日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

北大博士「12月から1月、M9クラスの巨大地震が再び東日本を襲う!

2011-11-29 04:33:26 | Weblog
http://www.news-postseven.com/archives/20111116_70694.html
近いうちにM9クラスの巨大地震が再び東日本を襲う――考えたくもない恐ろしい事態だが、そんな警告を発している地震研究者がいる。北海道大学地震火山研究観測センターの森谷武男博士で、「震央は宮城県南部沖から茨城県沖の日本海溝南部付近。発生時期は今年12月から来年1月にかけて」というのだ。これが本当なら、再び巨大津波が発生、復興に向かう被災地にさらなる被害をもたらすのは確実だ。日本経済に与える影響も計り知れない。

北大の研究室で森谷氏に話を聞いた。
「私が研究しているのは、地震が発生する前に起きるFM電波の伝播異常です。FM電波はAMや短波と違い、遠くへは届きません。しかし地震の前になると、ふだんなら届かない地点にまで届くようになるのです。これを“地震エコー”と呼んでいますが、この観測から再び大地震が発生する可能性が高くなっていると判断したのです」

(引用終わり)

けっこう外れているので、色々と信憑性の問われている地震予測ですが。

スマトラ島沖の最大余震が本震の3ヵ月後で、ニュージーランドが5ヵ月後でした。

東北の最大余震はまだ来ていないでしょう。


ノアの箱舟の話しを思い出してしまいますが、本当に来るかどうかもわからない大災害に備えるノアを馬鹿にする大衆はみんな死んでしまいました。

震災は忘れた頃にやってくるのですから、足りないものの補充や、またぼちぼち食料の備蓄でもしていきますか。

人と知り合うこと。新しい介護サービスの話し。

2011-11-24 04:46:08 | Weblog
異動になって4ヶ月、介護職の人々や、利用者さん、利用者さん家族、医療関係者、福祉用具相談員講座の先生や生徒、空手の練習生など300人くらいの人と知り合いました。

正直オーバーフロー状態で、そんなにいっぺんに人の顔と名前など覚えられません(笑)

それでなくても、今までの会社の人や、飲み屋の友達、学生時代の友人、マイミクさん、復活の会で知り合った方々、数百人のブログの読者など、たくさんいすぎてコミュニケーション取りすぎなのですが。

もともとオタクなんで、ゲームとテレビがあれば、家に引っ込んでいくらでも楽しめるタイプではあるので、これができなくなっているのが一番つらい。

話しは変わって、自分の老後は、ネットカフェみたいなデイサービスがあればいいなあ。

今の介護は、体操やお遊戯みたいなことばかりさせられて、コミュニケーションが嫌いだったりオタク系の人にはつまんないと思うわけです。

自分の老後は、リハビリパンツはきながら、個室でインターネットや漫画読んで、食事介助してもらって、お風呂は美人のケアワーカーさんに体洗ってもらって…がいいなあ。

80歳になって、ドラゴンボールやワンピースやはじめの一歩を完読したり、RPG漬けってのもいいじゃない?

エロが好きなジジイの究極は、テリー伊藤が言っていたように、風俗と介護の合体なんですけどね。

同姓介助に限っては、職員も全裸になって入浴介助する特養もあるのですから、もう少しモラルを緩くして自由度を上げていけば、世の中楽しくなると思う。

たつものたたなくても、本番なしの風俗の方が現状でキャパが広いですから問題なし。

さて、それは横に置いておいて(笑)、異性介助は駄目だって言う人もいるけど、北欧では当たり前だし、明らかに若い職員に恋をしている爺さん婆さんいますからねえ。しかも、見た目のいい職員ばかり好きになるみたいで、ハゲでデブは眼中にない感じ。

みっともないっていうけど、伴侶と死に別れた人もいるわけですし、年取って、人を好きになってもいいと思う。

あと、介護施設に限っては、ギャンブル解禁の法律作るのもいいと思う。

金を賭けて麻雀、将棋をやるのは、一番のボケ防止になるし。

人生最後のギャンブルで、資産が逆転とかね。

車好きだった年寄りには、グランツーリスモで運転シミュレートさせると喜ぶと思う。

デイサービスが嫌いなおじいさんは多いですが、これなら毎日予約が殺到するでしょう。

会社の飲み会で演歌が消えてしまったように、そろそろベンチャーズ世代がお年寄りになるわけです。

介護の世界も、それに応じて変えていかないとマジで潰れてしまうよ。

な~んて、うはは、いろいろ妄想してみました。

病院へ行ってきた。

2011-11-19 20:55:43 | Weblog
集団検診で高血圧と出たので、病院へ行ってきました。

今週のはじめに、会社の看護士から行って来いと言われ、さすがに、、
病院嫌いの自分でも、血圧の上が170超えてしまえば、ちょっと心配になったのです。

今日行った総合病院は、以前、労災の時に行ったきりで。
内科のお医者さんにかかるのは、もう何年前だか覚えていません。

今日は土曜日ということもあったのですが、病院が開く朝9時に行くと、すでに駐車場はいっぱい。

受付が終わると、さらに
3時間半待たされました。

大きい病院って、どこもそうなん?

その間、前の会社の人に会ったので、色々話をすることはできたのですが彼も転職後に頑張ってるみたい。

ところが、30分遅く来た彼の方が、先に診察に呼ばれてしまいました。

頭に来て受付に文句を言うと、暇な先生とか、人気のある先生とか、先生が選べて待ち時間が違うのだとか。

苛立ちもあり、頭に来たからずらかろうと思っていた矢先に、ようやく呼び出しがかかりました。

あれだけ待たされて、その人気のある先生の診察はたったの3分。

尿検査と血液検査とレントゲン検査をやらされて、今からだと時間がかかるので(と医師は言いやがった)心電図の検査は3週間後、低圧剤をその間処方。

採血室では、20分間寝かされてからということでしたが、その間、職員はぺちゃくちゃぺちゃくちゃ雑談ばかり。

栄養指導も受けてくれといわれましたが、こちらがお前らにサービス指導したくなったわ(笑)!

その後、会計がキャッシュディスペンサーみたいな清算機でやらされるようになったことに驚いたり、3割負担の会計って、やたら高いと腹が立ったり。

皆さん、それでまだ終わらないんですよ。

薬局行くんですよ、調剤薬局へ。

しかも、また1時間くらい待たされそうな雰囲気だったので、「ちょっと買い物あるから後から取りに来ます」というと(本当は飯食ってくるつもり)、薬局の女性は不機嫌そうに、「今日は二時までですから、その時間までに戻ってきてください」と、命令口調。

これ以上、態度の悪い人間に「はい」などと優等生みたいな返事をしてしまうと、今日は自分が本当に嫌になってしまいそうなので、そのまま背を向けて、飯の場所を探しに放浪しました。

薬局のタイムリミットまで1時間もないので(出来上がったら携帯に電話するとかしろや)、親子連れの多いレストランなんて入れそうにないし、ラーメンは塩分控えろと言われたばっかりだし…。

結局、セブンイレブンに立ち寄って、新発売のシュガーマーガリントーストと、ざるそばと、100円のコーヒーサーバー(こんなのいつの間にできたん?)を買って、車の中で、ようやくリラックスできました。

ざるそば400キロカロリーで、シュガーマーガリントースト300キロカロリーだとBMIから割り出された数値は一日1900キロカロリーなので、一食分だとオーバーしてしまうのですが、こんな少食は寂しい限り。

あ、皆さん、セブンイレブンのコーヒーサーバーは、安くて美味しいですよ。

車の中で色々考えました。

44歳にもなれば、何かしらの成人病が出てくるのは当たり前ですし、今までほぼ健康だったのが幸せだったのですけど。

こんなつらくて長い時間待たされると、病院にいって具合が悪くなる利用者さんの気持ちが分かりますよ。床ずれなんて、たいがい入院して出来てしまうのですから。下の世話が面倒くさいからといって尿道カテーテル入れるは、今時身体拘束するは、病院のケアがどれだけなっていないかですよ。

とかなんとか思いながら、薬局へ戻って、ぶんどるように薬を買って帰ってきました。

これでも世界ではましなほうで、TPPでアメリカと医療条件がフラットになってくると、貧乏人は一日待たされるのだよなあ。盲腸手術が100万円以上になって、人工透析が1000万円になって、ゼネリック薬品が値上げさせられて、中流家庭の人が病気になっただけで経済破綻させられる事情がそこにある。


あー、医者なんて本当に大嫌いなのですが、これからしばらく付き合いが続きそうです。

みんなサービス業になれというが

2011-11-15 06:00:23 | Weblog
今の職場に異動して、月40時間ほどのサービス残業をするようになりましたが。

日曜日は丸一日相談員の講習にもう一ヶ月ほど出なくてはならないし、時間がないなあ。

サービス残業って、残業をサービスするという意味ではなくてサービス業特有の習慣のような気がします。

職場の空気に逆らって早く帰る人がいたら、「お疲れ様」という一個さえ躊躇いを感じてしまう。

工場はやっただけもらえたものなあ。

日本はこんなに、ずるしないと欧米の一人当たりのGDPに追いつかないわけで。

今考えると、工場はサービス業よりもずっと自動化も早かったし、効率性高かったなあ。

従業員の生活を犠牲にして、丁寧に丁寧に手をかけていく非効率がいまだに良かれとされている日本のサービス業。

海外のサービス業は、その点先を行っている。

外資保険の通信販売しかり、アマゾンの在庫と配送の自動化しかり、書籍や音楽データの版権の流通経路の簡略化、販売店の寡占化しかり。

サービス業の自動化が進みすぎて、働く場所がなくなってしまったから、あのアメリカが古い産業であるはずの工業製品の輸出を倍に増やすと言っているのでしょう。

買い物の時に気分よくありたいとか、日本のサービス業が優秀だというのは分かるけど、たいがいの人は消費者である一方で働いている人間でもあるので、労働という非常に長い拘束時間において顧客の奴隷になるのは、どうなんだろうと思うのだよな。

鬱になったり、頭が禿げたり。サービス業の人は多い。

それは幸せではないだろう。

TPP問題だって今の日本は70~80%の仕事がサービス業なのですから、本当はそこを狙われているわけでしょう。

僕も第一次産業、第二次産業、第三次産業と渡り歩いてきましたが、海外労働力の自由化なんて、就労ビザの緩和と資格制度の解体を行うだけですから簡単でしょう。

サービス業までみんな外国に取られてしまったら雇用はどうするんだって。

保守派と思われた人まで、こぞってTPPのごり押し。

もう知らん。

TPP反対 田中康夫 衆議院11/11

2011-11-12 03:31:28 | Weblog
TPP反対 田中康夫 衆議院11/11


田中康夫「遺伝子組換えのモンサント社と昨年長期協力関係を結んだ住友化学の米倉経団連会長と野田総理が手をとりあって進めようとするTPPに多くの国民は疑問や不安を抱いている」

法人税実効税率16%しか払っていない住友化学のY倉BKD(売国奴)のために、どうして、国民の多くを犠牲にしなければならないのか。

野田総理は平成の井伊直弼といわれていますが、本当にそっくりです

以下、野田総理のTPP認識について。

1.原則10年間で関税を全廃することを知らず、保護できる関税があると思っていた。
2.TPP(条約)が国内法に優越することを知らなかった。
3.参加表面しても交渉への参加は早くても半年後であり、
 条件交渉が出来ないことを知らなかった。
4.ISD条項(投資家保護条項)の内容自体知らなかった。
5.TPPよりASEAN+6が国益であることを隠蔽してた。
6.TPP加入でGDPが10年間で2.7兆円増という政府の試算は、
「農水業関連の現在の関税や規制を守ったまま」という意味不明な
条件での試算だったことが判明。

放射能と、食生活の講演。

2011-11-09 22:07:05 | Weblog
今日は、会社に福島県の著名な元教育委員の女性が来て、放射能と食生活の講演をしてくれました。

福島では、テレビに毎日字幕スーパーみたいに食品の放射線値が放送されていることを始めて知りましたが、関西の人間が関東の人間が感じているリアリティーが分からないように、関東の人間も福島の人たちの感性が分かっているとはいえないということが、自分の見落としているとことだったと少々反省しました。

まあしかし、今日の講演を聞いて、あまりにもの情報のギャップに会社の人たちは驚いていたようでした。(大半の人は、風評被害に惑わされないようにという話を聞かされると勘違いしていたので)

肉は水に浸して3%の塩漬けにして食べれば、放射線値が下がるとか、野菜はゴシゴシたわしで洗って食べるとか、牛乳や、静岡のお茶は飲んではいけないとか、放射線に注意深い人なら当たり前の話しなのですが、今日は初めて聞く人は多かったようです。

あとは、50歳以上の大人は先がないので汚染野菜をたくさんたべてもらって、子供たちを守れとか、そういった内容でした。

その他の内容については、僕の日記を読んでくれていた人なら、たいがいカバーしていた内容だったと思われます。

ただし一点、僕が付け加えるとするならば、子供たちを守るのは当たり前の話だとしても、僕たち40代、または50代の大人だって、余命があと10年~20年くらいに縮められたとするならば、それはやはり、大いに気にするべきことだと思うわけです。

大人だって、平均寿命まで生きる権利はあるはずだ(笑)

まあ、実際問題は、今の報道のままだとチェルノブイリで起きたことが4年後から順に再現されてしまうのですが、旧ソビエトで数百万人の健康被害が出たという惨状が、比べ物にならないくらい緻密な人口密度の日本で、繰り返されてしまうわけです。

今ならまだリスクを減らせるので、親愛なる僕の日記の読者の方々には、食べ物には本当に注意してほしいと思うわけです。

以前に引用した広瀬隆さんの著書に書かれていた文章を、再度掲載します。

広瀬隆著/福島原発メルトダウン

 『チェルノブイリ原発事故の一割なら、何が起こるでしょうか。みなさんは、ソ連が崩壊して生まれたロシア、ウクライナ、ベラルーシ三国の被害者数が、どれほどの数かご存知でしょうか。事故から十八年後の二○○四年にウクライナ保健省が、チェルノブイリ事故による被曝者を三二○万人とする調査資料をまとめ、児童四五万人を含む二三○万人が政府機関の保護観察下に置かれていると発表しました。翌二○○五年には、ロシアの保険社会発展相が、チェルノブイリで健康を害した被曝者が、ロシアで一四五万人に上り、事故後に生まれて健康を害した一八歳以下の人も二二万六○○○人いたことを明らかにしました。被曝者全体の中で身体障害者の認定を受けた人は四万六○○○人に達しました。事故から二○年後の二○○六年三月時点では、ロシア、ウクライナ、ベラルーシ三国の健康被害者は合計七○○万人を数えたのです。二○○九年四月二六日には、ウクライナ全国で犠牲者の追悼式典がおこなわれ、ウクライナだけで公式に事故の被害を受けたとされた人が二三○万人に上り、事故当時に子供や、若者だった四四○○人もの人が、放射性ヨウ素の被曝による甲状腺癌の手術を受けているのです。ロシア、ウクライナ、ベラルーシと比較にならないほど人口密度の高い日本で、これから何が起こるか、分かっているのでしょうか。(P- 18~19)』

前の会社の上司から電話が来る。

2011-11-05 02:12:16 | Weblog
昨日は、前の会社の上司から電話が来ました。

ほぼ全員がリストラされたので、上司も苦労したそうですが、途中で一回転職してどうにかやっているそうです。

ほかの人も、こんな仕事やってられないと、せっかく就職できても辞めた人が星の数ほど。みんなが仕事に落ち着くまでには、もう数年かかりそうだという話です。

上司は、「年だから若い人に付いていけるわけないじゃん」と、ひらめきを感じさせてくれるアドバイスをくれました。

自分も、ものすごくつらい異動なのですが、苦労しているのは自分だけじゃないのですよね。

優しい人格の上司に電話をしてもらって、ほっとしました。

今の自分の仕事が、どうしてつらいかと言えば、スーパーマンにならなくてはならないからです。

顧客は弱者が大半。死にそうな老人、街角の汚いバラックに住んでいる人や、公営住宅に住んでいる生活保護者。

そういう人たちを助ける力を身につけなければならない。

役所に行く力もない人たちには、代行して購入費の一時扶助などの申請代行ができなければならない。代行なのに、社会援護課の役人たちの冷たい視線(笑)

同じ職場の先輩は、困っている人たちから連絡があれば、すぐさまかけつけて町中のあちこちを修繕していくスーパーマンのような仕事をしています。

いってみれば、小泉政権など新自由主義者たちが叩き壊してきた日本人社会の補強が私たちの仕事。

年寄りの痛みを共有できる優しさや善性と、職人のような福祉用具設置技術、デパートのような多様なの商品の知識、ジャパネットタカタの社長のような情熱的なプレゼン、国の保険を扱う面倒くさい事務処理、年寄りの長話を何時間でも笑顔で聞き続ける傾聴力、正確な敬語と礼儀、支持待ちではなく自分からメーカーや役所に取りに行く仕事の姿勢、気の遠くなるような仕事をこなしていくスケジュール管理。

そんな仕事に異動して早3ヶ月、この程度では覚えが遅いと言われてしまう(笑)

確かに年齢の壁というのはあります。

が、再就職先ではそのようなハンディキャップは与えてくれないのですよね。

サラリーマンのような感性でこの仕事をやられてしまうと顧客に迷惑だからやめてくれというのが、同じ職場の人たちの考えで、これが意識的になかなか乗り越えられない。

「顧客の言うことは絶対である」という非常に厳しい感性を教えられましたが、僕の日記の読者でサービス業の皆さんは、本当にこんな感性で仕事をしているのでしょうか(笑)

円高やTPP参加で、これから農業や製造業が完全破壊されるので、サービス業・特に専門職しか生き残る道はないのですが、20年以上工場で働いていた人間に、明日からセールスマンになれというのが今の時代で、困ったものです。

製造業は給料が安いと思っていたら、サービス業はもっと安いし。

自分は柔軟に適応できる方だと思っていたのですが、正直しんどい。

持続可能な社会といいますが、こんな世の中の持続なんてまっぴらごめんですし、逃避して自殺する人はずるいとまで思ってしまいます。

ギリシャ人なんて、公務員は実質一日に4時間くらいしか働いていない怠け者ばかりですが、金持ちたちから税金を取れと泣き寝入りをしないことも言っているくらいで、日本人も、あれくらずうずうしくてもいいと思います。

あーあ、明日から一ヵ月半は、日曜をつぶして福祉用具の講座も受けなければならないのですが。

あーあ、しっかし、あーあ、やだやだ。