雑文の旅

猫爺の長編小説、短編小説、掌編小説、随筆、日記の投稿用ブログ

語呂合わせ

2011-10-06 | 日記

 数字を語呂合わせで記憶するとしっかり頭に残ることから、電話番号の語呂合わせは古くから盛んに使用されている。(古くと言っても江戸時代とかではないので…)CMでも 「カステラ一番、電話は二番…」から、最近では「ここはにんにく…」なんてのが、否が応でも耳に残る。

 2~30年前に電話帳で葬儀店の電話番号を調べたことがあったが、ちょっと興味深い[?] 語呂合わせが多くあった。4242(死に死に)、2242(夫婦死に)、3742(皆死に)、4283(死に破産)、8442(早よ死に)、4279(死に泣く)、こんな一般では「縁起が悪い」と嫌われそうな番号を、葬儀店が引き受けのだろう。

 現在、縁起をかつぐ人も少なくなり、こんな番号を気にする人は居なくなったのだろうが、昔はアパートの部屋番号でさえ「4号」と「9号」をとばしていたものである。