落日前の兆麟公園へ（2017中国no4)

 

　バスが近くを通りすぎました。今晩訪ねる氷祭り会場の入場口を通り過ぎるのでした。松江江から切り出してきた氷を積み上げてあるのがよくわかります。

　今年は「酉年」おおきなコケコッコーがいました。街中あちこちにこうした氷彫刻や氷の建造物が見られます。

 

　スターリン公園、やっぱりロシヤとのかかわりありなんだ。公園の隣が氷の松花江。今日は月曜日スケートをするお客さんはわずか。犬ぞりもお客さん待ちのようでした。川のなか氷の上にお家があるのには驚いてしまった。 

　道路にブラシかけのお掃除をしている自動車が走っていました。

   ホテル「シャングリ・ラ」香格里拉大酒店に帰ってきて一休み。「ライトアップしていない氷祭りが見たい」との私の願いをかなえていただいて、皆さんより1時間早く添乗員が案内してくれることになるのでした。出発前にしっかり準備。重ね着いっぱい。カイロペタペタ。耳が切れる、鼻が凍るといわれていた。飛行機の中でマスクは二重に。と中国のお母さんに教えてもらっていた。 

　ひとり同行者が加わって３人で市街地のど真ん中にある氷祭り会場に到着と思いきや、ここからは入れないといわれてしまった。不思議だよね。同じ会場に入るのに他の入り口から入れという。３人して分からん国だねとブツブツ。随分歩かされることとなるのでした。

　こちらが入場可の入り口だった。氷祭り会場「兆麟公園」この公園は、なんと抗日運動で活躍したという李兆麟からその名前を取ってるときいた。怨念がこもっているのかと思うとあまりいい気分はしない。ハルピンの氷祭り会場は三ヶ所、ここと太陽島公園そして氷雪大世界だ。

　この公園で行われるお祭りは展示のほとんどが氷像で、氷彫刻のコンクール会場になっているという。やはり夜にならないとお客さんは入らないらしい。静かな公園の散策になりました。

　昼と夜。たまたま同じところを写していました。