nishimino

にしみの鉄道情報局付属ブログ

津山まなびの鉄道館

2019-06-05 | 鉄道
一時期廃墟に近い状態まで荒廃していた、津山の扇形機関庫、ラウンドハウスですが、津山まなびの鉄道館として整備され、津山の観光名所になっています。
大阪の弁天町の交通科学博物館を閉めたとき、ディーゼル機関車など一部の車両は梅小路に行かず、こちらに来るなど、収蔵車両は半ば京都鉄道博物館分館という感があります。



実際に多くの車両が留置されていて有効活用されている扇形機関庫、ラウンドハウスは、ここと梅小路と会津若松の3箇所のみのようです。



この日はDE50が転車台に載せられていました。DE10を大型化したような機関車で、試作車が1両だけ製造された貴重な車両です。



この津山まなびの鉄道館には、大阪の弁天町の交通科学博物館の収蔵車両のうち、京都鉄道博物館の収蔵に漏れたDF50など数両、長らく岡山で保管されていたDE50、最後まで残ったキハ58、キハ52など、たまたまここにたどり着いたと思える車両が多数収蔵されています。
大糸線で最後まで残ったキハ52は、1両が千葉のいすみ鉄道へ譲渡され、もう1両は糸魚川駅前で保存され、ここの1両と合わせて、3両とも保存されることになりました。

余談ですけど、噂ではJR東海のリニア鉄道館ではN700系展示の関係で、一部車両が解体されるという噂があります。車両を解体するぐらいなら、佐久間レールパークをリニア鉄道館分館のような形で、残してほしかったと思えます。






2008年にここを訪れたとき、四国から借り入れたDE10 1がいましたが、現在は四国鉄道文化館に展示されています。
窓ガラスなどが割れ廃墟に近い状態でしたが、建屋はきれいに整備されました。


撮影 2019年4月28日 2008年8月15日
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