雑文の旅

猫爺の長編小説、短編小説、掌編小説、随筆、日記の投稿用ブログ

13日の金曜日

2012-01-14 | 日記
 今朝はどんよりと曇り空。 私の部屋の温度は13.6度、暖房器具は置いていないのでフリースのベストを着こんでいる。 

 昨日は13日の金曜日、仏教でいえば「仏滅」の日にあたるのかな? その午前中、私は病院の外来待合で退屈な時間を過ごしていた。 保全診療(私の造語で、治療あるいは検査結果後の経過を見る診察)で、3ヶ月ごとの眼科受診であった。 眼科前の待合は座るところも無い混みようであった。 仕方がないので、隣の泌尿器科の待合に座っていたら、夫婦らしいの老人たちの生々しい会話が聞こえて来た。 膀胱の内視鏡検査の様子をあからさまにジェスチャーを交えて微に入り細に入り話し合っていたのだ。 そのうち、3歳くらいの男の子が呼ばれて診察室に入っていったかと思うと、「わーっ、痛い、痛い、ちんちん痛い」と泣き叫んでいる。 いたたまれなくなって、そっと泌尿器科の待合から離れた。 そのまた隣は産婦人科だし、そんなに離れた場所で待っていたら呼ばれても聞こえないので、立待を覚悟で眼科待合に戻った。 
 眼科は、1時間以上待たされて、診察は30秒で終わった。 なんだか、ドクターに挨拶のため寄ったようなものであった。