仕事上、人様のお家に訪問をしていて、日本はそうとう病んでいると思われます。
でも、それを直視している人は少ないと思われます。
僕も、工場に勤めていたときは、ワーキングプアだとか、生活保護者の増加だとか、独居老人だとか、ニュースで話はきいていたのですが、実際見たことがありませんでした。
それらの現実は、今の仕事になって、初めて目の当たりにすることができました。
他人様の座敷に上がれば、景観から半分は分かります。
その人の経済的状況まで知るには、社会福祉士やケアマネージャーから間接的に話を聞いて知ることができます。
日本の生活保護者は、1992年には58万5972世帯で、89万8499人に過ぎなかったのですが、今年はとうとう202万2333人となり、戦後の混乱期だった昭和27年度以来、59年ぶりに200万人を突破したということです。
ぜんぜん内戦にも外国との戦争にもなっていないのに、経済政策をどうしたらいいのか分からないというだけで、20年以上の長期不況になり、今では戦後の混乱期なみの貧窮を我が国にもたらしてしまいました。
日本にも家が朽ちているところに、子沢山で猫まで飼っているスラム街のようなところがあることも知りましたし、生活保護者の家にもしょっちゅう上がらせてもらってます。生活保護者以上に気の毒なのは、普通の会社勤めの家庭が、1割負担、たった数千円の利用料さえ支払えずに困っていることを知ったり。
昔の経済成長期を知っている保守派の人々は、日本はまだ経済大国だと主張するわけですが、そんなのは遠い昔の話です。
僕のような独身者は、周りの人に「老後が不安ね」と言われていますが、家族と生活していたとしても、若い家人は毎日の仕事に追われていて、年寄りの昼間は独居状態で面倒なんてみている余裕がありません。
離婚などの理由から独身者となった女性は、年老いた自分の親を引き取ってしまうと、男女の経済格差なんて解消していないところでパート仕事に出かけているので、経済がカツカツです。
老夫婦の家は、外回りのセールスマンを中に入れただけで、使いもしない高額な商品を買わされていたりと、気の緩められない世の中です。
玄関の段差解消や、手すりなど、住宅改修なんて、介護保険の1割負担が利くものもあるのに、それを知らされていなかったり。
介護保険は1割負担ですから、毎年上限10万円の介護用品が1万円で買えたり、20万円の住宅改修が2万円でできたりしますから、いくらamazonでシャワーチェアーが定価の3割引だとか、友達が安く手すりを取り付けてくれるといっても、介護保険にかなうものではありません。
孤独感の高い女性の老人は、友達のように話をしてくれていたケアマネージャーが変っただけで、泣いてしまう人がいます。
一般的に、日本の嫁さんも家族も、親に対して冷たく、外国人の嫁さんをもらった家庭は目上の人に尊敬と、献身的な態度をとっています。
家族というものが機能していた昔の日本は、どこに行ったのか誰か教えて欲しいものですが。
しかし、これのどこが、先進国だ(笑)
でも、それを直視している人は少ないと思われます。
僕も、工場に勤めていたときは、ワーキングプアだとか、生活保護者の増加だとか、独居老人だとか、ニュースで話はきいていたのですが、実際見たことがありませんでした。
それらの現実は、今の仕事になって、初めて目の当たりにすることができました。
他人様の座敷に上がれば、景観から半分は分かります。
その人の経済的状況まで知るには、社会福祉士やケアマネージャーから間接的に話を聞いて知ることができます。
日本の生活保護者は、1992年には58万5972世帯で、89万8499人に過ぎなかったのですが、今年はとうとう202万2333人となり、戦後の混乱期だった昭和27年度以来、59年ぶりに200万人を突破したということです。
ぜんぜん内戦にも外国との戦争にもなっていないのに、経済政策をどうしたらいいのか分からないというだけで、20年以上の長期不況になり、今では戦後の混乱期なみの貧窮を我が国にもたらしてしまいました。
日本にも家が朽ちているところに、子沢山で猫まで飼っているスラム街のようなところがあることも知りましたし、生活保護者の家にもしょっちゅう上がらせてもらってます。生活保護者以上に気の毒なのは、普通の会社勤めの家庭が、1割負担、たった数千円の利用料さえ支払えずに困っていることを知ったり。
昔の経済成長期を知っている保守派の人々は、日本はまだ経済大国だと主張するわけですが、そんなのは遠い昔の話です。
僕のような独身者は、周りの人に「老後が不安ね」と言われていますが、家族と生活していたとしても、若い家人は毎日の仕事に追われていて、年寄りの昼間は独居状態で面倒なんてみている余裕がありません。
離婚などの理由から独身者となった女性は、年老いた自分の親を引き取ってしまうと、男女の経済格差なんて解消していないところでパート仕事に出かけているので、経済がカツカツです。
老夫婦の家は、外回りのセールスマンを中に入れただけで、使いもしない高額な商品を買わされていたりと、気の緩められない世の中です。
玄関の段差解消や、手すりなど、住宅改修なんて、介護保険の1割負担が利くものもあるのに、それを知らされていなかったり。
介護保険は1割負担ですから、毎年上限10万円の介護用品が1万円で買えたり、20万円の住宅改修が2万円でできたりしますから、いくらamazonでシャワーチェアーが定価の3割引だとか、友達が安く手すりを取り付けてくれるといっても、介護保険にかなうものではありません。
孤独感の高い女性の老人は、友達のように話をしてくれていたケアマネージャーが変っただけで、泣いてしまう人がいます。
一般的に、日本の嫁さんも家族も、親に対して冷たく、外国人の嫁さんをもらった家庭は目上の人に尊敬と、献身的な態度をとっています。
家族というものが機能していた昔の日本は、どこに行ったのか誰か教えて欲しいものですが。
しかし、これのどこが、先進国だ(笑)