グラタンとかピッツアなどのチーズものと、チャーハンとかチキンライスとか丼物が好きで、ついつい作ってしまう。 妻が生きていたころは、野菜中心の食事だったので、冷蔵庫の野菜入れはいっぱいであったが今は殆ど空である。 たまには青物をと、ほうれん草や小松菜を買ってくるが、気が付けば萎れていてポイと捨てる。 ところが最近、ほうれん草の白和えが食べたくなり、面倒くさかったが久しぶりに作って食べた。 そうなると、今度はキンピラだとか、千切りダイコンの煮物とか、わけぎのヌタなとも食べたいと思うようになった。 年を重ねると、自然にそうなるのかも知れない。あるいは、妻が居たころへの郷愁か。
ゴーヤは常に安定した価格で、薄切りにして水に浸しておくと、料理も簡単である。 爺向きの野菜料理かも知れない。 このゴーヤ、沖縄などの亜熱帯でしか栽培できないものだと思っていたら、四国の香川でも家庭の庭先でもできることを知った。 今夏、しばらく香川県の方と掲示板でやりとりをする機会があり、ゴーヤの花から大きく実るまで、その都度の写真を掲示板にUPして頂いた。 私にとっては大変物珍らしく、わくわくしながら見せてもらった。 まるで子供みたいに。
ゴーヤは、本州や四国でも栽培できるのか、それとも日本の夏が亜熱帯化しているのか、そんなことを考えながら、これからも美味しいゴーヤチャンプルに舌鼓を打とうと思う。 (写真は、四国の方のご厚意で頂戴したもの。 成長の中間点の写真で、大きな写真のままUPした)