日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

秋葉原探索

2008-04-29 23:58:32 | Weblog
今日は、誕生日休暇をもらったので、地元の駅で東京都内の一日周遊券などを買って、久々の秋葉原探索に出かけました。これで2千円もしないのですから交通費としては安いものです。

と思いきや、電車に乗っていて超お腹がすいたので、品川駅の「品達」というラーメン村に行きました。
http://www.shinatatsu.com/raumen/index.html

まず手始めに、故郷旭川の「さいじょう」を食べて、やっぱり故郷旭川ラーメンはレベルが高いやと満足したのもトコの間、じゃなくてつかの間、二杯目に食べた「せたが屋」を食べて、これもただ者ではないと驚きました。

さすが環七沿いの名店の味というか、魚海系とトリガラでスープを作っていて、東京の名店「青葉」にもっと、スープのとろみと麺をもっちりさせた感じで、なかなか美味しかったです。

一日周遊券を買った強みで、今度は山手線に乗り換えて、またなぜか秋葉原をスキップして御徒町で降りました。

アメ横を歩いたのですが、これがなかなかどうして、楽しい楽しい。

アメ横は、狭い路地に小さなお店がゴチャゴチャしていて活気があります。景気の良い状態とは、マンモススーパーを乱立させることではなくて、日本全国に、こういった商店街の活気が出てきたときに、初めて景気が良くなったというのです。それにしても、フランクミューラーの偽物の時計が取り締まりも無しに千円で売られていたり、7千円の大トロが、たった千円で叩き売られていることの意味がよく分かりません。

次に、秋葉原に向かって、中央通りを数本外した狭い路地を歩いていくことにしました。

こうなると「ああれえええ~!」と驚嘆する滝口順平のナレーションで(ヤッターマンのドクロベーの声)おなじみの「ぶらり途中下車の旅」になってしまいますが。

僕が発見したのは、「燕湯」というお店。この地域に、昔からある銭湯らしく、試しに入ってみることにしました(写真1) 手ブラじゃなくて(笑)、手ぶらでも、タオルを有料で貸してくれるのですが、一回分のシャンプーと、ボディシャンプーを購入してもトータル520円と激安でした。入ってみて、浴槽内のお湯がきれいで、江戸っ子の好きな熱めのお湯で、まあ気持ちいいこと、気持ちいいこと。最近人気のスーパー銭湯はたいがい浴槽が汚れているのだと、あらためて認識することができました。

お風呂に入ってサッパリしたところで、中央通りに出ました。

中央通りは、祝日ということもあって歩行者天国になっていたのですが、いつものコスプレによる路上パフォーマンスがきれいサッパリ消えていました。

先日の裸まがいのコスプレ女性が逮捕されたというのもあるのですが、誰かがコスプレパフォーマンスをやろうとしても、すぐさま警察官がやってきて笛を鳴らして、蹴散らす様子が見受けられました。民放のテレビ局も来ていましたが、法を遵守するアキバ系の人間からは、警官と争う光景など期待できるわけもなく、ネタも得られずにとぼとぼ帰っていく様子でした。

コスプレは多少は派手とは思いますが、20年前の原宿歩行者天国のバンドブームなんて、こんなものではなかったですよ。道路交通法違反というのもあるのでしょうが、仮にも歩行者天国なんですから、若者の活力を何もかも奪ってしまうような、そんなギスギスした取り締まりをやるなよと、石原都知事に言いたいです。

それと今回気になったのは、秋葉原をプライベート案内するメイドさんとアキバ系のブ男のカップルがあちこちで見られたのですが、メイドさんがみんな、とっても美人だったことです。なんだかバブル時代に銀座のクラブの女性をアフターに誘っているオジサンたちの、ソフトドリンク版といったところですが、これはちょっと、触手が動きそうな気もしないでないです(笑) メイドといえば、老舗の@カフェは、相変わらずの人気で、店の入り口エレベータはかなり混雑していました。

最近目に付いたのは、秋葉原にできた「まんだらけ」ですが、まあこれは出来るべくして出来たというところでしょうか。昔の本を高く売るお店ですが、「BOOK-OFF」もヨドバシのそばにできましたが、こちらは安く売るお店で、どうも秋葉原には相応しくないと思われます。

あと気になったのは、最近行列の絶えないドラゴンアイスのお店。美味しそうだったので、今度来たときは食べてみようと思います。

夕食は、魚がし日本一で、立ち食い寿司を食べて帰ることにしました。これが安くて美味しいのですよ。