日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

NOパソコン芸人について

2009-03-31 10:37:46 | Weblog
先週のアメトーク(芸人・雨上がり決死隊の番組)で、NOパソコン芸人というのをやっていましたが、本当にパソコンを使えない人たちが増えているのかも知れません。

彼らが使用している携帯も、色々なデバイスが複合した立派なパソコンなのに、何故?って気がしますが(笑)

マイコンから始まった僕らの世代と違って、現在は多くの人が基本的なコンピュータの知識をスキップしているのと、単純に、パソコンの使いかってが慣れていないだけなのでしょう。

そもそもウィンドウズや、マッキントッシュのGUI(グラフィカル・ユーザーズ・インターフェイス)は、シロウトでも使えるように文字命令を、ウィンドウやアイコンなどに視覚化してマウスで扱えるようにしたものなんですわね。それすら抵抗があるとなると、携帯電話のように使用法を限定して、自由度を無くしてしまうしかないでしょう。

現在パソコンを使用している人の多くは、仕事ではメールやオフィスを使って、趣味では音楽や動画をメインに使っているものと思われます。

動画や音楽のような大量のデータが自由に扱えるには、より高速なCPUと大容量の記憶デバイスを待たなければなりませんでしたが、これが家庭用のパソコンで手軽にできるようになったのは、21世紀に入ってからではないでしょうか。

パソコンにできて、携帯にできないのは、市販DVDのバックアップなど大容量データの取り扱いですが、量販店で、100枚も200枚もナマDVDを買っている人は、レンタル店で借りたものや、ネットで落とした音楽、テレビ番組、映画、エロ動画(笑)、ゲームのROMイメージを収集するうちに止まらなくなっているのでしょう。

これらはそもそもが違法なんですが、あえてパソコンを必要としている人には、これを目的とした人も多いと思われます。

でも、昔録画したビデオがそうであったように、いつでも見られると思うと、その後は大概見ることはなくなるんですけどね(笑)

現在、携帯で使われている一番の目的は、メールや掲示板やmixiなどのソーシャルサービスが多いと思われますが、これらはパソコン通信の時代からあったテキストデータ(文字データ)のやり取りが面白いのでしょう。

僕がパソコン通信の時代のニフティサーブや、PC-VANを始めたのは1994年ですが、日本人には色々深い考えを持っている人がいるもので、テキストデータの交換だけでも、当時は相当楽しめたものです。

その頃からお付き合いさせていただいている友人が、現在のマイミクにいたりもするので、かれこれ15年の付き合いということになりますが、ネットの付き合いというのは、日常の付き合いと比較しても、けっこう長く付き合えるものと思われます。

さて、僕のパソコンライフと言えば、ゲームや動画や音楽に使えるもっと高速で大容量HDD搭載のモバイルPCが欲しかったりしますが、お金がないので、当分はウィルコムのW-ZERO3を使い倒す計画です(笑)

このW-ZERO3でも、手軽に無線LANでインターネットができますし、外付けキーボードも手軽に付けられますし、ゲームパッドを付けてゲームもできますし、音楽動画60~70本くらいは入れられます。

最新のモバイルPCを買っても、それほど大きな使用感の違いはないと思われます。OSまでインストールしたUSBメモリーしか持ち歩かない人はともかく、モバイルPCを鞄に入れて歩くのは、殆どの機種がW-ZERO3よりも重いですし、バッテリーの問題が解決したわけではありませんし、Eモバイル接続すると余計にお金がかかりますし、たいがい人に自慢したあとはすぐに飽きてしまいます(笑)

ただ欲しいものと言えば、僕はもともとテキストデータ中心だったので、今までは120Gバイトのハードディスクなんて一生使い切れないと思っていましたが、動画に手を出してしまった現在、1Tバイトの外付けHDDが欲しくなってきたところです(笑)

やっぱり、僕はNOパソコン芸人にはなれないわけで、パソコンが無いと生きていけないや。

森田健作が、知事になったことについて

2009-03-30 17:31:41 | Weblog
昨日の知事選は、国民新党推薦の吉田平さんに票を入れたのですが、タレント議員などに「クビチョウ」の座を奪われてしまい、誠に残念でした。

まったく千葉県民も、大阪府民のことを笑っていられなくなりましたよ。大阪府民の皆さん、今まで笑ってしまってごめんなさい。

それにしても、政治団体の色が出せなくなってしまえば、個人の知名度が少しでも大きい方に票が傾きますな。

東国原や、森田健作など落ちぶれたテレビタレントに当選を許してしまう。

芸能人の再就職先が、政治家だなんて、どんな国になってしまったんだか。

タレント議員を「クビチョウ」にしてしまうということは、アナウンサーの野中ともよを、三洋電機の会長にしてしまうような暴挙があちこちで行われている訳ですよ(笑)

どのような政治家がいいかといえば、上ばかり見ているアッパー系はいらないのです。

まずは有能で、社会の目線が低くて、心の温かい人間を政治家に選ぶべきなのですな。

政治はもの凄く勉強しなければなりませんし、大変ハードな職業ですが、森田健作にそれができるでしょうか。

千葉県は今後どうなるのか。まずは宝の持ち腐れといいますか、首都圏なのに、有効求人倍率が低いままの千葉県を、どうにかして欲しいものです。

朝まで生テレビ「民主党」

2009-03-28 09:33:20 | Weblog
昨夜放送の朝生を見ましたが、郷原信郎(桐蔭横浜大学法科大学院教授、元東京地検検事)の主張はかなりまともで、小沢氏の公設秘書に対する検察の立件は、最初から無理がありました。

実際は民主党が、政治資金に透明性を持たせたために記載ミスの微罪で逮捕されてしまう一方で、武部元幹事長などは、政治資金団体を50も作って、その中で資金をぐるぐる回しているので、捕まらないのですな。

そんなものを東京地検は、重大な犯罪と言っているわけですが、お前らの立たなくなったメンツなど許してやりますから、間違いを悔い改めた方が、国民はお前らを信用しますからと言いたいです(笑)

それが分からない蓮舫や、小宮山洋子などは小沢批判を続けていますし、党首をかばうという基本的なことができないどころか、蓮舫は視聴者アンケートの結果が小沢氏が党首を続投するべきという結果を見て、驚いていたくらいです。

タレント議員よりも、朝生のアンケートに投票するような政治に関心の高い国民の方が優秀ということなのですが、どこの国でも、政権が替わるときは血なまぐさい闘争があるわけで、ボーっとした民主党議員のように、支持率があれば自然に政権が転がり込んでくるというわけではないでしょう。

どのみち、今年の選挙では自民党が中途半端に過半数を取ってしまった方が、法案が何も通らなくなるので、国会が空白になってしまいます。

法案が通るには、現在の野党が過半数になるか、自民が2/3を取るしかないのですが、実際問題として再度の2/3議席というのは不可能でしょうから、スムーズな運営優先を望むなら、野党に勝ってもらうしかありません。

僕は国民新党支持者なので、民主党を応援しているわけではないですが、国民新党と社民党の協力無しには過半数は取れないので社会民主主義的な政策の干渉を期待できるものと思われます。

世界恐慌のこの大事な時期に、中途半端な自民&公明の勝利というのは、より深刻なねじれ現象と空白期間を生み出すだけで、日本の破滅になると思います。

救済できなくなった経済のフラストレーションは、他国をスケープゴートにして、問題意識を戦争に転嫁させるしかないのが、歴史的な合理性です。

まあ、北朝鮮の人工衛星を打ち落とすなんていうのは、実際問題そうなっていますわな。

あと自民党は、「民主党には、政権担当能力が無い」と刷り込んできましたが、そうならば、なぜに民主党の高速道路無料化法案のような、高速道路ETC1000円を決めたり、子供手当のような法案を考えたりするのかは、まったく理屈に合いません(笑)

ここは、我慢のしどころ

2009-03-25 21:04:02 | Weblog
見ず知らずの人にも、「節約をしましょう」と言ってしまう僕ですが、今の世の中、歴史的な大不況真っ最中です。

ここは我慢のしどころでしょう。

自分も、職場閉鎖のために来年には失業者の身の上です。
僕が昨年より、改善した家計は下記の通り。

・昨年より、車を軽自動車に変えた。
・PHSをやめ、受信専用のプリベイド携帯に変えた。
・会社に、マイ水筒を持参して、缶飲料の購入をやめた。
・会社に、弁当を持参するようになった。
・一食分の食費は、100円~200円程度にした。
・家中の照明を、すべて蛍光ランプに変えた。
・一ヶ月の基本生活費は、15万円以下に。

一見つまらない生活と思われますが、財布の中身が以前よりずいぶん減らなくなりました。テレビなどに見られる派遣切りされた人の貧しい生活を、まだ所得のある今の内に受け入れなけばならないと考えれば、これくらいは、普通の人にもできると思います。

現在ハローワークは、人で溢れていて仕事なんか簡単に見つかりはしません。それでなくても、僅かな求人は、就職の斡旋会社が先取りしていますから、ハローワークでまともな職にありつける人は、そこから残されたほんの一握りです。

さて、節約の次の段階は、

・通勤の車をやめて、バイクか自転車にする。
・インターネットのプロバイダ契約もやめる。
・食事を、一日2食以下にする。
・各種保険の見直し。
・テレビのサイズをできるだけ小さくする。
・なるべくラジオを聴く。
・外食の原則禁止。

などですが、インターネットのプロバイダ契約は北海道の実家へかけるIP電話料金を含めて3500円程度ですし、新聞の代わりにもなるので、情報ツールとしてやめない方がいいかも知れません。

テレビのサイズを小さくするというのは、押入にしまった14インチのテレビがあるので、すぐに導入できると思われます。それなら携帯のワンセグ等の方が安いと思う方もいるかも知れませんが、本体やバッテリーの減価償却や寿命を考えると、一般家庭のテレビの電気代は1台数百円程度ですし、目も悪くなりそうなので、それほどのコストパフォーマンスは得られないような気がします。

今後は、本当に自動車の所有もやめることを視野に入れなければないでしょう。

庶民の収入は、昭和50年代くらいまで所得が戻っているのですから、なるべく、その頃の日本人と同じ生活を品ければなりません。僕は受信専用と考えて月平均214円のプリベイド携帯を使用していますが、無くても全然問題はないと思います。今は普通になっていますが、家族全員に携帯電話が必要かどうかはよく考えるべきだと思います。

このような生活がつまらないのは当たり前ですが、大不況の時代に生き残れる人間は、状況の変化に応じて、自分を変えられる人間だけだと思います。

麻生総理の政府の景気対策が不十分です。景気回復は、よほど運が良くても来年中旬以降となるでしょう。

収入面では、知力と体力がある限り、バイトでも何でも仕事があるならやるべきでしょう。

時間があるなら、2つ、3つのかけもちで長時間働いて、家計の赤字だけは避けなければなりません。

短時間バイトのショットワークや、ヤフーオークションなどで不要品の売却、ホームページやブログにアクセス数が期待できるなら、アフィリエイトをやるなど、考えられる知恵の全てを使うべきです。

昔の人の格言ではないですが、

「稼ぎに追いつく、貧乏無し」

「無一文になってからの倹約は、あまりにも遅い」のですから。

テレビの、これから

2009-03-24 20:59:02 | Weblog
先週土曜日に放送された、NHK「日本の、これから テレビの、これから」について。

放送各局のプロデューサーと視聴者が一同に集まって、テレビの将来を語るという番組でしたが、色々考えさせられました。

「見たい番組がない、テレビがつまらない」、「携帯や、ゲーム、インターネットなどにシェアを奪われている」、「多チャンネル時代に対応できていない」、「ビデオ・オン・デマンドに早く対応するべきだ」など、色々な問題点が浮き彫りになっていました。

HDDプレイヤー2台を駆使し、報道番組から、バラエティー、ドラマなどを見まくっているヘヴィーウォッチャーの僕に言わせると、「あなた、そんなに見ていないでしょう」といいたいところですが(笑)

とはいっても、僕が楽しみに見ていた「ラブシャッフル」が、10%にもならない視聴率となるとまあ、世間の趣向が変わったのかとも思われます。

最近の若者は頭が悪いので、恋愛番組で、二人以上の登場人物が出てしまうと、それ以上の複雑性に付いていけないのですな。だから、「恋空」とか、「世界の中心で愛を叫ぶ」とか、彼氏と彼女の二人だけの世界のドラマしかヒットしなくなっているのでしょう。

さて、アメリカのような多チャンネル化は、テレビ事業の縮小を意味するのですが、それを容認できないところに、今のテレビ営者が硬直している一番の原因であるとも思われます。

それでなくても、この不況からスポンサーが集まらないのが本当に深刻なようで、経営不振であるAIGグループのアリコのCMやら、パチンコCMに現状で頼らざるを得ないというのは、みっともない話だと思われます。

不況といえば、最近のテレビ番組が、2~3時間のスペシャル番組ばかりをゴールデンタイムに流しまくるのは、1時間でも、2時間でも一本の番組を作る予算は同じなので、経費節減というのが一番の理由なのだそうです。再放送を出しまくるのも、不況が原因なのでしょう。

自民党と小泉政権を支持し続けて、不況を放置し続けていたのは、お前ら民放だろうが(苦笑)

また、番組ではHDDプレイヤーの所有率は60%にもなっていて、日本全体では2兆円にもなり、ビデオ・オン・デマンドで放送局が提供すれば、そのような長大な金を使わなくて済むと誰かがいっていましたが、民放連の広瀬会長のいうようにかつてのビデオ・オン・デマンドの試験放送は有料とはいえ、赤字で失敗に終わったというのも分からないでもないです。

番組を一本見るたびに、何十円、何百円かかるとかいうのでは、我々貧乏人の多くは見る気が失せますから。

しかし、ビデオ・オン・デマンドで、どのような番組を見ても最新のCMやら、地域密着のCMを付けてネットで流せば、まだまだ市場というのはあると思います。

その点について、Youtubeや、ニコニコ動画が補完的な役割をしているのですが、動画サイトは地上波のコピーばかりで、著作権については違法と分かりながらやっているようです。

番組参加者の一人が言い得て妙なことを言っていましたが、テレビ番組というのは、回転寿司と同じで、ニュースやらスポーツの生放送のように、鮮度やら賞味期限があるのも事実です。回転寿司が何周も回ってしまえば、ネタが干からびて不味くなってしまいます。

生放送は鮮度の良い取れたての魚と同じで、最近ではWBCの放映権が高額なのも、そのような理由からでしょう。

一方、回らない寿司屋で、握り寿司を食べるのはケーブルテレビやCS放送で有料で番組を見ているようなもので、これは所得にある程度の余裕がなければならないので、視聴者の絶対数は小さくなります。

反面、それら専門性の高い番組といっても、いざケーブルテレビを導入すると、ほとんど見なくなるようです。僕はケーブルテレビもWOWOWも経験んしていますが、WOWOWのようなメジャーな有料放送であっても、宝塚まで放送してしまう多様性やら、リピート放送が多く、見たくもない番組ばかり放送していて、しだいに見る気が失せてしまいます。

ディスカバリーチャンネルや、ヒストリーチャンネルも面白いのですが、専門チャンネルというのは、面白い番組を見た次の日に、友達と感動を共有したいという願望を叶えることもできません。

僕の希望を言えば、地上波キー局のように普遍性があり、大きな予算を使わないと面白い放送ができないというのは事実といえば事実なのですから、キー局は寡占企業でもいいですから、本当に視聴者の立場にたった、面白い放送する番組を作りなさいと言いたいです。

まず、政府や、スポンサーに日和見主義的になった番組はやめろといいたいです。

放送タブーに臆病になりすぎて、小泉批判はしないとか、ドラマの殺人犯はトヨタの車には乗らせちゃ駄目だとか、報道番組で通報者の顔にモザイクをかけてしまうとか、放送禁止用語に厳密すぎるとか、在日や問題に消極的であるとか、キャノンの御手洗を労働法違反の犯罪者だと叩かないとか、戦場や事件現場で血の一滴も映さなくないとか、女性のヌードが準タブー化しているとか(笑)、こんなタブーばかりでは、面白い番組ができる訳がないでしょう。

だから、ネットに人が流れているのに、なんで分からないのだろう(笑)

国民に選ばれたわけでもない経済財政諮問会議の人間などに、政商介入を許しているようでは、AIGグループの盗人役員に90%の所得税をかけた米国ほ方が、よほど民主的であると言えます。

映画「ヤッターマン」で、深田恭子演じるドロンジョに、爆発の時のおっぱいシーンを見せられないような制作意欲では、テレビの将来は本当になくなってしまうでしょう(笑)

与謝野馨は、大不況の元凶

2009-03-23 12:20:56 | Weblog
現在、日本の財布を一人で握っている人がいます。

その人物とは(貧乏神)与謝野馨のことですが、彼は財務大臣、経済財政政策担当大臣、金融担当大臣と、お金に関する重要閣僚の三つを兼任しています。

昨日、与謝野馨がサンデープロジェクトに出ていましたが、せっかく石原伸晃が20兆円の財政出動が必要だと言っているのに、彼の主張はこうです。

「景気回復の到達点を、どこに設定するのかが問題。現在マイナスになっているのをゼロにするのか、それとも次の世代のことを考えて、半分くらいに留めておくのか、議論が必要だ」「必要な公共事業というのもあまりない」

なんと(!)、彼はゼロ成長に戻すことさえ、渋っているわけです。

GDPが年率換算で60兆円も堕ちようとしている時期に、そのような考えでは緊縮財政と何ら変わりありません。

さすが、自民党きっての増税論者(貧乏神ともいいますが)ですな。

かつて与謝野馨は、亀井静香さんとは同じ志帥会でしたが、彼が袂から離れて、小泉改革以降日本を無茶苦茶にしてきた中心人物であったということがまず一点。

彼の喉頭癌は治りましたが、今現在も彼が、日本の重要閣僚を寡占していることこそが日本最大の癌なわけであります。テレビゲームの「桃太郎電鉄」のキャラクターで、キングボンビーというスーパー貧乏神がいますが、与謝野はそれ以上でしょう(苦笑)

秘書の逮捕で小沢批判をしていますが、与謝野だって、昨年公設秘書が痴漢で逮捕されているんだから偉そうに言うなって(笑)

それにしても今現在、職安は失業者であふれかえっています。中小零細企業では、物が全く売れません。お金が回らないと、人は死んでしまいます。

その一方で、政府が経団連と連携して、日本型ワークシェアリング体制を作ることに合意したなんて、給与を二割も三割も減らしてしまう貧乏政策をまた新しく決めてしまいましたよ。

これは既に派遣社員増大というワークシェアリング政策が達成されて、不景気でいらなくなったから派遣を切ってしまった現在、さらに残された正社員をワークシェアするということなのです。

今後は長時間残業や、夫婦共働きでどうにか生活できている人々すら、生活できなくなってしまうでしょう。

日本がやるべきは、ワークシェアリングではなくて、もっと高い給与と雇用増大のどちらも欠けることのないように、財政出動によって、それを達成させることでしょう。

このことを、どうしてもっとメディアは報道しないのか。

明日はそのメディアについて、一昨日(土曜日)に放送された「日本のこれから~テレビのこれから」の感想を書こうと思います。

猫が帰ってきた!

2009-03-22 20:18:58 | Weblog
昨日、猫のいっちゃんが帰ってきました。

どうやらトイレの砂を撒く作戦が成功したようです。

僕が会社から帰ってくると、玄関の前でどつくようににゃんにゃん鳴いて、お腹が空いていたのかカリカリをばくばく食べて、トイレで用を足したと思ったら、15時間の爆睡です(笑)

プチ家出に憔悴しきっていたのか、前足をケガしたようで、びっこを引いていますが、病院に連れ行ったらどうにかなるでしょう。

隙あらば、家出をして自由を手に入れたいという猫の願望は理解できなくもないですが、自由は危険で一杯です。

飼い主の僕が決めた政略結婚ですが、よその雌猫に浮気心を抱くよりも、うちのチャコと仲良くしなさい。

まあ、僕と同じオスだから、色んなお姉ちゃんが気になる気持ちは分からなくもないのですけれどもね(笑)

少々心配しましたが、子を思う親の気持ちとは、このようなものなのだろうなあ。

猫が逃げた

2009-03-20 21:55:23 | Weblog
今日、ウチのいっちゃんが逃げました。

いつもなら、猫じゃらしの鈴の音に騙されて簡単に帰ってくるのですが、どうやら学習したようです。

オス猫の行動半径は自宅より300メートルといいますが、猫がいなくなると、人間の方が精神的に不安定になります(笑)

知人の家も、猫が帰ってくるまで1週間くらいかかったそうですが、その間、嫁の落ち込み方が尋常ではなかったそうです。

まずは、トイレの砂を自宅周辺に少しずつまくという常套手段と、猫の帰省本能に期待するしかありません。

あ~、鬱だ(笑)

国民新、一部報道機関の会見出席拒否

2009-03-18 21:47:39 | Weblog
僕は、ちゃんとブログに取り上げましたが(笑)、200兆円の財政出動や、食品の消費税をゼロにするというのも含め、国民新党の経済対策を完璧にシカトした報道機関があったようです。報道機関が無視するようなら、国民の知る権利も何も無いですわね。

「支持したい政党が無い」という、分かったつもりの不勉強な日本人が多いですが、元々ケインズ主義的な思想を持ち、まともな政策が出せるのは国民新党だけです。僕は、応援しますよっ!

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090318-00000124-jij-pol
■国民新、一部報道機関の会見出席拒否=提言ボツを理由、記者側は抗議
3月18日18時30分配信 時事通信


 国民新党は18日、先に発表した経済対策の緊急提言を報じなかった一部の報道機関に、綿貫民輔代表ら幹部による定例記者会見への出席を拒否した。これに対し、野党記者クラブは同党に正式に抗議することを決めた。
 党本部での定例記者会見の直前、事務職員が緊急提言を報じた報道機関名を挙げた上で、党3役の指示として「それ以外の社は会見を遠慮していただきたい」と一方的に通告。記者側は抗議したが、同党側は提言を報じなかった新聞や民放の記者の会見場への入室を拒否した。

政権交代には、血みどろの戦いが必要だ!

2009-03-15 22:30:22 | Weblog
今日の時事放談は、亀井静香さんがこんなことを言っていました。

「私が民主党の連中に言っているのは、まぜご飯でおかゆになっている民主党が、世論調査頼みで、選挙に勝てそうだというので小沢どんぶりに固まっている。そのようなことで政権は取れない。人類の歴史を見てみろ。全部政権がからむと、血が流れている。民主主義の手続きで出される場合でも、東南アジアを含めて色んな国で大変な事態が起きかねないのが政権交代であって、今のように、政権が独りでに手に入るみたいなことを思っていると、政権は取れないと言っている。政権は戦いで取るものだ。世論調査なんていうものは、一晩で変わってしまう」

今発売中の「WILL」でも、亀井さんの発言は光っていますが、政権維持のためにはどんな卑怯な手でも使うのが自民党であって、亀井さん本人がやったように、政敵であった社会党とでも、公明党とでも手を組んでしまうわけです。

もちろん、国策捜査と思われようが何でもやってしまうのでしょうが、それでペシミスティックになっていると、政権など取れるはずもありません。

亀井さんの仰るように、首相の問責決議でも何でも、もっと早いうちにやれば良かったのです。アメリカの支配構造があるとしても、ただ金をむしり取られるのではなく、円建ての国債で欧米に金を貸して恩を売ってやれば、日本が主導権が取れる最大のチャンスであるというのも、なかなか理解できていないようです。

若い政治家ほど、全てに置いて受け身であり、亀井さんの時代の政治家のような胆力が無いと思われます。

そんな中、5年で200兆円の財政出動、時価会計・BIS規制・ペイオフの凍結という国民新党の新たな経済政策は秀逸です。
http://www.kokumin.or.jp/seisaku/pdf/keizai-20090313.pdf


―平成経済恐慌をいかに打開するか―
平成21年3月13日

国 民 新 党

1. 緊 急 提 言 の 考 え 方
現在の日本は「10年デフレ」、「10年ゼロ成長」であり、既に平成恐慌に突入している。

(1)この経済恐慌から脱却するためには、5年程度の集中財政支出により日本経済を安定成長、税収増の路線に乗せることが最も重要。政府の無策により、今年度は既に7・2兆円もの巨額の税収不足に陥っている。

(2)今回の財源措置は、まさに百年に一度の異例な緊急対応となるが、本案によるか政府の想定している消費税の増税によるかを考えた場合、消費税の増税は消費需要を著しく減退させるものであることから、本案が国民の期待に沿えるもの。

(3)国民新党は、アメリカのサブプライム・ローン市場の崩壊に端を発した株価暴落等の経済危機に際して、昨年の1月に「暮らしを守る緊急20兆円経済対策」を発表し政府に対してその政策の実現を求めたところ。
この提言を受け入れていれば、今日の恐慌は、かくも深刻なものとはならなかった筈。
このため、年40兆円、5年継続の大型補正予算を提言したところ。


2.財 源 措 置 (200兆円(40兆円×5年))

(1)国民備蓄の活用
無利子国債により調達 50兆円(10兆円×5年)以上
(国債購入額に応じて相続税額を軽減)
(政策投資銀行が、無利子国債購入を条件に、所有不動産を担保に融資する仕組を新設)

(2)特別会計備蓄の活用
特別会計積立金の一般会計繰り入れ 50兆円(10兆円×5年)以上
(5年間の限時法で対応)

(3)新規建設国債の発行・・・・・・・金額については(1)・(2)の補充(新規建設国債発行と同時に、同額の政府短期国債を、日銀が市場から買い取る。この措置により、政府債務は増加しないこととなる。)
(これにより、1999年9月までの、日銀資金で外貨準備金を保有する仕組みに戻し、国民の預貯金が日本経済に投資される本来の姿とする。)


3.景 気 対 策 項 目

(1)デフレの原因の凍結

ア.基礎的財政収支の均衡目標
イ.金融庁の三点セット(BIS規制・時価会計・ペイオフ)


(2)毎年40兆円の財政支出を5年間継続(単位 兆円)
ア.減税(真水11・1)
(ア)消費税(食料品等)2・6 (イ)定率減税復活 3・3
(ウ)住宅ローン 2・5 (エ)中小企業投資減税 1・7
(オ)研究開発・IT投資減税 1・0
(カ)その他リニア投資減税、加速減価償却の検討


(3)財政支出(真水33・2)

ア.未来を見据えた公共投資 (13・7)
(ア)空港港湾の直轄整備 3・0
(イ)学校・病院の耐震化 1・0
(ウ)電線の地中化 1・5
(エ)過疎地における光ファイバーの敷設 2・5
(オ)交通渋滞対策 3・0
(カ)里山環境防災安心対策 0・7
(キ)河川海浜防災 2・0

イ.生活セーフテーネット (10・3)
(ア)雇用対策 2・0
(イ)医療再生政策 2・3
(ウ)介護サービス人材確保(30%引き上げ) 2・2
(エ)在宅介護対策(現金支給) 1・0
(オ)授業料減免・奨学金の拡充 1・5
(カ)保育料の無料化 0・5
(キ)後期高齢者医療制度の廃止 0・3
(ク)障害者自立支援法の費用負担の軽減 0・5

ウ.エネルギー・環境・地方再生・食料 (10・2)
(ア)脱化石燃料開発投資(沖縄水素モデル他) 1・0
(イ)太陽光等 2・0
(ウ)地方交付税 2・0
(エ)いきいき地方復活交付金 3・7
(オ)食料自給率向上 1・5