ねこらい堂  「おやじマニアの日常」

NEKOのブログです。最近は更新が滞りがちですが気長にお付き合いくださいませ

ヤマトの劇場に足を運ぶのもあと一回か・・・・生きてる間の最後かもしれないな。

2013-06-16 00:59:02 | マンガ・アニメ

今日は仕事だったので、昼間のヤマト初日は行けなかったのだ。

おまけに、楽しみにしていたヤマト飲み会も行けなかったのだ。

一人淋しく、雨の中21時30分の回のレイトショーに行ったのだった。

ヤマトのレイトは何故か雨の日が多かったな。

ヤマトも6回観て、あと一回で終わりか・・・。

今回は、前章のように手放しでの大興奮という感じがない・・・・。

大マゼランに着いた寂寥感か、それとも・・・・。

 

言いたいことがいくつもあるが、

それはまあ気のおけない方との

飲み会まで取っておくこととしよう。

 

閑話休題、

本編の前の予告編ですんげえ燃える作品を見た!

そのタイトルは『パシフィック・リム』。

映像を見る限りでは偏差値の低そうなロボットVS大怪獣の大プロレス映画!(褒め言葉)

なんとロボットの操縦方法はジャンボーグAなみに中で

人間がポーズを取るという中ニレベルのアイデア。

 

なんか、すげーツボに嵌りそうな予感がする!!

コイツが気になってしょうがなかったのも、

モヤモヤした一因だろうか?

 

https://www.youtube.com/watch?v=1CBC5s5qmLY


ヤマト○○○イ復活中 1

2013-04-14 21:25:08 | マンガ・アニメ

ヤマト本放送中は中学生でした。

後半の盛り上がりが凄くて、凄くて!

ビデオなんか無い当時、音楽はカセットに録音。

最終25話、26話はなんとか画像に残したくて8ミリで

TV画面を撮りました。

走査線入りまくり、手ぶれブレブレでしたが

宝物でした。

 

最終回。終わった途端に気が触れたようになりました。

ヤマト喪失症といいましょうか、

ヤマトが終わったことが信じられませんでした。

当然次の週の夜7時30分によみうり放送をつけました。

ヤマトをやっていようはずがありません。

 

頭が少しおかしくなっていた自分は

それからまだあまり流通していなかったヤマト関連商品やら

松本零士の漫画単行本やらを手当たり次第に集めました。

 

冒険王のバックナンバー、得体の知れないソノシート付絵本

石津嵐のトラウマ小説・・・・。

テレビランドに、ニセモノの絵だけど漫画が載ってた聞けば

古本屋めぐり。

 

あと、TVから録音したカセットは何回も何回も聞いて

伸びまくりでした。

スキャットの曲と、

イージーリスニング風のイスカンダルで流れた曲がとにかく好き。

イスカンダルの曲に至っては、死ぬほど好き!!

「効果音やセリフの被っていない、きれいなイスカンダルの曲を聞きたい!」

 

後年サウンドトラック盤が出るなどと夢にも思っていなかったオラは

どうしたかというと・・・。

これがまさに、オラの黒歴史の最高に恥ずかしいものの一つ・・・。

 

なんと、当時イージーリスニングで有名だった

ポール・モーリア楽団にファンレターを出したのです。

無論日本語で・・・。

 

その内容はというと・・・・、

 

「親愛なるポール・モーリアさま。

お願いがあります。

「宇宙戦艦ヤマト」というTV漫画の第25話と

第26話の冒頭に流れていたきれいな曲を

是非ポール・モーリア楽団で演奏してほしいのです!」

 

これって、もらった側からすると完全なキチ○○の手紙ですよねー!

 

当時はソレぐらい飢餓状態で、頭がイカれて、狂っていたという証左でございます。


「宇宙戦艦ヤマト」劇伴の源泉を探る旅

2013-01-20 14:31:13 | マンガ・アニメ

以下の原曲と記述したるものは、

公式に宮川泰さんや関係者が言われているものと

私NEKO個人が勝手に思い込んでいるものです。

「全然似てねーじゃん!」

と思われても、まあジジイの勝手な妄想ということで、

スルーしてくださいまし。

 

「地球を飛び立つヤマト」

これは公式。宮川氏が何かのライナーノートかラジオで言われていた。

1分05秒あたりからのずんずん盛り上がるくだりがそれ。

 

 

「デスラー登場」

これはいわくつき。原曲は公式のパイロットフィルムで

版権をクリアせずにそのまま使われていた。

本編でも、それっぽくアレンジされてはいるが

はからずも借用した形に。

 

 

「敵宇宙船の出撃」

これはもともと宮川泰氏のスコアなので

モチーフの再利用ということで。

 

 

「ブラックタイガー」

宮川彬良氏が『「ウェストサイド物語」とかのモチーフを・・・』

と発言されていた。

 

 

「夕陽に眠るヤマト」

これも宮川彬良氏が、『マカロニウェスタンの曲』と言われていた。

色々探してみたが、知名度とか曲調から見て、これではないかと・・・・。

 

 

おまけ

「新世紀エヴァンゲリオン」から「デシシヴ・バトル」

 

 

あははは!

 


新春!ねこらい堂ヤマト古参兵座談会 その1

2013-01-20 00:49:12 | マンガ・アニメ

あきみ「あけまして、おめでとうございます!」

NEKO「はげまして、おめでとうございます!」

あきみ 「新年一発目から、オヤジギャグ以前の

     小学生並みの駄洒落やなぁ。」

NEKO「最近髪の毛も薄くなってのぉ!」

あきみ「ジジ臭いこと言うなや!」

NEKO「とういうことで今日はジジ臭さ大炸裂!新春緊急skype座談会!

      題して第四章反芻! ヤマト古参兵座談会~!!」

あきみ「ぱふぱふぱふ!」

NEKO「いやー、第四章はよっかったねー!」

あきみ「やっぱ、デスコヤマト風白色彗星のテーマ?」

NEKO「うむ!あれはやっぱデスコの方を狙ってるよねー!

     でもオラはやっぱり、アホ毛ピン立ち女!」

あきみ「哀愁のガミラス女兵士!」

NEKO「メルダちゃん!いいねぇ!」

あきみ「いいよねー!」

NEKO「真面目で堅そうで、

     でも実は情に厚いとか」

あきみ「そんな感じだねー。

     鉄壁の守りっぽいけど

     一回崩れるとドドドっといく感じ?」

NEKO「尋問のシーンの古代との

     距離感も絶妙だったよねー」

あきみ「下手すりゃ古代の股の中に

     割り込んでる感じだもんね」

NEKO「エッチやー!」

あきみ「下手に裸出るよりエッチだったね!

     ガミラス下着もエロいし!」

NEKO「第4章って結構イロっぽいシーンが

     いっぱいあったよね。

     でもこのシークエンスが一番ドキっと来た。

     モニターで見られているし!」

あきみ「モニターで見られていても

     ついつい気持ちが盛り上がってしまって、とか?」

NEKO「その後いろんないきさつがあって

      釈放前にもう一回尋問のシーケンスがあったりしても

      よかったんじゃない?

      お互いドキドキしちゃって

      何も喋れなくなって。

      距離感ももう半歩くらい縮まって・・・・

あきみ「伊東が、『班長どの、今回はだんまりですか。

     これが尋問とはねぇ・・・』なんて、また嫌味を言うんだけど

     また一緒にモニターを眺めていた山本が

     女の直感で察しちゃうのね。」

NEKO「さすがあきみさん、女の気持ちがよく分かる!

     腐っても鯛ならぬ、腐ってもあきみ」

あきみ「腐った婦女子?」

NEKO「まんまやん!」

あきみ「腐っても痛い!」

NEKO「ゾンビか?」

あきみ「腐っても食う!」

NEKO「腹、こわすで!」

(つづく)

 


防備録(まだ観てないひとも多いと思うので、何の事だかはあえて書きません)

2013-01-14 20:24:49 | マンガ・アニメ

まだ劇場に行っていない人は以下スルー推奨です。

 

セレステラはデスラーとスターシャの関係を嫉妬している様子ですね。

「永遠のジュラ編」のジュラの母親みたいな位置づけかなぁ?

それともジュラそのものの役回り?

自分より古参兵のNASHIRAさんによると

没キャラ・イローゼみたいな役回りの「ジレルの魔女」のジレルは

C.L.ムーアの処女戦士ジレルシリーズからだそうだ。

ちなみに挿絵は松本零士だそうなwww。

 

アクエリアスが云々と言っていたけど、

アクエリアスの水を使った精神感応が出来る、、、、

アクエリアスの民の生き残り???

 

あー!結局ヤマト世界の生命の源はアクエリアスだから

皆生物としては同じなんですよね。

 

「トランキライザー」は「ビューティフル・ドリーマー」からですかね。

縦回転ヤマトは「2010」のディスカバリー号を彷彿とさせますねー。

 

ガミラス語で「3、2、1、点火!」の「点火!」は「バルス」だったねwww

 

ガミラス側も一枚岩でもないみたいなので、

「どうしたゲール!汗をかいているぞ!!」

「静まれ静まれ!総統は亡くなられたのだ!」

「これからはヒスさまが総統になられる!」

 

という一連のくだりが見れるかもしれません。

ゲールどもはシリウスザメの餌にwww

 

なーんて重箱の隅をつつく話を

古参兵どもとやりたい!

誰かオラを古参兵飲み会に誘いなさい(笑)


真田技師長廃棄ファイルレポート「コスモクリーナーD動作原理に関する一考察」

2013-01-05 22:13:20 | マンガ・アニメ

以下の文書は、真田志郎の個人用廃棄フォルダーから

サルベージした文書と言われるものであるが、

その真贋の程は不明である。 

 

「コスモクリーナーD動作原理に関する一考察」

宇宙戦艦ヤマト 技師長 真田志郎 記す

        

イスカンダル星より受領し、ヤマト艦内でアセンブリした

コスモクリーナーDにより、地表の放射能は成功裡に除去された。

 

その動作原理は、解析の結果おおよそのアルゴリズムは判明しているが

その詳細はいまだ不明である。

 

それは、イスカンダルからの供与技術の傾向である

主要処理部分のブラックボックス化、隠蔽化に由来する。

 

おそらく、被供与側文明の技術レベルとのアンマッチを回避するため

あえてインターフェースのみを旧技術体系に合致したレベルで開示し

中枢部分を隠蔽する方式にしているものと思われる。

 

だが、系としての機能性の観察の結果

その動作原理はおおよそ次の2点と推測されている。

その1が空気清浄機方式(いわゆるクリーナー方式)、

その2が空間指定方式である。

 

まず1である。

 

大気中に拡散されている放射能に適用される機能である。

その機能は、比較的ローテクにより構成されている。

 

まずフィルター処理部。空気循環方式により放射能を漉し取るのである。

フィルターには一部未知のテクノロジーが用いられている。

 

フィルター処理部によって漉し取られた放射性物質は中和部に送られる。

中和部に送られた放射性物質は、処理され無害化されて排出される。

 

この中和部の機能が全く不明なのである。

 

 

2の空間指定方式も見てみよう

 

これは汚染土壌、構築物または生物に付着した放射性物質を除染する機能である。

 

コンソールにより除染しようとする空間座標をパラメータで指定し

広範囲(最大は地球の大陸レベル)で除染可能である。

 

こちらは全く原理が不明である。

判明しているのが1の中和部の機能がこちらでも使われていることのみである。

 

「真田の個人的意見」

 

中和部の外見、機能的な分析からはその原理は全く不明だが

私の所感では、人工ブラックホール発生装置と似ている感じがする。

 

ひとつの傍証として、初期パラメータを設定していない状況で強制起動させた

事例がある。

地球帰還プロジェクト最末期におけるデスラー近接戦闘時のそれだ。

 

森隊員が一旦心肺停止状態に陥ったが、

それはコンソールパネル付近が一瞬酸欠空気状態になったのが原因である。

 

実はその際採取したコンソール周りの空気の状態が、ありえない数値を示していたのである。

酸素原子の原子核が異常な経時変化を起こしており、他の元素への変異を起こしていた。

まるで、酸素原子のみが1万年以上を経過したかのようであった。

  

ここからは私の仮説であるが、初期パラメータ設定不備で

コンソールまわりの酸素原子のみが1万年の経時変化を起こしたのだが、

これは本来、放射性物質をターゲットにするものだったのではないか?

 

パラメータ設定のオプションは全てアイコン化されており

そのビジュアルから類推すると大きく分けて、

1.ターゲット分子(分子種類を選択するプルダウン型になっている。半数以上が未知の分子だ)

2.ターゲット範囲(クラシックなXYZの3軸座標で構成されている)

3.浄化パラメータ

4.ホール半径

の3つから構成されている

 

1のターゲット分子は初期設定では、起動時点での環境分子をランダムに設定するようになっていた。

2のターゲット範囲は、初期設定ではメートル法でいうと7メートル四方の立法体を形成している。

3が謎のパラメータである。初期設定では恒星系、自転年、公転年等の設定を要求しているが

デフォルトでは地球時間の1万年を意味する値が設定されているようである。

4は1との連動で、基本的に分子サイズと同一の半径を指定するようになっている。いくつかのオプションが

あるようだが不明だ。

 

ここからデスラー近接戦で発生した事象を考察すると、

初期設定なしで強制起動したコスモクリーナーDは

ターゲット分子を酸素と識別し、

コンソールを基点とした7メートル四方の立法体空間において

全ての酸素分子を包み込むマイクロブラックホールを発生させ、

1万年の時を進行させたのではなかろうか。

 

ターゲット分子を放射性物質に指定し

かかる放射性物質の半減期から適切な浄化パラメータを設定すれば

放射性物質のみが時を進め、無害化されるという原理なのではなかろうか。

 

それを解明する鍵は・・・・(以下復元不能)


ヤマト・・・消えた歴史(その2)

2012-09-17 23:30:29 | マンガ・アニメ

さて、ヤマト本放送が終わると

世の中、何もなかったかのような日常が続く。

本当に何も無い。

ヤマトひでりの一番酷かった時期だ。

世間は「宇宙戦艦ヤマト」なんてものが存在しなかったように

進んでいた。

ある日、恒例の「別冊マーガレット」を買ったらば

吉田かおりさんの漫画作品(タイトル忘れた!)のモブに

なんと沖田艦長が登場しているではないか!

喫茶店のマスター役で、「いらっしゃいませ」と手描きのネームで

しゃべっている!

 

それが、本放送後ヤマトを見かけた最初の記憶。

「世の中にはヤマトが好きな人が、意外といるのかもしれない・・・」

まあそんな感じの、深く静かな潜行が続く。

そして長い雌伏の次にくるのが「劇場版映画!」ではない。

1.オールナイトニッポン版「宇宙戦艦ヤマト」

突然変異的に現れたのが、

自切俳人(じきるはいど)のオールナイトニッポン特別企画

「ラジオドラマ・宇宙戦艦ヤマト」(!!!)

LP『交響組曲宇宙戦艦ヤマト』の発売の盛り上げ企画だ。

自切俳人とは、シンガーソングライターの北山修。

 

富山敬以下主要キャストと、西崎P、宮川泰が

生放送でニッポン放送のスタジオに集結したという伝説の番組。

欠点は、MCの自切自身がヤマト素人で

麻上洋子のことを浅田美代子と呼んだり

納谷悟朗や伊武雅之に、「何の役ですか?」などと聞いたりで

キャスト陣とはぜんぜん会話が弾まない。

 

宮川さんに「なんだこの人、ぜんぜんヤマト知らないじゃん!」

と突っ込まれるというグダグダぶり。

シラケた現場に「まずい」と思ったのか

山下敬介さんが、まんまヒスの声色で

「ヒスです~!」と笑いを取ってを盛り上げていたのが印象的。

さすがプロの仕事師だ。

本編は結構面白かった。

キュウウウウウウン(遊星爆弾落下のSE)

爆発音

阿鼻叫喚の「ガヤ」。

ヒスの声の絶叫が入る。

「落ち着いてください!落ち着いてください!

 ガミラスの遊星爆弾が落下したのは東京ではありません!

 三浦半島ですぅー!」

(聞きながら、おまえ!ヒスだろう!!と突っ込みを入れた)

古代「三浦半島といえば、お父さんとお母さんの家があるところだ!

ちょっと通してください、すみません!」

ナレーション「古代進は三浦半島に急いだ。

だがそこで目にしたのは、巨大なクレーターと化した

故郷の町であった。」

古代「これは・・・お母さんの服の切れ端・・・。

   くそう!ガミラスめ。

   よくもお父さんとお母さんを殺したな!

   よくも・・・よくも!よくもー!」

ブリッジ(ヒス射殺の後の短いBGM)

ナレーション「それから2年後、地球防衛軍は最後の勢力を

       冥王星空域に結集、ガミラスとの決戦に臨んでいた」


「レーダーに反応!目標接近!!」・・・

という感じの凝った構成。

古代の心情が

復讐鬼、ガミラス全滅への慙愧、ユキへの愛

という風に推移するのがドラマの縦軸なので

ラジオドラマにフィットし、すごく分かりやすい。

傑作だと思うのだが、生のため台詞の間違いが多発したり、

松本零士先生が問題発言をして、場が凍ったりと

壮絶な現場であったため、未だ音盤化されていない。

WikipediaではBGMの回転数を間違えた、とあるが

これは第二弾の「さらば」の方。

 

2.放送事故連発、壮絶な「さらば宇宙戦艦ヤマト」

好評だった「宇宙戦艦ヤマト」に続き

「さらば宇宙戦艦ヤマト」もラジオドラマ化された。

前回大すべりだった素人パーソナリティとキャストのカラミを反省。

ドラマオンリーの構成でカラミなし、解説は西崎Pご本人。

しかし本編は前回同様、生放送を踏襲したので、伝説の放送事故連発のドラマに。

主な放送事故は2つ

1.故・木村幌氏の伝説的メロメロぶり

2.BGM回転間違い

 

1.木村幌氏はナレーションと土方艦長の二役を演じていたが

土方艦長の台詞をナレータ口調で読んでしまうという

ミスを数回犯した。

一番酷かったのは

「全砲門開け、目標都市帝国(ナレーター口調)。

 (急にドスを効かして)攻撃用意!砲雷撃戦用意!・・・」

という風に台詞の途中で人格が入れ変わってしまったもの。

 

2.古代が沖田のレリーフに語りかけるシーンで

名曲「想人」が流れるのだがこれが超早回しの間抜けな音効。

しっとりとした山場シーンがどっちらけになってしまいました。

某動画サイトに、奇跡の証拠音源がアップされていますので

消されないうちにお早めに探して確認してみてください。

拙サイトでリンクを張ると、よく消されることがありますので

今回は張りません。

 

クリップその4の30分経過あたりです。


ヤマト・・・消えた歴史(その1)

2012-09-15 18:49:19 | マンガ・アニメ

「2199」でヤマトが復活した。

嬉しい限りである。

ファースト「ヤマト」から追いかけてきた者としては

我が世の春みたいなものだ。

でも、「ヤマト」にも結構抹消された歴史がある。俗に言う黒歴史だ。

当然、しっかりとした記録にも残っていない

こんな、「抹消されるべきヤマト」も口伝ででも残して行ければと思う。

 

こんな事ぐらいしか、年寄りは役に立たないだろうから。

 

1.TV版ファーストにまつわる話

・駄菓子屋カード

本放送当時、駄菓子屋でカードが売られていた。

パチではなく版権モノ。丸に天の字のマークの天田という会社が発売。

裏面には解説が書いてあったが、初期設定に忠実なまともなものだった。

そのカードにあった珍解説。

-真田佐助(名前が・・・)

 「科学に心酔するあまり、ヤマト艦内で反乱を起こす」と書いてあった。

いつ反乱を起こすのか、毎回サスペンスフルな思いで本放送をみていた。

設定とは真逆の方向性になったようで、胸をなでおろした。

 

・コミカライズ作品

放映中に冒険王(月刊)で松本零士の連載が掲載されていたが、超ダイジェスト版だった。

サルガッソーの次がいきなり最終回だった。

サンデーコミックスで単行本化されたが大幅加筆されたため、当初発売予定日から大幅に遅れた。

その代わりに流通していたのが、ひおあきらによる単行本書き下ろし版。

自分は初版をあわてふためいて買ったが、誤植の嵐だった。

森が古代くんを「古代!」と呼び捨てにするシーケンスがあったり

「イスカンダルからの通信だ!」という相原のセリフが

「イマカンダルからの通信だ!」と誤植していたりした。

 

テレビランドには聖悠紀版「ヤマト」が連載されていた。

宇宙放射線病に倒れた沖田を森が看病するシーン。

森が沖田の病気のことを皆に伝えるというと

 

「そんな事をしたら、お前を殺してやる!」

びく「は、はい」

と、ネームも聖風になっていたのが面白かった。

 

2.ファースト映画版

「ヤマトサウンド方式上映」と当時の新聞広告に書かれていた。

その頃は見世物的なサウンド方式が大流行で

スーパーウーハーで超低音を振動させる「センサラウンド方式」や

4chステレオ音響で、音が劇場を駆け巡る「サーカムサウンド方式」なんてのがあった。

センサラウンド方式は空気がビリビリ振動するんで

同方式で上映の「大地震」や「ミッドウェイ」なんかは効果満点だったけど

遊園地を舞台にしたミステリーの「ジェットローラー・コースター」は無理があった。

 

音が劇場を駆け巡る「サーカムサウンド方式」は「デアボリカ」の悪魔憑きのシーンで

音が本当にぐるぐる回るのが一番効果的だった。

「サスペリア」では音は回らなかったが、後ろからガタンと音がして

ドキッとさせられた。

作品自体に若干パンチが欠ける場合、音響面のこけおどしで

見世物興行的に少しでも客を呼ぼうという魂胆であるが、自分は結構楽しんだ。

 

さてお待ちかねの劇場版「宇宙戦艦ヤマト」はヤマトサウンド方式上映。

これはいかなる音響方式なのか?

センサラウンドみたく波動砲発射シーンで空気がビリビリ震えるのか?

それとも音が駆け巡るのか?

期待に胸を膨らませて劇場に行ったが

単なる2chステレオ方式だった(それも新録部分のみ)。

 

3.「さらば宇宙戦艦ヤマト」

・古代とデスラーが対峙するシーンに

ボーカル曲「好敵手」が流れると、事前のアオリ情報ではあったが

カットされたようだ。

・ちなみに斉藤らの当初設定は「陸戦隊」。マンガ少年なんかに載ってた

事前情報はコレだった。

・Wikipediaに書いてある「0号版フィルム」の情報について

「1. 英雄の丘で、古代進が佐渡先生に「先生、地球はこれでいいのでしょうか。」

と繁栄に酔いしれる地球人に疑問を呈する場面があった。

2. ドックに眠るヤマトで古代進が沖田十三の幻を見た直後、各種計器の電源が自然に入るが、

この直後、徳川機関長が「ははは、びっくりしたじゃろう」と現れるシーンがあった。

この二つのシーンは当初から目撃者が多く、公開直後は確実に上映されたと思われる。」

えーと、公開日当日含めて計20回超劇場に足を運びましたが、ありませんでした。

上記はガセだと思われます。

ただ公開時の文字情報では、監修の舛田利雄が最後の最後にに結構ハサミをいれたとのこと。

有名なカットシーンは、デスラー駆逐艦襲撃前の作戦会議のシーン。

これがカットされて、シーンの繋ぎの歯切れがよくなったとのこと。

Wikipedia情報は舛田監修によりカットされたシーンのことかもかもしれませんね。

 

4.「新たなる旅立ち」

古代守がイスカンダルのマグマ噴出を抑えるため、

一人乗り艇で出撃するというシーケンスがあったそうだが

丸ごとカットされたらしい。

そのため守の活躍が全く無く、スターシアのヒモ振りを晒すこととなった。

 

5.「ヤマトよ永遠に」

ヤマトは、意外と劇場版興行の際のコケ脅しが好き。

プロデューサの興行師根性からか?

ファーストの時も単なる2ch音響を「ヤマトサウンド方式」と呼んで鳴り物入りで公開した。

「ヤマトよ永遠に」の際の上映方式は「ワープディメンジョン方式上映」。

この内容は公開までは一切秘密であり

「あっと驚く、上映方式です!」

てな具合で期待感をあおりまくってい。

さて気負いこんで初日の劇場に行ってみたら・・・。

黒色銀河を抜けていくシーンでフィルム交換のサインが出るのだが

それと同時に今までビスタサイズだったスクリーンのカーテンが横に開く。

 

「上映中にスクリーンが開くってどういうこと?」

 

あれよあれよという間にスクリーンが横長のシネスコサイズになる。

同時に白色銀河の映像が出て

二重銀河の劇伴がバーンとばかり流れるのですね~。

あーびっくらこいた(笑)!

友人の会長氏による鑑賞前のワープディメンジョン方式の大予想は

「ヤマト艦橋上でワンサくんたちが踊りまくる

 ミュージカルに早代わりするのでは?」

というものでした。残念、見事にハズレ!(笑)

逆に、これでもよかったのかも(爆)?

 

6.「ヤマト完結編」

ディンギル側の武器は当初

「ハイパー熱核ミサイル」と表記されていたが

「核ミサイル」という響きが問題になったのか最終的には

「ハイパー放射ミサイル」に変わった。

 

まだまだ何かあった気もしますが、思い出したら増補していきます!

 

 


GWにはフロンティア船団に行ってきました

2012-05-07 23:14:39 | マンガ・アニメ

ゴールデンウィーク前半には、

池袋にマクロスフロンティア船団が寄航するとのことなので

いそいそと行ってまいりました。

実物(大)の「銀河の妖精」シェリル・ノーム嬢にも会えたし

アルトきゅーんの愛機、VF-25メサイアも観れた。

やっぱ実物のバルキリーはカッコイイ!!

 

 

おみやげには名物の「ふろんてぃあまんじゅう」を買ったのは

言うまでもない!

 

楽しかったよ!