情緒等障害の通級学級に代わり設備の充実、教員の十分な配置など課題
小中学校に通う子どもたちで普通学級に所属しながら、コミュニケーションなどが苦手な人たちは区内にある「通級学級」に時々通級して指導を受けていました。
東京都の方針で小学校は「通級」をやめて、各学校に「特別支援教室」を設置して、一定の時間、校内にある「教室」で指導を受けるようになり、小学校の特別支援教室は全校に配置されました。
子どもを保護者が通級教室に送り迎えしなくてよくなり、またその学校にいる先生に指導を受けられるなどメリットがあります。
ただ「先生が足りない」「通級の時のような設備や集団的な良さが失われた」などの声もあります。
2019年度から、中学校でも2年がかりで全校に「特別支援教室」が配置されます。
2019年度は「先行実施」校として12校に、2020年度は全校実施として23校に配置されます。
中学校では不登校生徒への対応をどうするのか、先生は足りるのか、指導を受ける教室の設備は十分かなど課題があります。
保護者向け説明会
9月15日(土)午後2時
足立区立鹿浜菜の花中学校
子どもたちの成長のためよく見ていきたいと思います。
みなさんのご意見をお寄せ下さい。