ねこらい堂  「おやじマニアの日常」

NEKOのブログです。最近は更新が滞りがちですが気長にお付き合いくださいませ

コミケット75 1日目終わりました その2

2008-12-30 09:06:09 | 同人活動
その2です。
(実は書いているのは年明けだったりして・・・)

開場後は、実は特に事もなし、と淡々と過ぎていった感じですね。

一時の「バルディオス飢餓状態」が「バルディオス・プチメジャー化」モードに
変わっている感じなので、

かっての
「ああ~、バルディオスめずらしー!」から

「ああ、バルディオスね・・・」という
リアクションに変わってきた感じです。

とはいえ、常連さんたちや、「スパロボZでファンになりました!」
という新規さんに多数ご来場頂きました。

感謝、多謝です。

皆様のお顔を拝見しているだけで、次回作の意欲が沸いて参ります。

今回、特にビックリしたのは、
馬鹿本、前編、後編と通しで立ち読みして行かれたお兄さん。
結局、お買い上げは頂けなかったですが、嬉しかったですねぇ。

「立ち読みの人はキライ」と言われる方もいらっしゃるようですが、
あの小生のブ厚いストーリーをじっくり最後まで読んで頂けたのは
作者冥利につきますね。

特に、馬鹿本の狙っていたエピソードで、くすりと笑われたのを見た時は
心の中で「よっしゃあ」とガッツポーズをしたものです。

次回は、厚い新作を持ち込みましょう。

皆様、お疲れ様でした。
店番、お手伝いいただいたNASHIRAさん、あきみっちさんもお疲れ様。

よいお年を!(もう、明けていたりして・・・)

コミケット75 1日目終わりました その1

2008-12-28 20:41:03 | 同人活動
行って来ました、
コミケット75。

さすがに年食うと、朝5時起きはつらい。
布団の中で、耳を澄ます。
雨は降っていないようだ。
雨が降ると、準備が大変なので一安心。

5時20分に出発。
真っ暗。おまけに寒い。
コンビニで飲み物+朝食&昼食用のおにぎりを買い込んで
電車に乗る。

TB線SK駅を過ぎた辺りから東の地平線が色付いてくる。
きれいだなぁ・・・。
この景色だけで、早起きの価値はあるというもの。

TKJ駅であきみっちさんと合流。
例によって、前日製本で徹夜とか・・・。
ちょっとマゾっけがあるのか、いつもコミケ中は
徹夜プレイで愉しんでいるようだ。

「眠い・・・眠い・・・。眠らせて・・・!」
「眠るんじゃないよ!この醜いブタ野郎!」
ピシィ!(嘘)

会場前でNASHIRAさんと合流して、入場。

あきみっちさんは、ご自身が主宰するサークルで
十年越しのリリカオリジナル作品の
完結編を売るということで、別のスペースへ。

当方はNASHIRAさんとタッグマッチ。
スペースは、ちょっといやがらせ的な
まわりは、幼女系アニメのサークルさんばかりの
配置・・・。

ままよ、ということでお店を開く。
今回、新刊を落としたので、お店をすこし
にぎにぎしくしてみる。



今回、共闘三世社さんとは泣き別れなので
ピンで目立つ、という意気込みである。

突発のコピー誌も悪くないのだが、
やはり旧作のオフセット本と並べると迫力がちがう。

次回こそはオフセット新刊を、とひそかに心に誓う。

そうこうしているうちに10時。
開場である。

日曜日 東K-54bです

2008-12-26 23:53:19 | 制作日記
やはり、年末は忙しいですね。
1週間の間に、クリスマス、コミケ、仕事納め、大晦日、お正月と
立て続けで、
頭も体も四分五裂状態です。

コミケは明後日なんですけど、ようやっとコピー本の製本が終わった状態で
何も準備ができておりません。

でも、まあ
「アフロディアに花束を-前・後編」と
「バルディオス馬鹿本」の計3種類を持ち込みます。

バルディオス好きの方、スパロボZファンの方
是非お立ち寄りください。

楽しく、お話しましょう!

12月14日の日記に添付されています、ポスターが目印ですんで。

馬鹿本本当に出るかも?

2008-12-21 09:46:15 | 制作日記
半ば冗談で言っていた、冬コミ用突発コピー本が
原稿がほぼ出来そうである。

この調子だと本当に出るかもしれない。
ただ、コピー・製本とこれらを手作業でやることになりますので
この師走の忙しい中、どこまでできるか。

今回、習作を兼ねて
結構、オール・デジタルで描いているところが多いです。

この表紙用原稿もそうです。



手際よく仕上げられて、便利は便利なのですが
全体的に線がもっさりしてしまいますので
まだまだ修行がたりません。

全編ギャグ漫画です。
笑っていただいてナンボです。

100円の価値は十分ある!という意気込みで作ってます。

ただ、悲しきかな手作りの限界
準備するのは30部ですんで、悪しからず・・・。

馬鹿話への誘い

2008-12-17 23:17:45 | 制作日記
小生、
漫画描きは少女漫画の模写から入りましたので
基本的にはリリカルで優しいお話が好きです。

が、他方頭の中には馬鹿の虫も住んでおりまして
おバカなお話も大好きなのです。

その昔は、リリカル物と馬鹿漫画のギャップが大きかったので
ペンネームを使い分けていた事があります。
(馬鹿の方が いりおもてやま ねこ(笑))

今回は、いりおもてやま ねこモードで執筆です。
いりおもてモードで気をつけること、
それは頭を小学生モードにすることですね。

「小学生が面白い事は、大人も面白い」
これが、いりおもてのモットーであります(爆)

「アフロディアに花束を」だけをご覧頂いた方は、
NEKOという奴は叙情的で、やさしい感じのヤツなのかと
お思いかもしれませぬが、
実は小学生知性レベルの馬鹿であります。

「リリカル馬鹿」とお呼びくださいませ。

馬鹿漫画を描く上で参考になるのが
昔よく見たドリフのコントと
脱力系バカ映画です。

ドリフのコントは最高です。
「笑い」の基本は、下品な小学生知性レベル
というのがよく分かります。
(いわゆるハダカ、ゲ○、ウ○○、チ○○)

あと「バカ映画」というのは、褒め言葉でして、
決してけなしているのではありません。
見ていると、脳みそがとろけそうな位
内容がシュールで飛んでいるのですが、信念を持って
撮っているような映画がそれです。

ここで事例研究をしてみましょう。

それでは一部のバカ映画ファンには
「片腕カンフーVS空飛ぶギロチン」
という映画をば。

1970年代に製作された香港製のカラテ(バカ)映画の
中の秀作です。

どれ位馬鹿かといいますと・・・。

・過去の香港映画界でのヒット作で「片腕ドラゴン」と
「空飛ぶギロチン」という映画があって
これを戦わせれば2倍ヒットするだろう、という安直な企画内容。

・主人公の片腕カンフーは、精神を集中すれば壁や天井も歩けると
 弟子たちに説き、それを自ら実践する。感嘆して見守る弟子たち。

・敵役の盲目の老ギロチン使いは、片腕のカンフー使いが仇と聞いたので、
 とにかく片っ端から片腕の男を殺してまわる。

・単調なストーリーなので尺の時間をもてあまし、
 意味もなくムエタイ使いやヨガ使いの殺し屋(笑)が出るが、
 何のことはない。中国人の役者の顔にドーランを塗っただけ

・ヨガ使いの手が5m位伸びる。ストリートファイターの
 ダルシムのモデルとなった。(本当)

・ムエタイ使いは裸足で戦うので、靴を履いている片腕カンフーは
 焼けた鉄板の上に誘い込み、下から火で炙って「アチチチ」と言わせ、
 倒す。

・ラスボスの老ギロチン使いは盲目なので、
 卑怯な飛び道具を使って、老人虐待のようにして倒す。
 後味の悪さ最高。

見ていてトホホ感満載なのですが、その突き抜けた馬鹿さ加減で
欧米ではカルト作品化しており、日本でも人気が高いです。
(かくいう小生もDVDを持っております。)

本作品にインスパイアされた当時のボンクラ高校生により
「荒野のプロ・カンフーVS空飛ぶコンニャク」といった
馬鹿を更に3乗倍したような自主映画が日本中で撮られたという
歴史的事実も忘れてはなりません。

冬コミ新刊

2008-12-16 00:31:28 | 制作日記
さて、現在の作業状況について、
ご報告です。

10月上旬までは、宇宙戦士バルディオスのNEKO版最終回
「愛に時間を~永遠への旅立ち」を執筆しておりました。

これは現在、ペン入れが3分の1終わった状態で中断しております。
11月末までは多忙でしたので、この他も何も執筆作業はしておりませんでした。

さて、現在は・・・。
巨大ロボットのデジコミをやって遊んでいるだけではなく
突発本の原稿を執筆中です。

そうは言っても、オフセット印刷にするための印刷所の締め切りは
過ぎていますので、出るとしても小部数のコピー誌となります。

内容は、執筆中の「愛に時間を~永遠への旅立ち」は未完成ですので
全く別の4コマギャグ漫画とする予定です。

ただ、実質の執筆期間が10日くらいしかありませんので
絵も雑(下書きなしの本番一発)で、頁数も少ない薄い本になると思いますが、
一部の読者の方からリクエストを頂戴しておりました、
ギャグ漫画オンリーとなる予定ですんで、まあ、ご笑納ください。

名付けて「バルディオス馬鹿本」(笑)!

薄い本で、絵も雑ですんで、アイスクリームやコンビニのおにぎり並の金額に
する予定です。

現在鋭意執筆中なのですが、コピー、製本工程も手作りとなりますんで
間に合わなかったら、ゴメンナサイ。

あと、手作りなんでン十部くらいしかできないと思います。
それから重要な告知事項。
お下品(スケベという意味ではなく、おバカという意)なネタが中心です。
覚悟してお読みください。

それでも、「読んでやろう!」という奇特な方がいらっしゃいましたら
ご一報ください。お取り置き(笑)しておきます。

さてさて、現在放置状態の「愛に時間を~永遠への旅立ち」は
年明けから再開の予定です。
下書き段階で結構ホレこんでいますので、
しっかりと仕上げたいと思います。

特に、「永遠への旅立ち」編のエピソードは
基本的にオリジナルの絵コンテに忠実な構成を意識し、
所々に感情描写をしっとりと織り込むという
リリカルで泣けるお話を考えております。
あとは、しっかり仕上げるだけということですね。

あと、もう一作。
「愛に時間を~永遠への旅立ち」が完成した後は、
実は、「甦った悪魔 前・後編」の漫画化を
小生のバルディオス・コミカライズの最終作として
考えておったのです。

方やところが、ところがです。
先日、オフ会の席上で某大物ファンの方から
「テレビくん」という幼年向け雑誌に連載されていた
「宇宙戦士バルディオス・甦った悪魔」編の漫画作品を拝見。

すごい!

TVでは前後編で語られていたお話が、なんと10頁前後で
語り尽くされている!

ショックでしたねぇ。
幼年向け雑誌故、色っぽいエピソードはオミットされていましたが
マリン・アフロディアの関係は非常に分かり易く描かれている。

なんか、数十ページかけて「甦った悪魔」編を描き起こす気力が
一挙に萎えてしまいましたねぇ・・・。

幼年向け雑誌、恐るべし!です。

そんな、こんなで目下の課題は、

年末向け突発本「バルディオス馬鹿本」の完成。

年明けからは、中断していた「愛に時間を~永遠への旅立ち」の完成。

そして、小生の(おそらく)バルディオス最終作となる(であろう)
作品の執筆。

それは当初計画から大幅に方向転換して、
「テレビくん」大リスペクトの作品、「エピソードX(仮)」とする予定です。

「うわあ、悪のアフロディアがあやつる、かいロボットのたいぐんが
 せめてきたあ!」
「バルディオス、助けてぇ!」
・・・・・
「バルディオスが、アフロディアのかいロボットぐんを
ぜんぶやっつけたぞ!」
「ありがとー!バルディオスー!!」

おいおい!本気かよ!(爆)



そんな感じでやっていこうかな、と。

岬さんが、合作本企画を検討されているとも聞きますので
「エピソードX」は、そちらと連動してもいいかもしれませんね。

巨大ロボット物の愉しみ

2008-12-14 00:41:02 | 制作日記
ここのところ、ずっと
「天元突破グレンラガン」を見てきた。

家人が体調を崩し、入院していたので
どうにも気分が落ち込む。

そんな時にいいのは、やっぱり巨大ロボット物。
スカっとする。

ただ、この「グレンラガン」70~80年代アニメ作品リスペクトの
非常に泣かせ所を押さえた、よくできたアニメなので
多少弱っていた小生、涙腺緩みまくり、

ベーベー大泣きしながら観てました。

やはり巨大ロボットはいい!

ということで、先日のデジコミ下書きワークに
色つけてみました。

まあ、ポスターみたいに出来たので小三毛の時の飾りにでも
使いまっしょ!



勇気を出してはじめてのデジコミ または勇気を出してはじめての巨大ロボット

2008-12-09 23:32:05 | デジコミ
デジコミというものに、どうも馴染めませんでした。

大学生の時にはじめてつけペンと墨汁で漫画を描いて以来
ずっと紙と墨汁で漫画を描いてきましたもので。

ペンと紙と墨の感じにすっかり慣れ親しんでしまって、
ペンタブで描いて、画面に線が出る、というデジコミというやつに
どうも馴染みませんでした。

年食うと頑固になってくるって、本当だなぁ。

小生も昔ながらの方式に拘るオジンになっちまったのかなぁ。

閑話休題。
メカ描きというものが苦手でした。
メカは概して、直線と曲線で構成されていて、
フリーハンドと定規の絶妙な組み合わせが必要で
面倒くさがりの小生はこれがまた苦手。

今世間を騒がせている賊と同じ読みをする、すごく上手い同人作家さんと
古くから友達でして、兎に角、彼の描くメカは上手い。

「ああ、これは才能というものだ。
 これには対抗できない。どうしようもないな!」

と、あっさり観念して以来メカはずっとNEKO、いや猫跨ぎを
してきました。
決め付けが早すぎたのかもしれませんね。



先日、新刊も落ちたことだし、のんびりとデジコミの練習をしてみたのです。
道具は以前購入したINTUOS3のタブレットとComicSTudio4.0。

普段の執筆には、デジコミはもっぱらトーン貼りと仕上げ用として使っていて
主線描き(輪郭のペン入れですね)としては使ったことがありません。

ということで、その日は主線描きの練習です。

テーマは、苦手なメカ。
モチーフは巨大ロボット、我らがバルディオスです。
バルディオスを鉛筆で下書きして、スキャンで取り込み。



それをベースに、ペンタブでペン入れです。
幸いなことに、ComicSTudioではヨレた描線でも
強引に美しい線に矯正してくれる「補正」という機能があります。

人物を描く時にこれを使うと、非常に味気ない、
血の通わない絵になる感じがして、どうも気乗りがしなかった
一因でもあったのですが・・・。

果たして、バルディオスを恐る恐るペンタブ(補正機能付)
で描いてみると・・・・。

「こいつは、いい!」

ヨレヨレ線でも綺麗に正しく補正してくれるので、
メカの描写には、非常に具合がいい!

ちなみにベクターモードで描くと一本一本線を消せるので、
何回も線を失敗する小生にはぴったり!

あと感じたのは、トーン貼りと仕上げ工程だけとはいえ
「アフロディア・・・」の原稿と150頁近く、ペンタブとデジコミで
格闘したせいか、デジコミの「感触」がなんとなく手ににじんでいる。

あと、絵を描く上でいちばん大事なこと・・・。
「描いていて、楽しい!」

あまりにも楽しいんで、苦手なメカなのに、
気が付けば午前3時過ぎまで嬉々としてペンタブを握って
いた次第。



学んだこと。

・デジコミは紙と墨の代替物ではなく、全く別物の道具。
 紙と墨のタッチとは別物のsomethingであると知ることが、デジコミ習得への第一歩。
・新しいことを始めるのに「遅すぎる」ことはない。習うより慣れろ!
・巨大ロボットは、骨格と筋肉の構造は人間と同じ(ある意味あたりまえの話)。
 ロボット描きは人物描きの延長。違うのは、パーツの面取りとパースの使い方!

どうしよう・・・。
巨大ロボット描きの愉しさにも、目覚めてしまった・・・。

ちなみに・・・。
バルディオスを骨格と関節で、厳密に解釈すると
アクションポーズが取れないのですね。
特に肩と腰部分が、非常に可動範囲が狭いことを初めて知った次第。
よって、その部分はだまし絵になってます

そのため、たとえば正座をするバルディオス、
または吊り革につかまっているバルディオス、
こいつは難しいと思います!

昔のアニメーターさんは偉い!
この関節の動かないロボットを
よく動かしたものです。

懐かしいもの、発見!

2008-12-06 19:43:22 | 日々雑感
ガキの頃は、
兎に角ご飯が美味しかった。

カレーなんかは、大のごちそうである。
オリエンタル・マースカレー、メキシカン・カレー・・・
あの時食べた味は、一生忘れられない。
これらのカレーは、今はもう入手できない。

今思えば他愛ないインスタント・カレーなのだろうが
あの味を超えるカレーには、まだ出会えない。

おかずは、マルシン・ハンバーグ。
(これは、ラッキーなことにまだある!)

ラーメンは、棒ラーメン。
味のマルタイである。

ふりかけは、タナカの旅行の友。
好きだったなあ、旅行の友・・・。

もう絶版で手に入らないと思っていたら
なんと、近所の百円ショップで発見!!

速攻で購入である。



なんと、ン十年振りの邂逅である。

なんか、バルディオスといい、ふりかけといい
懐かしく、嬉しいものに再びめぐり会えているが
なんか、死期が近いのでは、と勘ぐりたくなってしまう。

しかし、百円ショップ Dソーはあなどれない!

モハメド・アリではない!

2008-12-03 23:21:48 | 日々雑感
すこし前のお話。

娘が渋谷でのコンサートに行きたいと言う。
盛り場でかつ夜のことなので駄目というが、聞けば
アリ・プロジェクトなる組のコンサートという。

格闘技好きの小生のこと、モハメド・アリのユニットなれば
観に行かねばということで、小生の同行を条件にOK。

宵の口、会場たるNHKホールの前で長蛇の列の最後尾に
並ぶ。
ふと周りを見回すと、格闘技系のイベントに似合わない
どちらかというと、ご同類の臭いがする集団がちらほら。

「んん?なんか、ヲタの臭いのする、ご同類っぽい御仁が
 多いなぁ」

首を捻りつつ訝っていると、
聞けばALI PROJECTはゴス系のプログレ・ロックの組との由で、
アニメの主題歌も結構歌っているとのこと。

「なある!」

小生の嗅覚もまだまだ捨てたものではない。
特定の臭気に敏感に反応する警察犬のようである。

考えてみれば、自腹を切って歌うたいの組のコンサートに来たのは
これが初めてやもしれぬ。
まあ、モハメド・アリでないのは残念だが
2時間、チケット代の元は取らせてもらおうではないか。

開場。

さてさて、どんなリリカルなステージが展開されると思いきや
メインの歌い手と思しき女性が羽織袴に鉢巻巻いて
竹刀を片手に登場!

鞭を竹刀に持ち替えたシェリル・ノームとでも言うのであろうか?

バックでは山海塾よろしく、海パン一丁の坊主頭の男が
前衛的な踊りをクネクネ・・・。

ストロボがバシバシ、ビデオ・プロジェクターではいかにも大和魂的な
前衛的コラージュ画像が・・・。

頭が痛い・・・・。
参りました!ヲジサン降参です。