東京オリンピックが昨日8日(日)閉幕しました。当初、開催自体の賛否両論がありましたが、野次馬がごちゃごちゃ言っていても何も変わりなく、オリンピックはしっかり行なわれ、世界から集結した各国の国旗を背負っての一流アスリートの皆さんの活躍は、画面を通じて感動場面を貰えて、有り難いと思っています。
一昨日と昨日と、女子マラソンや男子マラソンが暑い中、北海道で行なわれましたが、自分などは毎年恒例になっています地元での「長野マラソン」で、アフリカ勢の一流の選手の走りを近くで見て肌で感じていますと、迫力を感じられ、これが世界に君臨する選手なんだと思うと、感動を貰いながらカメラで撮るのも、何とも言えない楽しさを味わえています。
photo stock 1 「長野マラソン’12」(30km付近)
photo stock 2 「長野マラソン’12」(30km付近)
2012年4月15日撮影
この「長野マラソン」は、この年から毎年楽しみになりました。走りが速いもので、カメラに収められるのも、ほんの一瞬です。
さて、この後は夏の甲子園大会や、パラリンピックになっていきますが、まだまだ真夏の暑さですので、新コロナ感染は勿論のこと、併せて熱中症の対策も必要になって来ますので、より気を付けたいと思います。
こちら長野県でも、ニュースでも報道していますが、2回のワクチン接種を行なったにもかかわらず、新らたにコロナ感染者が何名か出たと言っています。どうしたら安全な日々の生活が待っているのか、早急にこちらに重点を置いて、対策していただきたいと思っています。
さて、今日の画像ですが、この暑さや感染が怖いので、なかなかフォト取材に行く元気が出ませんので、フォトストックからご紹介させていただきます。
自分は2回目のワクチン接種が先日の3日でしたので、お盆過ぎころまでは家でゴロゴロするようになると思います。それに、この暑さの中、マスクをしての撮影はしんどいので、無理をしないようにと思っています。
で、このblog開始以来、写真撮りもそこそこ頑張らないと……、と云った感じで、スローシャッターでの「滝」や「花火」の撮影に興味を持つようになりましたが、その次に興味を持ったのが、「流し撮り」でした。
これも、ブログお仲間の画像で、電車の流し撮りを拝見して刺激をいただき、その影響から自分もこの撮影に挑戦出来たらと、考えていました。でも、こちら地元では電車が1時間に1本くらいしか通過しませんので、高速道が近くにあったもので、電車をクルマに置き換えて撮ったらと思うようになりました。
そんなある日に、地元・長野市エムウェーブで「ノスタルジック・カーフェスティバル」があると云うので、高級外車などスーパーカーが撮れると思い、さっそく出掛けてみました。
photo stock 3 ながのノスタルジック・カーフェスティバル(エムウェーブ)
2012年4月30日撮影
この時は、まだ流し撮りを意識しなくてただ撮って来たのですが、クルマの背景がボカシ気味になっていて、面白そうだと思い、高速道を速く走行するクルマを狙うと、クルマのスピード感も得られ、背景もより流れるのではと思い、さっそく、近くのSA(サービスエリア)へ行って、カメラを構えてみました。
photo stock 4
2012年6月24日撮影
数台のクルマを撮ってみましたが、これがファインダーを覗きながら狙い目のクルマにピン合わせをして、カメラを振りながら追いかけてシャッターを切って行くのですが、これが意外と面白く感じ、これ以降は、撮影場所を変えたり、クルマの走行方向が左右異なる状態のクルマを狙ったり、色々と撮るようになりました。
photo stock 5
2012年12月12日撮影
photo stock 6
2013年3月6日撮影
photo stock 7
2013年5月19日撮影
photo stock 8
2013年11月13日撮影
photo stock 9
2014年5月22日撮影
photo stock 10
2014年10月24日撮影
photo stock 11
2015年6月22日撮影
photo stock 12
2016年2月26日撮影
photo stock 13
2016年7月25日撮影
photo stock 14
2017年3月1日撮影
photo stock 15
2019年3月2日撮影
今まで撮ってきたクルマの流し撮りです。バカのひとつ覚えの感じで、無我夢中で撮って来ましたが、自分の性格には、こう言った一発勝負のような類の撮影が合っていると思っています。
もっとも、仕事でのビデオ撮影も、ブライダル撮影時は特に、プロとしてはノーミスでの撮影が当然で、まさに、一発撮りの世界でした。
余談ですが、ブライダル撮影時に、色確認のために、6インチのモニターを機材の所定場所に置いておくのですが、ある日のご披露宴での撮影中、そのモニターをたびたび見入るように凝視していた来賓男性のお客様がいらっしゃいました。
ご披露宴が済んで、そのお客様と話す機会があったのですが、彼は映画のキャメラマンをなさっていらっしゃたようで、「こんな危ない撮影は、私には無理だ!」とおっしゃられていました。
まあ、映画の撮影は、カット割りが決まっていて、ドライ・リハで流れの段取りをして、そこから機材を入れて撮影テストのリハを行ない、その後本番用のラストテストがあり、そして、本番撮影で、これも映像再生チェックをしながらですので、万全を期しての撮影になっていると思います。
まあ、自分達は、撮影中にテイク2は絶対ありませんので、神経の使い方はハンパありませんでした。
今思いますと、本当に危険な撮影ばかりをよくしてきたと思います。
正直、万一撮影ミスがあって、お客様からのクレームなどで、もう一度ご披露宴をやり直したいと言われたら、ン百万を背負わなければなりません。この業界は、こう言った風潮が当たり前の世界でした。
ですので、ビデオ映像の仕事から離れて、今はこうしてお気楽にblog用の写真や動画が撮れるなんて、最高に幸せ気分を味わっています。しかも、多くの皆さまに見ていただけるなんて、ネット社会での特効薬にもなっているようだと感じています。
本日もこのブログにお立ち寄りいただき有難うございます。
深く感謝申し上げます。