雑文の旅

猫爺の長編小説、短編小説、掌編小説、随筆、日記の投稿用ブログ

カラスの勝手だが…

2012-07-08 | 日記
 今日は朝から薄曇り、生ゴミを出す日でもないのに、やけにカラスが騒がしい。 カラスが幅を利かせている間は、鳩も鴬も静かにしている。 カラスは空の族ってとこか?

 カラスは「カアカア」と鳴くものだと思い込まされて来たが、実に個性豊かだ。 私の耳には「カアカア」と聞こえるカラスは居ない。 まだ子供なのか「あーあー」と舌足らずの声や、うら若き乙女のような「ふぁーふぁー」と柔らかな声、「街のダニか、お前は!」と突っ込みを入れたくなるような「ぐがーぐがー」と、だみ声、コンビニの前でたむろしていそうな若いやつが巻き舌で「おらーおらー」、うっかり近付こうものなら、ガンをとばされて果は「おやじ狩り」に遭いそう。 

 野生のカラスは鳩のように「人から餌を貰う」なんて態度は見せない。 人が落とした物を掠め盗っているような態度だ。 プライドが高いのか、ただ粗野なのか。 もっとも、野生の動物に「貰う」という意識はないが…。