ねこらい堂  「おやじマニアの日常」

NEKOのブログです。最近は更新が滞りがちですが気長にお付き合いくださいませ

コミケ、終了

2012-08-10 23:04:59 | 制作日記
自分にとっての夏コミは終了しました。 お付き合い下さった皆様、 どうもありがとうございます。 ただ、三日目は、ボーナストラックとして、 友人のスペースで売り子の予定。 新刊も、若干部数持ち込みます。 東ホ 11a です。

グレンダイザー Ver.Ω(嘘)

2012-08-04 14:53:11 | 制作日記
前の日記の続きでございます。
 
 
執筆はグレンダイザー一本化、ということで
後はひたすら描くのみ。

でも仕事で6月に海外出張とかがあった関係で、貧乏暇なし状態。
おまけに今回の作品は、描いた事のない「グレンダイザー」ということで
まず資料が何もない。
ビデオ見ながら、必死でスケッチしまくりましたがな。


更には、今回の執筆に自ら課したノルマが重くのしかかったのでした。
今回はアナログの比率を多くしよう、というのが
大きな方向性。

更には、今まで使ったことのないペン先、かぶらとスクールペンで描く!
というのが隠れテーマ。

なぜそんなノルマを課したか。
前回の作品での、自分のGペンの描線の汚さにがっかりしたもので
目先を変えてみようというものです。

さて、初めて使うカブラとスクール。
いやー、硬いですねー。

まず、主線用のカブラ。
自分は、Gペン、それも使い込んで先がユルユルになったのを好んで使ってましたものですから
コンニャクとダイヤモンドくらいの体感の差です。

スクールも硬い!丸ペンは力の加減で思いっきり太い線も描けますが
スクールはびくともしませんね。
なもんで、硬質な線を描くにはピッタリではあります。
リアルなタッチを出すにはいいかも知れませんね。

今回、キリカの描線はスクールペンでゴリゴリ描いてみたのですが
上手く硬質な描線が描けてればいいなぁ。

ただ、両方とも線が細めに出ますんで、アナログからデジタル化する際に
うまく濃淡調整しないと、2値化時に線が飛んでしまいました。

ここは結構トライアンドエラーをしましたね。

ただベガ獣ズメズメだけはモコモコ感を出すためにGペンにしました。
ベガ獣ズメズメを描いてる時に気がついたよもやま話は
同人誌本誌にいろいろとしたためてありまする。

さあ、どんな仕上がりになっているか、会場での本とのご対面が楽しみです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

執筆雑記

2012-08-01 23:26:24 | 制作日記

さて、今回は執筆日記をあまりアップできませんでした。

ゴメンナサイ、ということで今回の執筆にあたってのモロモロ
裏方、背景などなどをお蔵出ししてみます。

前回の執筆バルディオスオマージュ「マリン暗殺計画」の完結の際
誌上、または一部リアルでお会いした方には
「バルディオスは、あと2本描きたい。
 次は○○○○○!」と
宣言しておったのですが、そうはならずに
新作は「グレンダイザー」ということになってしまいました。

その点についてまずご説明を。

昨年の荒木伸吾さんの出来事があったので
なんか描きたい!というモチーフは昨年の後半からあって
昨年の冬は「マリン暗殺計画」を完結させよう、という思いが強く
そちらを優先させたものの、今年の前半は
「やはり荒木モノを!」という思いで悶々としておったのです。

実は今年の1月から3月頃まではバルディオス新作と荒木追悼本の
2本立てで進行していたのですが、
「どうもバルディオスは、気持ちが続かない。
 これではおそらく作品が出来ない」と判断したのです。

仕事やりながら同人でそれなりにリキを入れた作品を描くのは
それはそれは手間がかかるのと、長丁場の作業になります。
この緊張感とモチベーションを維持するのは、ひとえに「気持ち」です。
この作品、このキャラクターを描きたいという
煩悩の塊のようなものとでも言えましょうか。

今年の前半は、グレンダイザーに気持ちが入ってしまいました!
というのが一番の要因でした。

さてさて、バルディオスとグレンダイザーの2本立てをグレンの一本に
作業を統合しましたが、ここで予想外の伏兵が登場します。

それは「ヤマト」です(笑)。

「ヤマト2199」の劇場に「ヤマトは税金みたいなもんだから」ということで
近場の劇場(例によって、仕事帰りのレイト)で見たら、これがまあ、大嵌り!

「2199」のコミカライズは実力派のむらかわみちお先生が既に
商業でやられていましたが、NEKO個人のリビドーに触れた「2199」を
コミカライズしてみたい・・・というか、ヤマトというジャンル横断で今、
諸々思うところを紙の上に置いてみたい!との思いが・・・・。

それなりに進行していたグレンの原稿に並行してヤマトの原稿も走らせるという
またまた両建ての状態に。

4月、5月はまだ嬉々として両方の原稿を描いていたのですが
6月に入るとさすがに締切りの日程が視野に入ってきます。

そこで、手持ちの原稿の進捗状態を冷静に判断すると、
「このまま進めていたら、両方間に合わない!
 共倒れになる!」
と判断するに至った次第です。

(この項、つづく・・・オイオイ)