日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

液晶テレビを注文した。

2010-07-27 09:49:35 | Weblog
パチンコも負け始めてきたので、プラスを残したところで物欲を満たす何かを買うことに。

で、液晶テレビが前から欲しかったので、42型のLEDレグザ(Z1)を買うことにしました。
http://www.toshiba.co.jp/regza/lineup/z1/index_j.htm

といっても、薄型テレビは種類が多いですし、どの機種を買えばいいか全然検討が付かなかったので、ずいぶん迷いました。で、何かとトレンド情報に詳しい北海道の友達に相談すると、僕の狙い目の機種を彼も推薦してくれたので、背中を押された感じで注文に踏み切りました。

決め手は、リビング用に画面が大きいこと、消費電力、外付けハードディスクレコーディング、デジタルチューナーが3つ、2画面同表示可能、2番組同時録画可能というあたり。

まあ画質や音質は、14インチのブラウン管からなので、何を買ってもグレードはアップするのでしょうがw

この機種は、6月上旬の発売の人気機種で、サッカーワールドカップの直後で在庫がだぶついたのか、2ヶ月で10万円以上価格が落ちていました。

エコポイントも年末までですが、早くしないと申請に間に合わなくなりますし、買うならかけこみ需要で値段の急騰しない9月前くらいまででしょうね。

しかし、これくらいのエコポイントで景気刺激になるのに、どうして景気が本格的に回復しないうちに打ち切るのか、意味が判りません。

ムダを削減して、マイナス成長って、どういうこと?

2010-07-21 21:58:21 | Weblog
「三橋貴明の経済記事にはもうだまされない!」より、

http://www.gci-klug.jp/mitsuhashi/2010/07/13/009969.php

 件の菅直人総理大臣は、昨年の11月に民主党が「ムダの削減」に邁進していた頃、ある官僚に、
「こういう無駄を削ると、GDPが減りますよ」
 と言われた際に、
「ムダを削減して、マイナス成長って、どういうこと?」
 と問い返した人物である。どうも「企業が無駄なコストを削ると、利益が増える」という事実を、国家経済にも自然に当てはめているらしい。

(引用終わり)

皆さん、アホが総理大臣になっているようです(笑)

「GDP=民間最終消費支出+民間投資支出+政府支出+貿易収支」でしょうに。

上の式をみれば、無駄といわれている政府支出を減らすとGDPがマイナス成長するというのは、小学生でも分かることではないですか。

しかし、無駄の削減でプラス成長になると考えている国民も多いわけですから、世の中キチガイだらけというか、先が思いやられます。

実際、昨年の事業仕分けのマイナス2兆円の経費削減に平行して、国民新党が7.2兆円の追加支出を飲み込ませたおかげで、今の経済がどうにかもっているわけです。

あーそれなのに、先の参議院選では、国民新党の当選者をゼロにして、蓮舫をトップ当選させてしまう日本人というのは、本当にどうにかしていると思います。

まあしかし、菅総理のオウンゴールで、松下政経塾生が支配しようとする独裁体制にブレーキをかけることができたようですが、今回ばかりは、ねじれ国会のおかげで最悪の経済危機を回避させられそうな気がします。

最悪の危機とは、今の内閣が橋本内閣の時の増税逆噴射に慢心することを、辛うじて防いだということに他なりません。

もっとも、僕の理想は国民新党がキャスティングボートを取れるように、躍進することだったのですが、しばらくは夢も希望もないです。

みんなの党に期待をかけている人もいるようですが、新自由主義者の江田憲司が幹事長をしているようじゃ、先が思いやられます。

今後の景気については、最悪の事態は免れたとはいえ、経済コラムマガジンが書いているように、向こう3年間はパッとしない景気が続くということです。

米国も、日本のバブル崩壊後の失敗と同じように、バランスシート不況が始まったばかりですから、輸出産業も駄目になるでしょう。

政府紙幣発行で経済成長している中国だけが頼りですが、日本の伝統ある企業は、更に中国に買収されてしまうでしょう。

どうして、昨年春にマスメディアで取り上げた政府紙幣発行の議論を、途中で止めてしまったのか、まったく意味が判りません。

当方、株は損切りして売却しました。

なぜだかパチンコはそれ以上に勝っているので、どうにか目標の大型液晶テレビを買うことができそうです。

色々調べていますが、種類が一杯あるので、何を買おうか悩みますね。

エコポイントも12月までだそうですが、景気回復してないのに、どうしてやめるんかなあ。

投票に行ってきた。

2010-07-11 10:32:33 | Weblog
選挙区は国民新党候補者がいないので共産党に、比例区は国民新党に投票。

死に票になるかも知れませんが、たかが一票、されど一票です。

明日以降、どうなるかなあ。日本は。

日照不足なので、1993年の平成米騒動が9月以降にあるかも知れませんし。

世界経済は、日本のバブル崩壊後と同様に景気対策に失敗して、株価大暴落になるかも知れませんし。

小麦価格もガソリン代も高い状態ですが、コストプッシュインフレの部分は、日本人には悪性インフレでしかありません。

悪性インフレと、悪性デフレの混合社会。

電力料金、ガス料金、水道料金は、各公共事業所社員の待遇を安定させるために、料金引き下げに応じません。

消費税など上げなくても、国民健康保険料などは平成29年までに毎年年収の0.354パーセントずつの上昇、最終的に18.30パーセントまで爆上げされることが自公政権の時に決められています。

これが、時限爆弾と同じでものすごいデフレ圧力になっているわけですが、年金引当金が200兆円近くも積み立てられているのに、なぜこれを責めないのか。

今年失業して思ったのは、失業すると、お金がいっぱいかかるということです。

社会保険料も、介護保険料も、住民税も一杯かかってくるのに、僕の失業保険受給額は13万円程度で上限額でも17万円とは安すぎますね。このわずかな手取りから、いろいろと国への支払いをしなければなりません。

有効求人倍率が0.5倍しかないのに、受給日数の上限も20年以上働いた僕と同じくらいの年齢の人で270日しかもらえないというのは、期間が短すぎます。

前の会社でも、未だに就職できていないのは、心身に何かしら障害を持っている人間で、弱い人間がどんどん排除されている。

雇用保険をかけている期間の短い人で3ヶ月しかもらえないというのも、ハードルが高すぎです。

雇用対策をするというなら、就職活動というもっとも体力も、金もかかるこの期間に補助金を充填しないと。

失業しただけで、自殺の危険性に晒されたり、住宅ローンを払えずに家を失ってしまうこの国のおかしなところを政権与党は、おかしいと思える感性がないといけません。

ともかく現金を持っている人間しか生き残れないので、皆さんもお金を大切にしましょう。

亀井静香ほど、経済の分かる政治家はいない!

2010-07-08 21:31:28 | Weblog
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100708-00000568-san-bus_all
企業倒産が5年ぶり減少 10年上期、返済猶予法が奏功

7月8日13時42分配信 産経新聞  東京商工リサーチが8日発表した2010年上期(1~6月)の企業倒産件数(負債1千万円以上)は、前年同期比16・9%減の6790件で、上期としては5年ぶりに減少した。負債総額も9・5%減の4兆2381億円だった。  “モラトリアム”法による返済猶予など政府の資金繰り支援策が奏功し件数は大幅に減少した。また、負債総額でも、事業会社として戦後最大となった日本航空の破綻があったものの、負債100億円以上の大型倒産件数が前年同期比65・7%の24件と大幅に減ったことが貢献した。  上場企業の倒産も前年同期の18件から4件に大きく減少した。  一方で、原因別では、販売不振などによる「不況型倒産」の件数の割合が82・9%と過去最高を記録。デフレなどで中小企業を中心に厳しい経営環境が続いていることが浮き彫りになった。業種別では、建設業が1748件でトップ、次いでサービス業が1437件、製造業が1079件だった。  都道府県別では、宮城や愛知など5県で増加する一方、北海道や静岡、広島など42都道府県で減少した。  同時に発表した6月の倒産件数は19・2%減の1148件で、11カ月連続で前年同月を下回った。負債総額は40・5%減の2838億4600万円だった。  東京商工リサーチでは「返済猶予などで倒産は抑制されているが、政策効果が薄れる夏場以降、増加に転じる恐れもある」と指摘している。


(引用終わり)

あれだけマスコミや金融業界の反対を押し切って、通した法案の意味がようやく分かったということでしょう。

このような金融政策は、万人の反対を押し切ってでも信念をやりとおす、亀井静香さんならではのものですが、金融大臣就任後の僅かな期間に、これをやりとげたわけです。

同じく、財政政策で国債を7.2兆円も上積みさせた、国民新党がキャスティングボートを握っていなければ、民主党政権はこれまで持たなかったでしょう。

元々国民人気の低い国民新党が、政治に影響を及ぼせる時間は短いものと、亀井さん自身も分かっていたと思われますが、急ぎ足で非常に素晴らしいことをやってのけました。

参議院選挙の後の日本は、神のみぞ知るといったところですが、5年で200兆円の財政出動だけは、どうにか通して欲しいものです。

人を愛するということ

2010-07-06 11:41:29 | Weblog
プロテスタント系の施設で働き始めたので、最近よく「隣人愛」について考えるのですが、自分の家族でも親戚でもない、ましてや、友達や恋人でもないまったくの他人を愛せよと、イエス・キリストは言っているわけです。

実際の隣人なんていうのはあまりにも具体的です。

外見で容姿がいい人は少数派ですし、文句もいうし、人の陰口もいう。

隣人とは、たいがい人間の嫌なところをたくさん持っている相手ですから、愛することが大変困難な相手に、挑んで行かなければならないという本来の意味なのでしょう。

しかし、相手にとってみれば、自分もその嫌な隣人の一人なわけなのですが、不思議なことに、そんな自分を自分で愛せる人は多いようにみえます。

自分の欠点なら何度も許せるどころか、自分が他人に愛されることには貪欲であったりします。

今の日本は、隣人愛どころか、結婚して温かみあふれる家庭を持ったり、自分の親すら家庭で面倒を見られない惨状なわけです。

自分の親をみれば分かるとおり、大して美男美女でもない人間が、相手のどこがいいのか分からないままくっついて、自分が存在しているというわけなのですが、「敵を7たびの70倍許せよ」という聖書の言葉どおり、何かしら隣人愛のようなものの葛藤を乗り越えてきたのが、長年続いている家庭のような気もします。

人など愛さない方がよほど気楽ですし、実際に愛さない選択をして生活している独身者は年々増えているのですが、何かしら満たされず、魂に空洞ができたゾンビが増えているだけのような気がします。

人を愛する能力があるのに、それを使わないのが今の日本人なのではないでしょうか。

それとも、本当は愛されているのに受け入れる能力が足りないのではないでしょうか。

生産能力があるのに、愛を受容(需要?)する能力が無い。

つまり、今の日本は愛情のデフレギャップがたくさんあるのです(笑)

ならば、愛情の価値が暴落しない程度のインフレターゲットを決めて、どんどん受容していけばいいだけです。

お金と愛は、とっても似ていると思うのですが、いつまで使わないと誇りがかぶってしまいます。

いつの日か、愛情あふれる素敵な国にしようではありませんか。

以上、今日は自分のことを棚に上げて書きましたw