靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

悪口を言いたくなる時、思い出すこと。

2014-04-06 06:59:22 | ファミリーディナートピック
昨夜のファミリーディナートピック。(毎週金曜日の夜は、家族で知恵やバリューについての話をしています。我が家は今のところ特定の宗教に属すということはないのですが、宗教的テキストからも大いに学ぶことがあると思っています。)




他人に対してネガティブなことを言いたくなる時、

自分を観察してみる。

そこには往々にして、「自己評価の低さ」という動機がある。


自己評価を上げる方法には二つある。

1.最も簡単で即効性がある方法:他人の悪口

2.難しく大変で時間のかかる方法:自分自身の改善


相手を下げることで、自分を上げ、ハイな気持ちを味わおうとしているのか。

「有名人」をこき下ろすメディアや、ゴシップにはこういった効果も。



『タルムード』によると、人間の身体は「悪口」を防ぐのを助けるつくりになっていると。

・歯と唇は、口から発せられる言葉を律する門。

・二つの目、二つの耳、二つの鼻孔があるのに対し、口が一つだけなのは、余計な言葉を話すよりも、より見、より聞き、より新鮮な空気を吸うため。

・耳たぶは、悪口に触れた時、聞かなくても良いよう耳に蓋をするため。



「自らの低さに落ち込む? 簡単な道を行こうとするな。ハードワークで、自身を改善しなさい。」                                                         『トラ』より


*より良きものをもたらすことを目指す「建設的な批判」というのも確かにある。その批判の動機はどこにあるのか、その違いを見極めること。


例え亀の歩みに見えたとしても、こつこつと、自分のペースで歩いていこうね、そう話し合った昨夜でした。


参考資料:
"The Power of Speech" by Shraga Simmons aish.com


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (旅人パンダ)
2014-04-08 20:55:19
「自らの低さに落ち込む? 簡単な道を行こうとするな。ハードワークで、自身を改善しなさい。」 ~重要だと感じております!
返信する
旅人パンダさんへ、コメントありがとうございます! (マチカ)
2014-04-10 00:53:30
私も日々思い出していきます! ありがとうございます!
残りの週も、パンダさん、素晴らしい日々を!
返信する

コメントを投稿