雑文の旅

猫爺の長編小説、短編小説、掌編小説、随筆、日記の投稿用ブログ

誕生日

2012-01-21 | 日記

 妻の誕生日が近いことを思いながら、 こう考えた。 (漱石の草枕調で…)

 「25才過ぎたら、誕生日なんかめでたくないよ」 こんなことを言う人が居る。 

 正月や 冥途の旅の 一里塚 めでたくもあり めでたくもなし 

 一休和尚の短歌に引っかけて、「誕生日は冥土の旅の一里塚」だから、めでたくは無いと主張する人が年寄りの中には結構居る。 そうかも知れない。 しかし、誕生日とは年が一つ増えたからめでたいだけではないと思う。 

 無限の確率を経て生まれてきたあなたよ、おめでとう。 程度の差はあるだろうが、艱難辛苦乗り越えて、ここまで無事に年を重ねられたあなたよ、おめでとう。  この星に生まれて来てくれて、ありがとう。 また、来年も、再来年も、あなたのお誕生日のお祝いをしましょう。

 そんな、家族や親類や友人たちの願いを受けて、「誕生日」のお祝いをするのだ。  ・・・・・・かな? (^_^;)