日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

中川(女)が、復活の会に(-o-;

2008-04-25 11:37:29 | Weblog
神州の泉より
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2008/04/post_7d85.html

 昨日(4月21日)、『お金がなければ刷りなさい』(小野盛司、中村慶一郎著)の出版記念会が開かれ、多くの方が参加されたこと、心から感謝しております。数多くの国会議員の方も来られました。私が記憶している限りで、来場された順番で国会議員の方の名前を書かせていただくと(敬称略)、綿貫民輔、滝実、中川秀直、亀井郁夫、篠原孝、姫井由美子、自見庄三郎、亀岡偉民、秋元司、野田聖子という錚々たる顔ぶれであった。島村宜伸氏も参加を予定されていましたが、直前テレビ出演の依頼があり出席できなくなったとのことだった。

 何よりも嬉しかったのは、参加して下さった先生方が、よく経済を理解しておられ、日本経済の問題点とその処方箋に関して正しい認識を持っておられたことだった。この日の講演で中川氏は、日本経済復活の会が昨年朝日新聞に出した意見広告や、『日本はここまで貧乏になった』小野盛司著、ナビ出版(2007)の内容を何度も引用されていた。単なる引用でなく、その中に書かれていた数字まで使って論理を組み立てておられたのには、驚かされたし、感激した。彼の考えは我々と全く同じだとも言っておられた。

 今は日本経済の暗黒時代だが、このように経済をよく理解している政治家達が中心となって、必ず日本経済を復活させる日がやってくると私は信じている。この日の中川氏の講演にもあったのだが、Voice 5月号に中川秀直氏と与謝野馨氏との「論争」が掲載されている。中川氏が減税派、与謝野氏が増税派として対比させた形で掲載してある。もちろん、私は中川氏を応援したい。


(引用終わり)

optimistic monsterさんも、副幹事長をされている日本経済復活の会ですが、中川(女)が来るようになったとは、大いに時代の変節を感じてしまいます。

だって、中村慶一郎氏をテレビから降板させたのは、コイズミ内閣にいたこいつも一味なわけで(笑)

まあ、中川氏が政策通で、安倍内閣のときに経済成長路線を考えた本を出版したくらいなので、彼が経済に強いのは知っていることは知っていました。

しかし彼が復活の会に精通していたのは、小野さんの本は牧野さんが買い取って全国会議員に配っていたくらいですし、シミュレーションのコピーも配布していましたし、西村真悟氏や小泉俊明氏によって、国会でも何度も取り上げられていましたし、たぶん前から復活の会に目を付けてはいたのでしょう。

考えてみると、小泉内閣というのは自民党の慣習であった各派閥推薦の年功序列の内閣を止めて、日本新党や保守党出身者など、出戻りの人間ばかりを集めて、言うことをきかせやすくしていたわけです。

まあ中川(女)も新自由クラブ出身ですが、持ち前の世渡りの上手さで歴代内閣を渡り歩いてきたのと同様に、小泉内閣に参加させてもらっていたのでしょう。

今は、中川秀直もそうですが、小池百合子や山本一太、世耕弘成など、小泉応援団だった人間は冷遇されていますから、小池百合子などは民主党の日本新党出身者らに、政界再編成を呼びかけたりしているのでしょう。

中川(女)と、与謝野肇が政策論争をしたとのはとても面白いですが、こと経済に関しては、日本不況最大の癌細胞である与謝野肇に目を付けるところは、Voiceもなかなかのものでしょう。

島村宜伸氏が復活の会の方に参加できずに、テレビの方に出演していたということは、そろそろ選挙が近いので顔を出しておく方を優先しているのでしょう。

テレビによく出ているといえば、浅野史郎氏もそろそろ国政に参加したいのでしょう。

姫井由美子は、経済のことなど何も分からずに参加しているのでしょう。

次の復活の会に、紺谷典子さんを呼ぶとのことですが、国民新党の政策草案のときに、我々の政策を纏めてくれた紺谷さんを呼ぶとは、小野さんもとても目の付け所が良いでしょう。

まあ結局、緊縮財政大好きな清和会をぶっつぶさないことには、日本の将来は無いでしょう。

以上、ジョリーの政界天気予報でした(笑)