「景気を戻すために、公共事業は減らしません」
と、今週の太田総理の番組で、坂東英二が政策提言していましたが、番組の最後で悲しくも否決されてしまいました(笑) 視聴者の反応も過半数が反対で、民主党も国民も大馬鹿ですな。むしろ、公共事業は増やさなければならないのに。
こんな失敗をしてしまうからこそ、ケインズは公共投資の総額の方を重要視したのですな。内容の方は、「できれば良い公共投資を」というだけですから、事業仕分けなんていうのは後回しにしなければならないわけです。
後半にコメントしていた元横浜市長の中田宏なんて、経済オンチここ極まれりといったところです。彼が横浜の借金を減らしたといっても、どうにか経済がもってしまう大都市横浜の視点でしか、ものを考えられないのでしょう。
公共事業悪玉論は、「90年代に百何十兆円使っても景気が良くならなくなった」という、トンデモ説から来るものなのですが、実際には、予算を大幅に増やした短期間はしっかり景気回復していました。毎回、一年程度の早期な景気回復判断で、予算を緊縮させてしまうために、自律成長までテイクオフさせられなかったというだけです。コンピュータシミュレーションでは、最低5年かかると出ているのですから。
日本は、最近の株価を見れば鮮明になりましたが、日本の90年代を見習った世界各国の方が、株価を元に戻してしまいましたね。日本は、完全に出遅れてしまいました。
それどころか、この戦後最大の大不況に民主党は公共事業削減をするというのですから、破壊経済もいいところです。
僕も民主党に投票してしまった責任ある一人ですが、悪いこと言いませんから、金融と一緒に、財務も亀井静香さんに権限を移譲しなさいって。財金分離なんて両方あわせて英語ではファイナンスなわけで、分離して考えちゃいけないものなのですから。
子供手当てですぐに雇用は生まれませんが、公共事業は即座に雇用をつくることができるのです。
だからこそ、波及効果が通常の先進国では1.5倍と見られているのでしょう。子供手当ては、貯金に回る可能性の方が高いので、1を切るでしょう。しかも、1千万円以上の家庭にも出してしまえば、再分配の考えはゼロに等しいので、これは景気対策とはいいません。ただの悪性バラマキです。
「無駄であっても(公共事業を)やる」と言った、ゆで卵大好きな、坂東英二の方がよっぽどまともですよ!
ゆで卵大好きな僕も、これから、茹で時間5分30秒(Mサイズ)の半熟ゆで卵でも作ろうっと!
上手な、ゆで卵レシピ↓
http://cookpad.com/recipe/312516