さが故か、風が強くて伸びられないのか。あるいは巨木になる樹種がここにはないのか。
間違いなくリンゴベリーだった。ひとつつまんで食してみればよかったのに。味のほどは分かりません。
秋も深まる山野にはもう花はありません。そんな中で何ともすがすがしい花に出会うのでした。キキョウの仲間か。ツリガネニンジンと教えられた。
アビスコ川が湖に穏やかな流れになって進みます。
ツーリストステーションで軽いランチ。もう歩くことはありません。電車に乗ればノルウェー。軽く一杯いただくのでした。