日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

集団自殺とは(笑)

2009-06-29 22:44:20 | Weblog
まあ、麻生下ろしが目的の総裁選の前倒しなどしようとするなら、「解散するぞ!」という清和会への一種の脅しでしょうな。

それとも、麻生氏が清和会に支配された日本を自民党ごとぶっ潰すつもりなら、僕も麻生支持に回るでしょう。集団自殺の8月2日解散大賛成です。

自民党は建設会社からも、日本医師会からも、郵便局関係の組織からも、労働組合からも、そっぽを向かれているので、支持基盤と言えば、一生自民党にしか投票しないと決めた爺さん婆さんか、選挙区で平均3万票を持つ創価学会ということになります。

困ったことに、この創価学会が一番手強い。マスコミは民主党の大勝を予想していますが、嘘つけって。

創価学会の各選挙区3万票のハンデを乗り越えて、自公の現在の300議席から過半数の241以下に減らすことを考えているのでしょうが、議席を取るのは至難の業です。だって、民主党は115議席しかないんですから、そんな簡単に倍になるかって(笑)

選挙の時は、「今回は厳しい選挙だ」と言い続けている政党の方が、たいがい有利になります。前回の郵政解散の時がそうでした。自民が厳しいと言えば、野党の支持者が安心して、選挙活動に消極的になるからです。

しかも、今回は格差社会で痛めつけられた低所得者層の左傾化が進んでいますから、社民・共産党の躍進が予想されます。これはもう野党の票を割ってくれるという意味で、現在の小選挙区制では圧倒的に自民に有利になります。

共産は、見込みのない選挙区からの立候補をやめなさいって。色々批判していても、自民党の絶大な協力者になっているではないですか(笑)

何度も言いますが、政権などそんな簡単に転がり込んでくることはありません。小選挙区制と言っても、イギリスのような二大政党と違って、オセロのコマが綺麗にひっくり返るということはないのですから。

民主党の議員は、もっと緊張感を持って選挙に臨むべきですし、選挙民も浮動票の人はよ~く考えて投票しましょう。そして投票率を上げるべく投票所へ行くことが大切でしょう。

最も良い形で政権交代を望むなら、選挙区では民主党、比例区では国民新党というのがベストだと思いますね。

悩みを止める方法

2009-06-28 19:49:47 | Weblog
“心の風邪”では片付けられないうつ病をどう乗り越えるか
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=880778&media_id=34
(mixi会員はアクセス可能)

D・カーネギーが著書『道は開ける』原題 : How to Stop Worrying and Start Livingで予言していた通り、欝病が蔓延するような現代は、社会的な悩みというものが本格的になってきたものと思われます。

僕の会社でも、会社都合の早期退職の時期を待てずに欝病で辞めた30代の男性がいます。仕事に対する会社のプレッシャーも強くなってきた期間が長かったので、心の病と闘っていた彼は、割り増し退職金が出るまでのほんの少しの期間、休業届けを出せばいいという判断すらできなくなっていたのでしょう。

先日まで、NHKが『ツレがうつになりまして』という藤原紀香主演のドラマを放送終了したばかりですが、外資系の職場など特に人員を減らして過重労働させる現代の職場は、人間の精神にとってかなり危険にな状態になっています。

昨年は、西村真悟さんのご長男が欝病で飛び降り自殺されました。厳格な父親を持つプレッシャーもあったのでしょうが、欝病患者の自殺確率は、通常の10倍にもなるので扱いの丁重さも学習しなくてはなりません。

僕は、『道は開ける』を読むと、鬱についても色々分かってくることもあると思うのですが、

1、悩んでいる事柄を詳しく書き記す。
2、それについて自分に出来ることを書き記す。
3、どうするかを決断する。
4、その決断をただちに実行する。

この要点だけでも、色々分かってくるものと思われます。

以前、NHKで欝病についてスペシャルで放送していたイギリスの薬に頼らない精神療法は、カウンセリングから解決方法を導いていくものだそうですが、このカーネギーの手法に限りなく近いものと思われます。

まず、それが本当に悩むべき事なのかどうかを判断すること。そして、その解決策は何なのか。僕の実感では、これらの手法により10ある悩み事は1にまで減らすことが可能と思われます。

決して簡単なことであるとは言いませんが、自分の思考癖に向き合うことが必要で、要は、抱えている荷物を一つ一つ正確に把握していくことで、悩んでいる自分に押しつぶされないことが大切です。

これは、酒や娯楽、癒しグッズなどから得られる一時的な平穏感とはまったく違い、悩み事を起こしやすい思考癖にメスを入れるという、持続的な心の平穏を得るための手段であると思われます。

僕は『道は開ける』は、もう手あかが付くくらい熟読しましたが、これをヒントに僕には悩み事というものが、あまりないです。

脳科学的に言えば、「悩み事」がスイッチになって、大脳の感情野に不快感を及ぼす脳内ホルモンの変調を起こすことを避ければいいだけなのです。脳内ホルモンの分泌をコントロールできるようになると、快感系の人工ホルモンで薬漬けになる必要も低減できるようになるものと思われます。

その代わりに快感物質を出し過ぎて「躁」状態が多いので、静かにしていたい人たちに、迷惑をかけることもあるのですけれどもね(笑)

地震や、貧困など、あらゆる災害に耐え抜くことができたはずの人間が、「悩み」というちっぽけな心の中の虫に、命すら奪われてしまうのですから、現在健康と思われる人であっても「悩み事」を放置しない方が、賢明であると思われます。


(以下、『道は開ける』より抜粋)

・私たちはまれに襲ってくる人生の嵐や、雪崩や、雷鳴にはなんとか生き延びて行くが、ただ悩みという小さな虫、指でひねりつぶせるほどの小さな虫によって、心を食い破られていないだろうか。

・記録を調べてみよう。ししてこう自問するのだ。不安の種となっている事柄が実際おこる確立はいったいいくらくらいだろうか。

・私たちは長い人生を歩むあいだに、どうにもならない不愉快な立場に立たされることが多い。それはどうしょうもない。選択は私たちの自由である。そういう立場を天命として受け入れ、それに自分を順応させることができるか、あるいは、一生を台無しにしてまでも反抗し、神経衰弱になるかのどちらかである。

・ここに私の尊敬する哲学者ウイリアム・ジェームスの名言がある。「ものごとをあるがままの姿で受け入れよ。起こったことを受け入れることが不幸な結果を克服する第一歩である」

・盲目であることは悲惨ではない。盲目状態に耐えられないことが悲惨なのだ。(ジョン・ミルトン)

・実のところ私は、価値に対する正しい判断力こそ真の心の平和をもたらす鍵であると信じている。そして私たちがいわば個人の金本位制、人生という尺度で測る際に絶対的な価値基準なるものを確立しさえすれば、私たちの悩みを半減させることができると信じている。

・悩みに対して「ストップ・ロス・オーダー」という歯止めを用いよう。一つの問題に対してどの程度まで気にかけるかを決めて、その限度を超えたら忘れてしまうこと。

・3分の1の会社重役は、45歳にも達しないうちに、心臓病、消化器系潰瘍、高血圧によって自分の肉体を破壊している。何と高価な出世の代償ではないか。しかも今なお代償を払い続けている。会社で昇進しても、胃潰瘍や心臓病にかかって、はたして成功者と言えるだろうか。全世界を手中に収めたとしても、健康をなくしては元も子もないのではないか。全世界を自分のものにしても、眠るにはベッド一つで十分だし、食事は1日3回でよいのだ。

・医師の犯している最大の過失は、心を治療しようとせずに、肉体を治療しようとしていることだ。しかし、心と肉体はひとつのものであり、別々に治療できるはずがない。

・真の心の平和は、最悪の事柄をそのまま受け入れることによって得られる。

すき家で、朝食しながら考えた

2009-06-28 10:09:15 | Weblog
今日はすき家で、みそ汁鮭牛皿定食(ご飯大盛り無料サービス)を食べて、530円(500円優待券1枚+現金30円だけ)を支払い、かなり満足。外食をしながら食費を浮かせられるので本当に助かります。

すき家の親会社であるゼンショーは5万円程度の株券で、優待券と配当金を併せて6500円の利回りになるので、これは実に年13%となっており、長期ホールドしておいて損は無いと思います。

銀行預金の金利が高くなったといっても、住友SBIの1年定期が0.9%なので、その14倍ものパフォーマンスがあるのですから、100年に一度の大不況には力強い味方ですね。

景気回復の為には日銀は本当はゼロ金利にしなければならないのですが、金利を上げることは与謝野馨を元とする権力者達の夢なのですね。

デフレを解消させない限りインフレには決してならないのですが、万が一ハイパーインフレーションの大不況になって紙幣が紙くずになっても、俗に言われている金(きん)資産よりも、株の方が資産価値を維持できるのだそうです。

まず潰れないと思われる東京電力の配当は、1.5~2.0%もあるので不安感のある人でもこれならオッケーでしょう。このように100年に一度の大不況でも配当を出すわけですから、株を買わない庶民の家計がおかしくなるのは当たり前です。

しかし、権利日について知らなかったので、マクドナルドの株は売ることにしました。なんか安いと思った(笑) でも、これはラッキーだったというか、権利確定日の次の日に300株で3万円も下がってしまう株だったので、高いバリューセットの優待券を手にしなくて正解でした。

株式優待狙いなら、もっとも安い時期に買って長期保有することですね。株をやるなら、株主優待と配当狙いを半分、短期投資の種銭半分ってところでしょうか。

まあ、宵越の金を持たない生活を送っていた僕が、こういう考えが出来るようになったのも、日本経済復活の会や亀井勝手連で出会った仲間と経済のことをずっと追ってきたからで、費やした時間もお金も、結局は学びとなって自分に返ってきているものと思います。

家計を守るためには、何が何でも働き続けることと、節約、貯金ですね。あとはチャートをよく見ること(爆)

経済のことがよく分かっているエコノミストは、マクロ経済では大盤振る舞いしろと言っていますが、自分のミクロな家計ではたいがい節約家というかケチです。

できれば、ふらふらさんのように投資だけで生活したいです(笑)

欲しい物も旅行も、運用益が浮いたそのあとに実現するのが基本なのでしょうね。

大村秀章は、気持ち悪い

2009-06-27 17:16:01 | Weblog
昨夜の朝まで生テレビを、録画撮りしておいたものを見ましたが、ようやく田原も悪事の限りを反省して、貧困問題に取り組みだしたかと思いきや、番組は、金持ちサイドのエクスキューズばかりになっていました。

森永卓郎さんや、民主党の山井和則さんが話そうとすると、馬鹿にしてこき下ろしてしまおうという場面が何度もあったのですが、これじゃあ、まだまだ日本は再生できませんわね。

日本の貧困率はまだメキシコほどではないと、田原がまた言っていましたが、年収100万円代の人の生活レベルは、年金や健康保険も払えずに、安アパートに住み、ごはんに醤油をかけて食べるような生活をしていますから、メキシコの貧困層と同じ程度であると言っていいと思います。

国家の一番の仕事は税の再分配なのですが、日本の税制が逆累進性になってたなんて、こんなアホらしい話もありませんわね。

片山さつきも、セイフティーネットの整備を強調していましたが、セイフティーネットなんて気にしなくてもいいレベルの雇用の安定が、第一でしょうに。

相変わらず日本の内需が弱いのは、競争力がないせいだと言っていましたが、馬鹿も休み休み言えといいたくなりました。

低所得のアジア諸国に負けまいと、人件費を下げて、まともに競争しようとするから、日本人の可処分所得が減って購買力が落ちるのに(つまり内需が弱くなったのに)

20年前までの日本のように、仕事も大したできない人間にも、年功序列で賃金を十分に上げていったから、日本の競争力は世界で一番高かったわけです。同一価値労働同一賃金では無いところに、日本の強さがあったなんて、不思議っちゃー不思議なんですけどね。

それにしても昨夜の朝生は、勝間和代なんて何の役にも立ってなかったなあ。アッパー系の経済評論家じゃあ貧困問題には話題が合わないのになんで呼んだのやら。

小泉改革の功労者であった、大村秀章と松原聡は見ていて本当に気持ち悪くなりました。

100年に一度の不況を、甘くみるな

2009-06-25 09:39:59 | Weblog
「不要な品を買ひ入れる人は、遠からず必要な品を売り払ふに至るべし」

居間の壁に、金言集を額に入れて飾ってあるのですが、昔の人が考えた言葉はほんとうに身に沁みて感じられます。

今時ブラウン管テレビなの?とか、ブロードバンドなの?とか、笑われるくらいが丁度良いです。それどころか会社では、携帯電話を持っていない人や、インターネットをやっていない人すらいるのですが、本当は彼らの方が賢いのかも知れません。

たぶん僕も、他者からはケチだと思われているでしょうが(笑)、長年務めてきた人とは第一にお給料が違うので、支出にも違いが出ていない方がおかしいのです。

30万円給料をもらっていても貯金がゼロの人もいますし、バイトで10万円しか給料がなくても貯金できている人もいます。

政府はそこの複雑性を読めずに、ヘリコプターマネーの効果がないことで混乱してしまうのですが。

まあ、おおよそ人並以上に知性もバイタリティもある人の方がお金がなかったりするものですが、愚かなのは家計という数字の労力に向き合わずに、収入以上に、お金を使ってしまう人なのです。元闇金業者で作家の新堂冬樹がい言うように、レシートをまるめてポケットにがさつに入れてしまうような人は、サラ金業者や闇金業者の絶好の餌食です。

最後には、犯罪や自殺への道へ真っしぐらなのですが、彼らは自分の行動の意味が分かっていません。

最近株をやっていて100年に一度の大不況というのは、そうなのだろうと感じてしまいますが、100年に一度の大不況を甘く見ている人が多いと思います。

ユダヤ人がお金にシビアなのは、何千年も自分たちの国を持てなかったがゆえに国が何かをやってくれる期待をキッパリ諦めているからなのですが、浪費する日本人の多くは、心の奥で政府自民党を信じているのです。

スロットに夢中で、貯金もせずにクラウンのローンを払い続けている職場の派遣くん。少しは、自分の分を知れって。

TBSの終焉

2009-06-24 09:06:39 | Weblog
TBS、とある日の視聴率。

5/20水
*6.6% 07:00-08:30 TBS みのもんたの朝ズバ!2部
*3.6% 11:00-11:55 TBS ひるおび!・午前
*3.4% 12:00-14:55 TBS ひるおび!・午後
*2.5% 15:00-15:54 TBS 華麗なる一族
*2.3% 16:00-16:53 TBS 華麗なる一族
*1.9% 16:00-17:50 TBS サカスさん
*3.3% 17:50-18:45 TBS 総力報道!THE NEWS
*4.1% 18:45-19:50 TBS 総力報道!THE NEWS
*4.8% 19:55-20:54 TBS 水曜ノンフィクション・関口宏モトをたどれば
*6.7% 21:00-21:54 TBS 水曜劇場・夫婦道
*5.7% 22:00-22:54 TBS クメピポ!絶対あいたい1001人
*4.3% 23:00-23:30 TBS NEWS23
*3.6% 23:30-23:55 TBS Goroプレゼンツ マイ・フェア・レディ
*3.6% 23:59-24:29 TBS あらびき団
*2.5% 24:29-24:59 TBS 漂流ネットカフェ

これは、だめでしょ(笑)

4月からの大型番組改編で予算を30億円も増やし、報道番組を強化したり、人気のあるフレンドパークまで放送日をずらしてしまったのですから、だいたい好調なものを変えると状況が悪化してしまうという定石の通りでしょう。鬱陶しいルーキーズのメンバーなんて、どれだけ観たい人がいるのだか。


報道番組を強化するにしても、「たかじんのそこまで言って委員会」やサッカーワールドカップの高視聴率を見れば分かるように、ナショナリズムがくすぐられる右よりの番組の方が国民にはしっくりくるわけです。あのテレビ朝日でさえ田母神さんをTVタックルに出すことから比較すると、TBSは大凡右よりの意見を排除した左巻きのチャンネルになっており、報道の自由を無視した偏向報道をしてきたことが、視聴率低迷の理由なのではないかと思えてなりません。

試しに、櫻井よしこ、田母神俊雄、小林よしのりをゲストに迎えて放送してみなさいって(笑)

というのは冗談で、政治家では保守派やや左寄りの亀井静香さん、鈴木宗男さん、タレントでは松山千春さん、北海道で人気の日高ごろうさんなどは、絶対テレビ栄えしますから。

経済評論家では、リチャード・クーさんや、植草一秀さんを使ってみなさいって。植草先生は民主党の勉強会で鮮やかな経済理論を展開して、議員から大拍手をもらったくらいに有能だから排除されたわけで。ヤクザすら社会の役割があった昔の日本と違って、西洋のように人を点と捕らえてしまうと、一度染みついた点とされた人間の可能性は全く排除されてしまう世の中になっているわけです。

本来は人間の(良い)「面」だけで付き合っていけばいいんですけどね。だからこそ、こんなに人間関係が脆弱な国や社会になってしまったワケで。西部邁先生を使ったらいいと思うんですけど、最近出ていないのは、またフジテレビのスタッフと喧嘩したのだろうなあ(笑)

人を面でとらえるといえば、視聴者も未だに、傷害犯罪歴のあるビートたけしや、東国原知事、覚醒剤で捕まった美川憲一、研なおこなど、無意識のうちに面だけで付き合っている人物もいるのですから、できないことはないです。

小泉内閣の時は、大臣を選任する時の身体検査を飯島秘書官が徹底的にやったのが、長期政権の要因だったのですが、身辺がクリーンな政治かばかりを選んだら無能な人間ばかりになってしまいました。これでは、年次改革要望書を丸飲みさせられるなど、タフな外交が必要とされる国際外交の圧力に、やられてしまうのは仕方ないでしょう。

まあ、TBSが視聴率を本気で取る気なら、アニメ「けいおん」をゴールデンタイムでまずは再放送して、その後続編を出しなさい(笑)

ミュージックステーションでけいおんのCDが2位、3位と出たときは、司会のたもりが不自然にノーコメントだったくらいの人気ですから、高視聴率間違いなしです。

あとは、「ざっくりマンデー」を強化して、小倉優子の株式情報番組を日経ビジネスサテライトのライバル番組として育て上げましょう。

もしくは、水戸黄門の再放送が一番視聴率が高かった日があったことを考えると、水戸黄門の予算を増やして、「24(トゥエンティフォー)」並の大型ドラマに浮上させましょう。

海外番組のようにシナリオライターを5人くらいにして、水戸黄門役は橋爪功、すけさんかくさんを、松田翔太、三浦春馬にして、湯けむりスナイパーのように広末涼子や蛯原友里の入浴シーンを(できれば胸までおkで)週替わりで出しちゃえば、これはもうスーパー番組に仕上がります。

もしくはプロレスの復活ですね。

見せ方によっちゃ一番、視聴率を取れる可能性があるのに、プロレスは90年代から排除されていきましたが、たまに夜中に見るととても面白いです。

まずは、プロレスに一番人気があった力道山時代のようにナショナリズムをプロレスに融合させることです。国家の威信をかけて中国、台湾、韓国、イギリス、アメリカ、メキシコの選手との団体試合や、各国代表としての個人戦頂上対決を見せることにより、「Pro.Wress 1!」とかいう番組を作れば、けっこう見る人が出てくると思われます。

まあ、TBSの社員の平均年齢が49歳で、東大卒が首脳陣の多勢を占めるというだけで視聴率が取れそうもないということは、わかるんですけどね(笑)

関口宏を即座に降ろして、森三中の激安バラエティーなんてやってるんですから、近いうちに潰れる可能性大でしょう。

気になったニュース

2009-06-23 23:01:25 | Weblog
最近、一番気になったニュースについて↓

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090623-00000510-san-int
2邦人が“ニセ米国債”13兆円持ち込み その狙いは…飛び交う憶測
6月23日0時57分配信 産経新聞

 50代と60代の日本人2人が、イタリアからスイスに額面総額1345億ドル(約13兆円)のニセの“米国債”を持ち込もうとして伊財務警察に事情聴取された。債券は精巧に造られていたが、額面などから実際には存在しないものであることが分かったため、2人は逮捕を免れ、姿をくらました。当初は秘密資金をスイスに隠そうとした北朝鮮工作員との説も浮上するなど、憶測が憶測を呼んでいる。(スイス・チューリヒ 木村正人)

 ■国境の町

 現地からの報道によると今月1日、イタリア北西部からスイスに入ったキアッソ駅で、日本旅券を持った身なりのよい男2人が「申告品なし」と言って税関を通り抜けようとした。4月には、日本人から依頼を受けたイタリア人の男が額面総額約2兆円のニセ日本国債をスイスに持ち出そうとした事件があったため、伊財務警察は2人の所持品を検査した。

 かばんからは額面5億ドルの“米国債”249枚と、故ケネディ米大統領時代に発行された額面10億ドルの“ケネディ債”10枚が出てきた。米財務当局に問い合わせたところ、ニセの証券とわかった。2人は携帯電話を4台ずつ、警察の制帽のように見える帽子も2つ所持していた。

 イタリアでは、債券が本物の場合、無申告で国外に持ち出すと巨額の罰金刑が科せられるが、偽造品の場合は使用したりしなければ罪に問えないため、2人は無罪放免された。2人は国際金融都市チューリヒに向かう途中だった。

 ■狙いは秘密口座か

 1345億ドルの“米国債”が本物なら、この2人が中国、日本、ロシアに次ぐ米国債保有者になる。最初は2人が日本人かどうかも確認がとれず、米経済通信社ブルームバーグは「金正日総書記の資金をスイスに隠そうとした北朝鮮工作員か。日本政府が秘密裏にドル資産を売却しているのか」と書き立てた。

 イタリアでは先月、シチリア島を拠点にするマフィアが総額10億ドルの偽造ベネズエラ国債を担保に英国や米国の大手銀行から巨額融資を受けようとして、約20人が逮捕されている。2人はマフィアとかかわりを持つ日本の犯罪組織のメンバー、との推測も成り立つ。

 イタリアの犯罪組織に詳しい英ニューキャッスル大のダニエル講師は「シチリア・マフィアは島内に紙幣や債券の偽造工場を持っている。麻薬密売や売春などの不正資金を洗浄する際に、国債などを介するのは常套(じようとう)手段だ」と語る。ニセの米国債は不正資金をだまし取るための見せ金だった疑いもあるという。ただ、電子化が進む米国債や日本国債の債券はほとんど存在しないため、ニセ物は金融機関で見破られる。

 金融危機を機に「スイスの銀行秘密口座は脱税の温床になっている」と欧米主要国の追及を受け、巨額資金が一気に流出し始めている。地元捜査筋は、2人が米国債の事情に疎い富裕層を狙い、“米国債”と引き換えに富裕層の秘密口座資金を得ようとしていたのではないかとみている。

(引用終わり)


いかにも邦人を装った北挑戦の犯行であったと、読めなくもないですが。

一方、日本人に巨額の国債を保有している人間がいるという噂は聞いたことがありますが、ここではノーコメント。

まず、偽造国債など、最も見抜かれやすい銀行に持って行こうとする人間なんて皆無と思われます。

守秘義務の高いスイス銀行で換金するとは言え、国家予算並みの現金と交換しなければならないのですから、銀行も慎重になるのでしょう。普通に考えれば偽造国債など持って行けないと思われます。

しかしこれが本物であった場合、世界中の米国債が、換金不可能な紙くずになっているという証なのかも知れませんが。

それが原因で、ドルやダウが不思議な下がり方をしているのか?(笑)

でも、偽物であった場合は詐欺未遂なわけですから、どうして無罪釈放されたのでしょう?

憶測が憶測を産みます。

「断る力」を読んで

2009-06-22 10:31:09 | Weblog
ベストセラーの勝間和代さんの「断る力」を読んで、僕のような自己啓発本愛好家はだいたい理解することができたのですが、アマゾンの批評は信じられない☆の幅で賛否両論に分かれています。

まあよく言われているように、誰もが勝間和代のような成功者にはなれないのですが、この混沌とした時代を生き抜くヒントはいくらか見えてくると思います。

まず、この本の中で「誘いの9割は断る」という彼女の主張が、斬新に見えるからベストセラーとして受け入れられているのですが、たいがい人が断ると「怖い」と感じる理由は、

・断ると嫌われるのではないか
・過去に断られて嫌な思いがある
・上司や同僚に嫌われてリストラされるのではないか
・離婚や、失恋するのではないか

といった理由が挙げられると思います。

まあ働いている人なら、中小企業が儲けのない仕事を断れば、仕事を干されてしまうではないかと、すぐに突っ込みを入れたくなるでしょうが、儲けのない仕事を引き受けている会社は、たいがい潰れています。

一方、「たかだか下請けメーカーのくせに、なんで断るんだ」と感じたメーカーは、他のメーカーに出来ない仕事をしている場合が多いので、値下げ圧力に動じずに、この厳しい時代でも生き残っているように思えます。

人の付き合いもそうで、誘いを断らない友人は軽く見られる傾向がありますし、付き合っている異性のワガママを聞いていれば、結局は別れてしまうことが多いでしょう。

勝間さんの言うように、誘いの9割を断った時のディメリットは、思ったほど無いものと思われます。

寧ろ、時間やお金の浪費にならないメリットの方が大きいでしょう。

勝間和代が嫌いな人でも、幼稚園サッカーの項は読んでおいて損はないと思います。

幼稚園児のサッカーのように、みんなが戦略無しに、ゴールまで突き進んでしまう稚拙さは、郵政解散の時に自民党を大勝させてしまった日本人についついオーバーラップしてしまいます。ああいう時こそ、小泉改革に流されない「断る力」が必要でした。

まあ彼女の本は、アメリカナイズしたギスギスした感じに見られるかも知れませんが、人間が生きるか死ぬかという選択まで迫られているこういう時代は、こういった自己啓発系のアドバイスは使えると思います。

元々自己啓発本の良いところは、より良い人生を得るための金言が書かれているわけで、失敗の原因になりやすい人間の欲望や、感情や、空気に流されやすい心持ちを、しっかりした理性のある自分の完璧な奴隷にすることで、人の悩みが減少していくことにあると思います。

まあ、宗教まがいの自己啓発セミナーに参加することや、単なる自己啓発本マニアになるのは、しっかり断れなければならないのですけれどもね。

時流に流されない、しっかりとした己の軸を作ることが大切なのでしょう。

郵政民営化は、国有資産の収奪事件だった

2009-06-21 16:00:41 | Weblog
今週の経済コラムマガジンは、かんぽの宿の闇の部分を判りやすく説明されています。

簡単に言えば、民間による国有資産の纂奪事件なのですが、僕らにはこうなることはとっくに判っていて、インターネットで郵政民営化に反対する亀井静香さんを応援したのですが、力及ばず負けてしまいました。

大昔は国会議員が国有地売却などすれば、全国民からもの凄いシュプレヒコールが飛んできて、議員のクビもそのまま飛んだものとと思われますが、テレビからしか情報を得られない国民の多くは、これが見えなかったのでしょう。

「この選挙は、郵政民営化に賛成か、反対かを決める国民投票だ!」と叫ぶ、2005年の総選挙で小泉首相を応援してしまった国民の皆さん、コレ↓読んでも未だに何も感じませんか?

http://adpweb.com/eco/