雑文の旅

猫爺の長編小説、短編小説、掌編小説、随筆、日記の投稿用ブログ

爺の料理3

2011-10-14 | 日記

 グラタンとかピッツアなどのチーズものと、チャーハンとかチキンライスとか丼物が好きで、ついつい作ってしまう。 妻が生きていたころは、野菜中心の食事だったので、冷蔵庫の野菜入れはいっぱいであったが今は殆ど空である。  たまには青物をと、ほうれん草や小松菜を買ってくるが、気が付けば萎れていてポイと捨てる。 ところが最近、ほうれん草の白和えが食べたくなり、面倒くさかったが久しぶりに作って食べた。 そうなると、今度はキンピラだとか、千切りダイコンの煮物とか、わけぎのヌタなとも食べたいと思うようになった。 年を重ねると、自然にそうなるのかも知れない。あるいは、妻が居たころへの郷愁か。

 ゴーヤは常に安定した価格で、薄切りにして水に浸しておくと、料理も簡単である。 爺向きの野菜料理かも知れない。 このゴーヤ、沖縄などの亜熱帯でしか栽培できないものだと思っていたら、四国の香川でも家庭の庭先でもできることを知った。 今夏、しばらく香川県の方と掲示板でやりとりをする機会があり、ゴーヤの花から大きく実るまで、その都度の写真を掲示板にUPして頂いた。 私にとっては大変物珍らしく、わくわくしながら見せてもらった。 まるで子供みたいに。

 ゴーヤは、本州や四国でも栽培できるのか、それとも日本の夏が亜熱帯化しているのか、そんなことを考えながら、これからも美味しいゴーヤチャンプルに舌鼓を打とうと思う。 (写真は、四国の方のご厚意で頂戴したもの。 成長の中間点の写真で、大きな写真のままUPした)

 


手作りのガイガーカウンター

2011-10-14 | 日記

 昨日のニュースで「民家の床下から放射性物質が発見された」と報じられていた。 自分が子供の頃のこと、駄菓子屋さんに石膏で作った手のひらサイズの骸骨やら、幽霊の顔が売られていた。 で、それを子供たちが買ってどうやって遊んだかだが、実はそれに夜光塗料が付いていたのだ。 石膏の骸骨などに夜光塗料を塗って、友達と見せっこをしたり、布団の中で光らせて「こわ~」なんて、一人で喜んだりしていた。

 

 この塗料が僅かながらが放射能を出していると知ったのは、かなり大きくなってからだった。 当時のラジオ雑誌に「ガイガーカウンターの作り方」が載っていて、このテストには「夜光塗料を使うとよい」みたいなことが書かれてあったと思う。 この夜光塗料は、現在も販売されていることから、有害なものではないのだろう。 

 民家の床下から発見された物質は、夜光塗料に使うものだと「チラッ」と聞こえたように思う。 なにしろ夕食を作りながら耳にしたので詳しくは聞いていないが、夜光塗料と聞いて「ふっ」と、くだらないもので遊んでいた子供の昔を想いだし懐かしく思った。