靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

長男と二人の時間

2014-03-08 23:59:48 | 子育て風景
いつもは子供達が課題に取り組んでいても、私は十時過ぎには寝る。それでも学期も終わりに近づき、山盛りの課題にここ連日家族の中でも「最後にベッドへ」の長男、この夜は何だか珍しく、傍にいて欲しそうで。

どうも、長女のピアノ練習に付き合って隣に座り、あと何日でこの曲弾けるようにしよう! などと結構盛り上がっているここ最近の様子を隣の部屋で聞きながら(ピアノは長男の部屋のすぐ横に)、そんな気持ちにもなったよう。十四歳男の子でもそういうこともあるんだなあと新鮮に思いつつ、ネットサーチを手伝ってやり。

「八年生になって手伝ってくれるのって始めてだよね」と。七年生の時は、月に一度ほどのボキャブラリーテストの前日に、問題を出してやるというのを担当していた。周りには、課題宿題など、本格的に手伝う親御さんも多いと聞く。こちらは塾というものが一般的ではないので、家で親が教える担当になっている場合もあるよう。


・システム内での熱の移動におけるエネルギー変化について説明しなさい。三つの伝熱機構について説明しなさい。

七つの主なエネルギー変化の一つThermal エネルギーの変化の説明、Conduction, Convection, Radiationの三つの伝熱機構について話し合い。

・雪だるまに一つは服を着せ、もう一つは裸で、気温が上がるとどうなるか、気温が下がるとどうなるか、この雪だるまの服を家の構造に喩えると何か?

服は熱を保つ役割を果たすから、熱を発する人が身につければ暖かいままだけれど、雪だるまなら冷たいままで解けにくいよね。でも服の色や材質や太陽の日差しの強さでまた変わってくるよね、などと話し合いながら。氷を布で包んだものと包まないものを室温に出して真夜中の実験してみたり(やっぱり包んだ方が解けない)。


こういった熱についての課題が三ページほど、上の一ページ分話し合い、あとは「家の構造で屋根裏というのは熱をどうする役割があるのかネットサーチしてみて」など頼まれたらサーチし、私自身の興味課題について読んだり調べたりもしながら、何時の間にかソファでうとうとし始めたところ(毎朝四時過ぎ起きなので、こうしたちょっとの「超過」時間結構きつい)、隣で「できた!」と。

ハグして、お休みと寝室へ。ベッドに倒れこむ。


長男との久しぶりな二人の時間、目しょぼしょぼだったけれど、「熱く」楽しい時でした。