ねこらい堂  「おやじマニアの日常」

NEKOのブログです。最近は更新が滞りがちですが気長にお付き合いくださいませ

おやじ、マンガ、描いてます! 第三十二話 破滅への序曲(最終回)

2009-06-29 23:53:02 | 制作日記
(ちゅうい)

「本制作日記シリーズは、「宇宙戦士バルディオス」のTV放映時の
サブタイトルをもじってタイトルとしております。
タイトル名、その内容とも本編のパロディであります。
ですので、殊に今回は、あまり内容を真面目に受け取らず、
あくまでもパロディとしてお楽しみください。」





今日はひたすら眠い。
溜まりに溜まった睡眠不足が破裂した感じです。

仕事中でも気を抜くと居眠りしてしまう。
会議で喋っても、呂律が回らない。
喋った後は、すぐ小船を漕いでしまう

完全なスチャラカ・サラリーマンである。
「やばい!」
ということで、ひたすらコーヒーを飲む。
カフェインがばっちり配合されたドリンク剤も
一気飲みだ。

こいつは効く。
薬局で買えるな薬剤で覚醒効果があるのは
これくらいか?

しかし効果は長続きしません。

午後になると、カフェイン類の飲みすぎと
眠気が相まって、気持ち悪くなる。

吐き気がはげしく、いやな油汗が出て
体が冷えていく感じ。

やばい、早退しようか・・・。
でも大事な会議をあと一つこなさなければ・・・。

迎え酒よろしく、ドリンク剤をもう1本あおって、
会議。

ガンガン喋ると、エンドルフィンと
アドレナリンが放出されたのか
すっと楽に。

いまのうちに仕事を片付けて、帰宅、帰宅!

帰宅途中でカフェインとエンドルフィンと
アドレナリンが切れる。
ふらふらする。

電車の中で、溜まらず空いている席に座る。
うたたねじゃない、いやな感じの意識のブラックアウトが
波状攻撃で襲って来る。

ほうほうの体で家に辿り着く。
食事も喉を通らず、風呂にだけ入った。
とても原稿執筆どころではありませんが、
止せばいいのに、日記だけ書いている。

スキャナーも壊れてしまった。
原稿もまだまだ残っている。
表紙原稿の〆切は目前だ。

また原稿は落とすしかないのか?

コミックマーケットへの参加は一体全体
どうなったんだ??



原稿落としの大津波がNEKOを襲う。
コミケへの参加は??

破滅への序曲が、今始まったのだ!




「おやじ、マンガ、描いてます」・完

おやじ、マンガ、描いてます! 第三十話 進捗不毛の日

2009-06-27 23:14:24 | 制作日記
追加ページのペン入れが終わりました!

早いぞ!いい感じだ。
MIXIの日記にも以前書いたのですが、
スキャナが壊れて、動きません。

パソコンとプリンタを起動して
プリンタをスキャナモードにしようと
思ったら、スキャナが動かない!
変なエラーメッセージが出てるのですね。

どうにもこうにも修理しないとダメみたいで
おまけに補修部品が生産中止で、修理不能ということに。

代替の相当機新型が来るのを待ってます。

ペン入れが終わったページをどんどん
スキャニングしてデータ取り込みをしないことには
どうにも先にすすめません。
うーん、その間何もできません。

仕方がないので、止めていた出来上がりページの
トーン貼りを再開することに。

こちらはすでにデジタル化してあるので
問題ありませんが・・・。

あせっている時に限って、往々にしてこんな事が
起こるのですよね。


今回のバルディオス、サブタイトルシリーズの日記も
TV放映バージョンだとあと1話でおしまいです。
おまけに最終話は、有名なバッドエンド!

執筆がバッドエンドじゃいやなので、全話放送モードいこうかな?
それとも、TV放映モード、悲惨なバッドエンドで行こうか・・・。

さあて、この執筆日記もどういう具合になるのやら。

おやじ、マンガ、描いてます! 第二十九話 執筆氷河期作戦

2009-06-26 00:43:18 | 制作日記
話は執筆日記から横道に逸れますが、

マカロニウェスタンの愛好家では
日本で3本の指に入る濃いマニアの御仁
(本サイトのリンク先でもあります)が
今マカロニウェスタンのロケ地でもある
スペインの荒野へとロケ地探訪の旅へと
行かれています。

岩山の稜線とかを指差し確認しながら、
この風景はこの映画のこのカットと同じ!
てな感じで検証されるのです。


頭が下がりますね。
趣味に入れ込むなら、ここまで馬鹿(褒め言葉)になれ!
という好例であります。


あたくしも、見習わなければ!


追加描きのページをどんどん
ペン入れしています。
合計20頁くらいの分量ですが、今は筆が走っているので
どんどん描けます。

今はひたすら描くのみです。

睡眠時間は超短縮、エコモード!
一日、3時間で元気一杯です!

おやじ、マンガ、描いてます! 第二十八話 決死のデブ走行

2009-06-23 00:24:20 | 制作日記
メタボでやばい!と思い週末ジョギングなどをやってますが
あんまり無理すると心臓によくありませんね。

なーんて意味もこめてサブタイトルでした。


睡眠時間を超短縮しての執筆モードが続いています。
気合を入れて作業しているせいか、
下書きが追加分を含め、
あっという間に終えられたので、
次は間髪入れずペン入れです。

お話的には全てが終わった後なので、
穏やかな展開になるかと思いきや
バルディオスが3カットも出てきます(笑)

面倒くさいなぁ(笑)

なのでこのシーンは、デジコミ側で描くことにしました。

眠くて堪りませんが
どんどん描きます。

おやじ、マンガ、描いてます! 第二十七話 私が信じた失敗

2009-06-22 00:31:19 | 制作日記
下手こきました。

本編追加ページは4頁だと計算していたのですが、
それでは上手く繋がらないことが判明しました。

下書きをページ順に並べてみて、
通しで読んでみて判明。

ありゃりゃりゃ・・・・。

ダメだなぁ・・・。
しょうがないんで、更に2頁おまけで、
都合6頁追加です。

あと・・・。
物語の冒頭、出だしが上手くつながらない・・・
というか、唐突なんですね。

小生は、未放映エピソード
37話 亜空間要塞最後の日
38話 雷太よ 明日を救え
はスキップしてますんで
「何故急に雷太がいないの?」
という説明が、作品中にない・・・。

しょうがないんで、ストーリーダイジェストを追加。

カットも、オリジナルのレイアウトを参考に
描き起こしです。
描いたら描いたで、また長いお話を描きたくなってしまうんで
ぐっと我慢、我慢!


カットだけです!!


当然カットは映画版ではなく、TV版の雰囲気を
ということで、大昔に発行された「バルディオス豪華本」を参考に。

持っている方なら、

「ああ、このカットを参考にしたなぁ?」

って分かる感じで・・・。

雷太の絶命シーンは、熱いなぁ・・・・
(いろんな意味で)

これで少しは37話、38話の雰囲気が出ることでしょう。
また頁が増えてしまいました。

必然的にゴールが先へと伸びてしまいましたです。

はい・・・・。

【ティータイム】海外コミックのお話

2009-06-21 00:08:17 | 同人活動
海外コミックのお話です。


海外のコミックは、絵の勉強になります。

はっきり言って、海外のコミックは、良く知りません。
ほとんど無知といってもいい位です。
(おいおい!)


絵柄も、バタ臭いというか、絵が可愛いくないというか
あまり食指が動かないモノが多いのですが
時々、ハッとするほど上手い、日本人好みの絵で
かつ綺麗な絵を描くアーティストがいるので
あなどれません。

大友克洋に影響を与えたという
フランスのメビウスは有名ですね。


学生の頃は、銀座の洋書専門店に時々行っては
海外コミックをつまみ食いしていたものですが
メビウスは流石に上手すぎで、確かに大友っぽいんで
パスでした。

そんな中で、これは好き!
と気に入った2作品。

まずはアメコミ。
Berni Wrightsonという絵描きさんが描かれた
「Swamp Thing」。

http://img2.timeinc.net/ew/dynamic/imgs/080709/del-toro/swamp-thing_l.jpg

モンスター物で映画化もされた作品ですが
ベタの使い方が秀逸で、上品な絵柄なのです。

ベタの使い方を勉強させていただきました。

もう一作は、我らがイタリアの漫画。
「黄金の眼」として実写映画化もされた
「Diabolik」という作品です。

イタリア版「ルパン三世」ともいうべき人気作品で
現在も連載中だそうです。

絵が綺麗で、女性が魅力的です。
やはりイタリアだけあって、アメコミみたいなバタ臭さが
少ないんですかね。

女性の骨格の描き方等、結構勉強になります。
好きな絵柄です。


http://en.wikipedia.org/wiki/Diabolik


神様の様に上手い人は、いっぱいいますね!

おやじ、マンガ、描いてます! 第二十六話 謎の宇宙生命体

2009-06-16 23:38:14 | 制作日記
えーと、このシリーズは毎回
宇宙戦士バルディオスのサブタイトルをもじって
付けてますが、

今回は、第26話「謎の宇宙生命体」そのまんまです。

実は、NEKOはこのお話が一番嫌いなのであります。

オリジナルのプロットはと申しますと


「バルディオスチームの雷太(典型的イエローキャラです)の彼女・ジルの
乗った宇宙探査船が戻って来る。

が、彼女は白骨化していた。

彼女の宇宙服の中に人を食らう不定形生物・アメーダスが
仕込まれていたのだ。

ブルーフィクサー基地皆殺しを企む
アフロディアの仕業である。


復讐の念に燃える雷太は、マリン、オリバーとともに
アメーダスを倒す。」

SFホラーの古典「原子人間」のプロットに、
「人食いアメーバの恐怖」や「溶解人間」、はては「バルンガ」
マグマ大使のキンドラの回、「光る通り魔」などの要素を
ミックスしたようなプロットがホラー風味満点です。

まあ、よくある人食いアメーバ侵略話なのですが、
ジルの宇宙服にアメーダスを仕込む計画を発案して
実行を指揮したのがアフロディア、というところが
アフロディア至上主義者のNEKO的には、ちょっと・・・・。
というか、どうしても納得が行きません!

全体のストーリー的にもベリシア雪原でマリンと触れ合って
心に迷いが出てきている中で、
こんな残酷な計画を発案するなんて、彼女の潔癖症具合からすると
信じられないのですね。

自らの迷い、揺れ動く心を叱咤する意味でも、
敢えて残酷な計画を実行に移したんですかね?

本編では描写されていませんが、
アメーダスをジルの宇宙服に仕込むシーケンスを想像すると
身の毛もよだちます。(以下想像・・・・)



亜空間要塞、処置室。

宇宙服を着たジルが、全身を拘束されている。

S-1の科学者と司令官のアフロディアが
兵士数名を従えて近づいてくる。

「本当によろしいので?
 あまりに非人間的すぎて、私には・・・」

「何を甘いことを言っている!地球人皆殺しのためには
 手段は選ばん!」

「それでは、ご退出ください。
 これからの処置は、アフロディア様にお眼にかけるには
 あまりにも残酷。」

「それを見るのが私の楽しみなのだ!
 さっさと始めるがよい!」

ジルのヘルメットのバイザーが開けられ、
S-1の科学者は密閉された容器から
アメーダスをバイザーの中に流しこむ。

アメーダスのどろりとした液体がジルの顔にかかる。
すぐさまバイザーが密封される。


間を置かず、ジルの絶叫が処置室に響き渡る。

ヘルメット越しにもかかわらず、耳を劈く様だ。
拘束具を、壁から引き剥がさんばかりに
暴れ、悶え、苦しんでいる。

顔をそむける科学者。

ひとしきり痙攣して、断末魔の叫びを上げた後
ジルの形をした宇宙服は動かなくなった。


「コレを宇宙船に乗せて、地球に送り返せ!」

兵士たちに指示を出すアフロディア。

「ご苦労、下がっていいぞ。」

表情も変えずアフロディアは処置室を後にする。

残された科学者は、兵士たちに聞かれないよう
呟いた。

「悪魔だ!あの女は・・・。」




・・・・・

これはこれで、
アフロディアの残虐さと心の暗黒と、
救いの無さが出てくるかもしれませんが
これは、やっぱイヤだなぁ・・・・。

きょうは、「バルディオス」よもやま話しでした。

おやじ、マンガ、描いてます! 第二十五話 ガットラー暗躍計画

2009-06-14 23:34:56 | 制作日記
気持ちを新たに、追加ページの下書きをやってます。

やっぱり
「手で描く」
という行為は楽しい!

デジコミもいいけど、やはり
「アナログの味」には
勝てないのかなぁ・・・・。

ふらふらしてるNEKOです。

本作は、去年の8月から制作を開始してるんで
もうすぐ、足掛け1年になります。

でもまだ下書きしてるって、
どういうことなんでしょうかね。

どうも、ネバーエンディング・ストーリー
(決して完成しない物語)に
魅入られていたりして・・・。


新たな下書き・・・。
なんか、ガットラーばっか描いています。
おやじは、嫌いだ!
・・・
美しくないから!

おやじ、マンガ、描いてます! 第二十四話 バルディオス・ゴールデンカップス!(その3)

2009-06-13 10:35:00 | 制作日記
このお馬鹿なサブタイトル
そもそもは「アフロディアに花束を・後編」の
座談会でで出てきたネタですね。

ゴールデンカップスと言えば、
新日本プロレス対UWFインターの対抗戦華やかかりし頃
蝶野の急所攻撃に怒ったUWFインターの安生、高山、山本の3人が
頭金髪に染めて、**カップを装着して、自らも急所攻撃を
やる、というユニット名でした。

格闘技志向のUインターの選手が、
金的攻撃に燃えるという可笑しさが最高でした。

TVの中継でも

控室・金的攻撃で反則勝ちを拾った後

安生「高山、おまえも(ピー)カップつけろよ
   (ピー)カップはいいぞ、(ピーー)蹴られても平気だぜ」
山本 (俯いて賢明に笑いを堪える)
高山「安生さん、おかしいっスよ!
   俺たちUWFなんすよ?
   なんで(ピー)カップをつけにゃいかんのっスか?
   おい、新日本!コノヤロウ!
   (ピーー)蹴って勝って嬉しいのかよ
   コノヤロウ!」
   (懸命に怒っている演技をしているが、笑いを堪えている)

(ピー)が山ほど入って、大笑いでしたねぇ。

翌週の試合の中継も
威風堂々と入場してきた安生が
対戦相手の蝶野・天山組に

防御カップで盛り上がったタイツの前を見せびらかす。

それを見た蝶野・天山組は
うろたえた様子で、
盛んに指差してレフェリーに注文を付ける。
「なんだコノヤロウ!
 なんで**カップなんか付けてんだよ、コノヤロウ!
 そんなんじゃ、****蹴っても効かねえじゃねえか、
 コノヤロウ!」

完全な逆ギレである。
プロレスはおもしろいよなぁ・・・・!

あれれれ?執筆日記の本題に入る前に
終わってしまう!

これじゃ、執筆日記じゃなくて、グダグダ与太話し日記だよぉ。
ダメだこりゃ!

おやじ、マンガ、また描き始めました! 第二十四話 バルディオス・ゴールデンカップス!(その2)

2009-06-11 23:09:44 | 制作日記
アナログのカセットコンポが壊れたので
カセットコンポに繋がっていた
アナログレコードプレイヤーをPCに直結する変換機を
買ったのですね。

て、早々にデジタル化したのが
富沢聖子の歌う「LA ROSE ROUGE」。


『蒼き流星SPTレイズナー』の後期EDです。
アナログのドーナッツ盤しか持っていませんでしたので
(CD化されているのかなぁ?)長らく聴けなかったのですね。

いい曲だなぁ・・・。
昔は少しベタベタ過ぎて、うーんという感じだったけど
今になると全然抵抗がない。

http://www.youtube.com/watch?v=FJ9R9B-2nLo&feature=related

なんでこんな関係のない話をするのか?

そもそも「永遠への旅立ち」の
追加エピソードの下書きの進行は、どうなっているんだ?おい!

えーと、現在下書き中の追加エピソードのムードは、
まさにこの曲、プラス本放送の時の映像・・・
この雰囲気で行こうと決めています。

脳内にはイメージが出来上がっているのですが、
イメージの奔流に手が追いつかず、まどろっこしいです。

なもんで、「LA ROSE ROUGE」をガンガン流しながら
寝ずに描いています。

アドレナリンが出てるのか、全然辛くありません。