靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

近況整理、ぐるぐると回ったまま夢の中へ

2013-03-03 01:46:02 | 今週の整理
1.週末は「ファー・ランデブー(fur rendezvous)」という年に一度のアンカレッジの祭りへ。77年間続く祭り。こちらにいると一瞬「古くからある祭ねえ」と感じるけれど、日本で言う祭を思うと、むちゃくちゃ新しいですね。去年はthe National Geographic Travelerに「世界一の冬の祭」と指定されたそう。犬ぞりレースや様々な仮装レースから、ネイティブ・アラスカンの民芸品市、毛皮市、氷の彫刻展、移動式遊園地も現れ、賑やかに二週間程続く。今週末も少し回ってみます。

2.水曜日は三女のクラスで劇の発表会。メインキャラクターの3人以外はほとんどが裏方。三女も舞台裏から一度皆に混じって言葉を発しただけのようでしたが(それも後から聞いて、そう?えっと、あの中に混じってた?と聞き返した程、笑)、既存の長い物語から皆で脚本をアレンジして書いたそうで、楽しんでました。
 それにしても学期ごとに少しずつクラスメートが増えてはいるのですが、入ってくるのも全て男の子。今13人男子2人女子状態です。すっかり男子の一人になっている三女(周りからもそんな扱い)。三年前の次女の始まりは男子女子全く反対だったのですが、年によってのこの違い、面白いです。
 そういえばこの前三女、「ママあ、○○君にね、このクラスで一番可愛いのは○○ちゃんだな。○○(三女)は二番目だって言われたあ!」と嬉しそうに。笑顔の三女を前に、黙ってそっと髪をなでてやった母でした。(笑)

3.その後、自宅での「雛祭りプレーデート」(時間間に合わず、先に家の中に入っていただいて)。雛飾りを前に友人が用意して下さった子供クラフト。折り紙折りながら、話に花。大学院で言語学を専攻し始めたという友人に、「バイリンガル教育」についても聞き。いくつになっても学生に戻れるこちらの環境、いいなと思います。

4.その日夕方は、長女のドキュメンタリー映画発表会、審査員から三十分程質疑応答。これにてプロジェクト終了。歴史にチームワークにi-Movie使っての編集にプレゼンテーションの仕方に、本当にたくさんのことを学びました。感謝。

5.その足で、長男のジャズバンド発表会&ケーキオークションをのぞく。ここでかなりのカルチャーショック。気がついたら9時半!水曜日は行事に走り回り日。劇やら折り紙やらドキュメンタリーやらジャズやらケーキやら、ぐるぐると回ったまま夢の中へ。

今日は三女の日本人学校面接、さてさて。長男のNPO活動に、祭に。雛飾りも来年までさよならを! 

皆様の一週間がよき日々でありますように。
冬の終わり春の訪れを祝う祭最中のアンカレッジより。
Have a wonderful week!


日常風景写真:

「ファーランデブー」!


遊園地!


霜で前見えませんが。


ひゃ~。


次はどうしようか。


ゲーム!


こんなのも。


毛皮オークション!

あれはカリブで、ムースの角に、しろにくろにちゃいろのクマ!

クマと見つめ合い。



三女クラス劇!

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2 コメント

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Unknown (テッサー)
2013-03-04 20:01:16
寒そうだけど、楽しそうだね。
昨日、ヤンゴン時代のマダム同窓会に行ってきたのね。何人かお子様たちをインターに入れてて、その時の話を伺ったら、部活動的なものの代わりに3カ月ごとにいろんな楽器やスポーツをかわるがわる体験し、それぞれについて習熟度を求められないっていう感じだったとか。もちろん運動会もないし、何かがすごくできるとかできないとか子供も気にしないし先生も気にせず、ノビノビ過ごしていたとのこと。その中でもバスケットボールの試合で海外遠征したり(インターどうしの大会みたいな)するのはあったようだけど、勝利至上主義ではなかったと。
今、日本では運動部の体罰が問題になっていて、勝利至上主義とかよくとりあげられるんだけど、それとは違うなーって思ったよ。
何がいいたかったか忘れちゃったけど、日本人学校進学の予定もあるの?

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テッサーさんへ、コメントありがとうございます! (マチカ)
2013-03-10 06:22:00
うん、寒いけど楽しいよ~。笑

マダムヤンゴンな同窓会だったんだね。確かにこちらでも、学校のアクティビティーや授業でさえも!、習熟度というのはそれほど求められないかも。特に小さな頃は、まあいずれできるようになるんじゃないというゆったりとした雰囲気。

習い事なんかもだいたいリクリエーションとコンピティティブと最初から分かれていてね、どういうふうにその活動に向きあいたかを選べるようになっている。

あとできたとしてもできなかったとしても、その子はその子、比べるのがおかしいという雰囲気は日本に比べると強くある。そういう意味では本当にのびのびと自分に必要なことを淡々とする、といった感じで過ごしやすいよ。

日本の運動部体罰、そういうことがあったんだね。「勝ち」を絶対的ゴールに据えたら、確かにどんどん上にいく子もいるだろうけれど、大多数にはかなりきついよね 。現実的には「勝てる子」なんてほんのわずかだし。それが学校の部活となれば、逃げ場もなく、きついだろうなあ。想像するだけでも息がつまります。

スポーツから学べることは、勝ち負けだけじゃない。そんなのはたくさんある中のひとつ。習慣、身体の可能性を知る喜び、チームワーク、技術の上達、仲間と過ごす時間・・・。

確かに負けることから学ぶこともあるけれど、「勝ち」はたくさんある中のゴールの一つ、家はそう進んでいきたいです。

こちらの日本人学校は「補習校」で週一だから、現地校と共に通えるのよ。今日アップした記事の一つにも書いたんだけれど、三女の行きたいという気持ちを汲んで、願書を出したんだけれど、見送りにしようと思ってます。彼女の様子や今の家の状況から、ハードルが高すぎるかなと。

いつもありがとう~!今週も良い日々を!
日本の春を想いつつ。感謝をこめて。

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