にぎわい二つのギャラリー 伊藤和代 「創作アップリケ展」

 

皆さんこんにちは。秋もだいぶ深まり、交流館前の桜の葉っぱも紅葉がきれいです。

 

にぎわい交流館、二つのギャラリーでは、日進市岩崎町在住の伊藤和代さんによる

「創作アップリケ展」を開催しています。

今までは指導している「アップリケグループ」の皆さんと一緒に展示をされていましたが、

今回は、伊藤さんお一人の「個展」となります。

作品が大きいので、大きな車を用意してご主人と一緒に搬入。

ギャラリーいっぱいに、伊藤さんが創りためた大型作品が一同に展示されました。

 

 

玄関入ってすぐ左のギャラリーには、掛け軸に仕立てた布の”観音様の”お姿がありました。伊藤さんは和歌もたしなまれ、作品ごとに歌が添えられています。

 

       

 

「笑み浮かべ 観音様の心には 戦争の無き穏やかな日を」

  

珍しい「カラスウリの白い花」もありました。「赤い実は見たことがあるけど、花はないね~」と皆さん口を揃えます。この花は夏、夕方から一晩だけ花を咲かせ、後はかわいらしい実になっていくそでうす。

伊藤さんは、白い糸状の美しい花びらと、その出会いに感動して作品にしたそうです。

「夕つ方 まぼろしのごと咲く花に 魅せられ 夢の作品とする」


 

 

 「さやさやと 風と語らう葦の叢 傍を通れば 話しかけくる」

       「日進の 西北にす住む楽しみは 晝夜を問わぬ景色の良さよ」

         「大家族 人には遠き思い出に 蟹の一族逞しくあれ」

 

           

 

 

「機嫌良き 大黒様の背の袋 人助けする 宝をいれて」↓

「無き父の長襦袢柄面白く 鰈の表裏の作品となる」

 

「プラタナス 秋に落葉冬木立 こずえに身を下げ鈴懸(すずかけ)となる」

プラタナスの和名は”すずかけ”というそうです。

 

「清流に 育ちし鮎の燻し焼き 宝物とし 二連に仕上げ」

この作品は、鮎を丁寧に切りとったあと(右側の鮎)、残り布があまりにも綺麗に残ったため、

それを使ってもう一連(右側の鮎)作り、二連の鮎作品が出来上がったそうです。

 

 伊藤さんの素晴らしい布の絵画ともいえる芸術作品の数々と”和歌”をどうぞご覧ください。

 

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