雑文の旅

猫爺の長編小説、短編小説、掌編小説、随筆、日記の投稿用ブログ

かつあげ? そして、これが遊び?

2012-07-17 | 日記
 京都の虐め疑惑で、自殺をした少年が自分の預金を全部使い果たしていたと報じられていた。 さらに、祖父母のうちからも、お金を持ち出していたとか。 少年が可哀想でならない。 被害者の両親や祖父母も含めて、周りの大人たちは勘付いてやれなかったのだろうか。 少年は、どんなに苦しんでいたことか。 言葉には出さなかったとしても、助けを求めていたに違いないのに。 

 私の小学生時代も、家が貧しかった為に生徒どころか先生にまで虐められたものだった。 親も息子が虐めに逢っていることなどに構っていられない程生活に窮していた。 その所為か、ここに書けないような屈辱を受けたが、「金をもって来い」と言われたことはない。 何もかも面倒くさくなって、不登校に走ったが教師もまた無関心で、一度も理由を質されることはなかった。 そんな時代だったのだ。 

 こんな事を書いている最中に、ご近所の方から電話が入った。 近所のご主人の訃報である。 まだ40代で、高校生を頭に3人の男のお子さんがいらっしゃるご家庭である。 今年の春に入院して、肺癌と告知されこの早さである。 思い返せば、かなりのヘビースモーカーだった。 やはり「煙草は肺癌にる確率が高くなるのだなぁ」と、「のむ人も、のまない人も…」のコマーシャルに不快感を覚えた。 

原発反対集会

2012-07-17 | 日記
 東京の「原発反対集会」の参加人員数は、主催者側の発表で17万人、警察側の発表で7万人だそうで、どちらがウソをついているのだろうか。 昔からメーデーの参加者の発表でも、数は食い違っていた。 私の提案だが、「野鳥の会」の人たちに空から気球化かヘリに乗って数えてもらったらどうだろうか。 (数えきれないか) 
 自分たちの若い頃にも「原発反対」でデモや集会を行ったものだが、自分が今一つ拳に力が入らなかったのは、「本当に危険だろうか」という僅かな疑問と、電力の将来がよく見えなかったからだ。 やがて、「日本の原発は安全」という迷信が蔓延り、大きな反対運動は影を顰めた。 

 この度は違う。 チェルノブイリしかり、現に被害がでているのだ。 日本では今のところ放射能による死者はゼロでも、末にどんな被害がでて来るか判らない。 これはもう日本だけの問題ではないと思う。 これからの原子力は、地球規模で検討していかなければならない時代に入っているのだろう。