雑文の旅

猫爺の長編小説、短編小説、掌編小説、随筆、日記の投稿用ブログ

ゆるキャラ

2013-02-23 | 日記

貧しい家庭で育った所為だろうか、私は他人様が捨てるところを好んで食べる癖がある。 例えばブロッコリーは、緑色の蕾の部分よりも固い茎をマヨネーズで食べるのが好きである。 ウメボシは固い種を歯で割って、中の胚芽の部分を食べるし、沢庵漬けは、大根を糠味噌に漬けた最後に大根の葉を乗せるが、その葉を刻んで飯に混ぜて食べるのが好きだ。 

 飯も、ほっかほっかの炊き立てよりも冷飯を好んで食べる。 これを妻は最後まで疑っていた。 遠慮かケチに思えたのだろう。 本当のところ、飯よりパンの方が好きだ。 飯も、白飯におかずを添えて食べるより、ピラフや焼き飯、炊き込み、カレーのようなものが好きだ。 「長生きできないよ」と言われたが、これだけ長生きしたのだから「勝利は我が手に」みたいな…。


「ゆるキャラ」の人気が出ているそうな。 私が知っているのは、遷都くん、くまモン、バリーさんくらい。 ところが、この地神戸には7つもの「ゆるキャラ」があるのただそうである。 その内、ワケトンという豚のキャラがあるが、あれが「ゆるキャラ」だと思わなかった。 環境局の職員が描いた落書きだと思っていたのだ。 これは何のキャラクターかと言えば、ゴミの分別だ。 神戸市の場合、ゴミ袋も指定の高価な物でないといけないし、分別方法も「ああしろ、こうしろ」と勝手にルールを変更しては、間違える者を脅しているキャラクターで、決して「ゆるキャラ」では無く、「脅しキャラ」だと思う。 著作権にガッチリ護られているし、目つき悪いし。 

 その点、熊本のくまモンは著作権フリーで、「ゆるキャラ」そのものだ。 その所為か全国で使用されて、その経済効果は数百億だとか。 神戸市も見習えばいいものを…。 とは、森永ハイチューを見て感じたこと。 

 


最新の画像もっと見る