靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

まずできること、口にする言葉に気をつける

2013-05-26 06:20:36 | ファミリーディナートピック
昨夜のファミリーディナートピック。
(毎週金曜日の夜は、家族で知恵やバリューについての話をしています。我が家は今のところ特定の宗教に属すということはないのですが、宗教的テキストからも大いに学ぶことがあると思っています。)

「口にする言葉に気をつける」について。Be’halot”cha 5773 by Kalman Packouz aish.comを参考に。

世界には様々な問題があって、今日もたくさんの人々が理不尽な境遇にあり、貧困や飢餓に苦しみ。争いや紛争も絶えない。

(話しているところに絶妙のタイミングでサイレンの音が響きパトカーや消防自動車が次々と近所に。結局、何事もなかったようで、誤っての通報だったようです。)

こんな小さな自分達に何ができるんだろう、こんな北の果ての小さな町に住む私達に。そう絶望してしまうこともあるかもしれないけれど、まず一つできることが、「どう話すか、どういう言葉を使うかにより気をつけること」。

ゴシップ、中傷・悪口(slander)、分裂性(divisiveness)、怒り(anger)を、自身の用いる言葉から取り去ってみる。すると、自身も、周りの人々の関係も、劇的に変化していくことに気がつく。


気をつけたい言葉:

1.たとえ本当であっても、相手を軽蔑したり傷つける言葉(derogatory)を用いない。You are forbidden to make a derogatory comment -- the person did something wrong, has faulty character traits or lacks a virtue -- even if it's tr

2.軽蔑したり傷つけたりする言葉でなくても、相手の不利になったり、痛みや怒りを起こす言葉を用いない。Any comment, even if not derogatory, that might ultimately cause financial loss, physical pain, mental anguish or any damage is forbidden.

3.書いたり、ジェスチャーや、表情だったり、相手を軽蔑したり傷つける意味を示すことをしない。
Any method of conveying or implying derogatory infortion about others is forbidden: writing, hand motions, facial expressions.

4.冷やかしや冗談でも、軽蔑したり傷つける内容を含んだ言葉を用いない。One is not allowed to relate derogatory information even in jest.

5.軽蔑や傷つける言葉が、何のダメージを起こさないとしても用いない。Even if the derogatory statement won't cause damage or loss, it is forbidden.

6.建設的な目的のために、情報を伝えることは必要。誰かが誰かをだまそうとしている、など。When it is necessary for someone to know derogatory information for a constructive purpose, you are obligated to relate the information to him, i.e. someone is planning to cheat or harm another person.


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自身を振り返り、意図せずということもあるなあと。自分自身が「される側」なら構わないのですが、こちらが意図してないのに、どうしても「あなたは私を傷つける」、そうとられてしまうこともあり。最大限の反省をし気をつけつつも、どうしてもそうなってしまう相手とは距離を持つべきなのかな、と最近思っています。相手の幸を祈りつつ、向こうから何かを言ってくれるのならば喜んでするけれど、こちらからは目に見える働きかけをしない。まだまだ私の力不足、もっと力がつくまで。底のところでは、いつでも繋がっていると信じつつ。

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2 コメント

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Unknown (旅人パンダ)
2013-05-26 14:20:09
勉強になります!
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旅人パンダさんへ、コメントありがとうございます! (マチカ)
2013-05-26 17:54:25
私自身も心に留めていきたいです。

パンダさんの一週間が素晴らしいものとなりますように!
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