ねこらい堂  「おやじマニアの日常」

NEKOのブログです。最近は更新が滞りがちですが気長にお付き合いくださいませ

マカロニ千一夜 1「荒野の用心棒」

2007-07-21 21:33:01 | マカロニ
マカロニ・ウェスタンが好きです。
子供の頃好きだったのですが、つい数年前に再度嵌り
今は、自分でいうのは何ですがずいぶん濃ゆくなってしまいました。

ここでは初心に戻って、マカロニ・ウェスタンの魅力を
基本のキから、じっくりとお話させてください。

マカロニ・ウェスタンはイタリア製の西部劇です。
(この定義も濃くなると色々と論争がありますが、それはまた・・・。)
これって、日本の時代劇をタイかベトナムで撮るという感じで
はっきりいってキワ物の映画です。

そもそもイタリア映画界はパチモノ作りの名人でして
「ジョーズ」が当たれば蛸の「テンタクルズ」
「エクソシスト」が当たれば「デアボリカ」といった風に
柳の下に5匹くらいドジョウを探すお国柄です。

マカロニ・ウェスタンが世に出たのはセルジオ・レオーネという名監督が撮った
「荒野の用心棒」。
氏素性はパチ物かもしれませんが、この作品は、兎に角面白いです。
黒澤明の「用心棒」と見比べると、そのソックリぶりには驚かれるでしょう。

でもクライマックスの、最後の決闘は「荒野の用心棒」の方がひと工夫を加えておりますので、クライマックスの面白さはこちらの方に軍配があがります。

NEKOも最初に「荒野の用心棒」をテレビで観て、マカロニに嵌りました。
カメラ、脚本、キャスト、音楽のいずれをとっても一級品です。

騙されたと思って、まずこの作品を観てみましょう。
その面白さには驚かれることと思います。


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