ねこらい堂  「おやじマニアの日常」

NEKOのブログです。最近は更新が滞りがちですが気長にお付き合いくださいませ

長編マンガ執筆中!第四十四話「恐怖の超変人」

2008-06-30 23:09:59 | 制作日記
前回で悪夢からの脱出を果たしましたが、
相変わらず仕上げ工程中のNEKOです。

今回はタイトルにちなんで(?)、小生の友人のご紹介。
時折このブログに登場するAさんについて。

Aさんともう一人と小生とで、結構古くから同人活動をやっております。
初参加が、コミックマーケット12(爆!)

浅草の都立産業会館台東館という、ごみ箱からボヤ出しをしたせいで
一回で追い出されたといういわくつきの会場です。

Aさんと、そのサークルの会長をやっていたもう一人(面倒くさいので
仮に会長と呼びます)とではるばる浅草まで行きましたね。

どういう因果か、サークル3人そろい踏みしたのは、この回一回のみで
その後会長はとある理由で、日本を脱出。
コミケットはもっぱらAさんと出陣をしています。

Aさんは、初期は若干の抜けがありますが、TRC、晴海に移ってからは
ほぼコミケ皆勤賞という猛者であります。

これだけ参戦歴が長いと、Aさんには数々の武勇伝があります。
某○ティの関係者と会場で壮絶なゴロを巻き、その後友人になったという
昔の少年マンガようなエピソードもあります。

現在は、某アニメのFCサークルを主宰しており、コミケでは
ここ毎回お誕生日席に配置されるという、メジャーなご仁であります。

去年の冬のコミケットでは、間に5列くらい挟んで泣き別れとなってしまい
期間中はほとんどお話できませんでしたね。

・・・なんてこと、気楽に噂していたら、
あろうことか、今回はコミケ落選とか・・・。

何悪さをしでかしたのやら・・・。

長編マンガ執筆中!第四十三話「第四工程の悪夢」(その5)

2008-06-25 23:35:10 | 制作日記
写経の日々、ベタとホワイトの地獄から逃避するかの如く
DVD鑑賞の毎日です。

第四工程の悪夢から、逃げ出したい!
すっかり、逃避モードですな。

ついつい観るのは「天元突破グレンラガン」。
「あしたのジョー」リスペクトな描写は燃えますね!
ロボットアニメで、キラキラ光るゲロ描写を再見できるとは
思ってませんでした。

「やっぱ、ロボット物はいいよなぁ!」と感激して
お手製のロボットアニメ主題歌全集のCDを聞く。
すると、バルディオスの曲も入っている。
エンディング曲も聴く。
エンディングは、伴奏の泣きのストリングスを聞いているだけで
胸が一杯になる。

すると、ついつい
「バルディオス、チャージ・アップ!」の劇伴も聞きたくなる。
TV版、映画版と連続で聞く。

ずんずちゃらら、ずんずちゃらら、ずんずちゃらら、ずんずちゃらら、
ちゃーんちゃちゃーん、ちゃんちゃんちゃんちゃーん、
ちゃちゃちゃちゃーん!

映画版の方が、やはり音が厚いなぁ!と感慨に浸る頃には、
すっかり気合が戻って、筆ペンを握り、再び机に向かっている。

だって、小生はおやぢマニアだから・・・!

第四工程の悪夢を追い払え!

<少年ジャンプなら、ここで思わず「完」と入れたくなってしまうような
 展開になってしまいましたね>

長編マンガ執筆中!第四十三話「第四工程の悪夢」(その4)

2008-06-22 23:58:41 | 制作日記
いつまで続く、泥濘ぞ!
悪夢の第四工程です。

まさに死の工程です。
まだまだ続いています、死のロード。

やってはいけない、禁じ手の
仕上げ時の原稿書き直しを、またやってしまった。

アフロディアのアップのコマで、どうしても表情が気に入らないので
ついつい下書きからやりなおし。

昔のオール手書きの頃は、ひとつのコマだけ書き直すときは
カッターやはさみで原稿を切り刻むという
結構物書きにとっては心臓によくない作業をする必要がありましたが
デジコミだとレイヤー機能を使って、簡単に貼り付けできてしまうので
楽チンです。

ただ、その前の原稿のスキャニングが大変ですが・・・。
うちのボロスキャナーは、B4原稿は2回に分けてスキャンする必要があり
さらに読み取りが亀の歩みなみに遅い!
(B4の半分を取るのに15分もかかる!
 B4 1枚で30分!!)

まだまだ、スキャニングなんて先の作業なんですけど、今から気が重い・・・。

長編マンガ執筆中!第四十三話「第四工程の悪夢」(その3)

2008-06-21 04:24:50 | 制作日記
いつまで続く、泥濘ぞ!
悪夢の第四工程です。

まさに死の工程です。

膨大な原稿用紙の1枚1枚に
追加の描線を描き、ベタを置いて、ホワイトで修正する。
出来上がると、5月19日の日記のような原稿になります。
(こいつは、お披露目用に先行して仕上げをしたのです)

1枚当たりの作業量は、今までで最大なくせに
作業自体はつまらない。

あと、異常に細かい作業なんで、非常に目が疲れる。
目が疲れると、眼精疲労性の肩凝りがきて・・・・という
イヤーンなパターンとなる。

でも、ベタが上手く入ると原稿がピシーっと締まる。
この一瞬の快感が堪らない!

今は、胸突き八丁、
八丁堀に八丁味噌。
お酒が飲みたーい・・・。(壊れたか?)

何とか今月中に

長編マンガ執筆中!第四十三話「第四工程の悪夢」(その2)

2008-06-18 23:20:22 | 制作日記
第四十三話「第四工程の悪夢」、その2と続きます。
もう少し続くかも・・・。

元ネタ・ウルトラセブンの「第三惑星の悪夢」という
カッコイイサブタイトルが気に入っているのと、
マジに第四工程・仕上げに苦戦しているのと、
実は元ネタのサブタイトルが払底してあと6つしか残っていない
というのが裏の事情です。

仕上げ工程、まさに悪夢です。
ひとつ前の主線ペン入れの工程では、
本当に輪郭くらいしか描いていないので、
背景や細かなところ等、描く量が今までで
一番多いのです。

かといって、主線描きみたいな楽しさがないのです。
主線描きは、鉛筆の下書きが書き込みすぎてぐしゃぐしゃに
なっているところを、「えいやっ」と一本の線を引くのが
面白いのです。

まるで、丸太から仏像を削りだすような楽しさであります。
反対に仕上げ工程は、すでに削りだしている仏像を
さらに細かく削ったり、紙やすりかけたりみたいな工程で
手間は倍くらいかかる割りに、面白みにかけるのです。

なので、週末に10ページくらいできるかも、ていう目算は見事に外れ
6・7頁がいいところ・・・・。

泥沼の中を進むがごとく、歩みはのろい・・・ですね。
間に合うのかなぁ・・・・。

長編マンガ執筆中!第四十三話「第四工程の悪夢」

2008-06-16 23:18:31 | 制作日記
今年のお正月に一念発起して、
「アフロディアに花束を・後編」約90頁を描き始めてから
はや5ヶ月。
気持ち的には、一番弛緩するタイミングです。

描けども描けども終わらない・・・
そんな無間地獄を味あわされている感じです。

第四工程の仕上げなので、もう一回最初の頁に戻る。
得物は、もっぱら細い線用の丸ペンと、ホワイトと小生にとっては
万能ツールである、筆ペン。

線を書き足したり、背景を描いたり、修正したり・・・
といきたいとこですけど、
最初の方の作画を見て、すごい違和感を感じる。
「なんか、いやだなぁ・・・」
ということで、下書きから書き直し!

「ま、こんなもんかな?」
・・・・
ヤバイ!
これぞ、長編作品の完成を阻む業病、
無限ループではないか!

『描き直しは、厳禁だ!』
「でも、最初の頃の絵、すごい違和感があって、
 仕上げどころじゃないっす」
『無限ループに嵌って、逃げ出せないぞ!』
「それならそれでいい!満足いくものを描きたい!」

悪夢の第四工程の始まりである。

長編マンガ執筆中!第四十二話「ノルマの使者」

2008-06-15 01:46:52 | 制作日記
工程が一つ進んだNEKOです。

今日から、仕上げ工程です。
小生の製作工程は、ちょっと変わっていますが
下のような工程になっています。

第一工程 シナリオ(アナログ)
第二工程 下書き(アナログ)
第三工程 主線ペン入れ(アナログ)
第四工程 仕上げ(アナログ)
第五工程 デジコミ(デジタル)

昨日で第三工程が終わったので、
今日からは、第四工程の仕上げです。

主線ペン入れの段階では、結構大胆に線を引いたり
メインの部分だけ線を引いてどんどん次に進んだりしています。

仕上げ工程では、ホワイトではみ出しを消したり
背景を描いたり、細かな描線を追加したり
と、地味めな作業が中心です。

作業が地味なくせに、えっらい時間を食います。
もし、アシスタントさんがいれば、
まるごとお願いしたくなる
ような部分です(えらそうに!)

途中で力尽きることが多いのも、この工程です。
気をつけねば・・・・。

長編マンガ執筆中!第四十話「NEKO悩殺計画(後編)」

2008-06-10 23:15:16 | 制作日記
そろそろ息が上がってきたNEKOです。
やはり85ページは長い!

太平洋を平泳ぎで進んでいる感じです。
泳げども泳げども、向こう岸がみえてこない・・・・。

この徒労感・喪失感で絶望して、
途中で沈没してしまうんだろうなぁ・・・・。

私は、泳ぎ切る!
手元だけを見てひたすら描くべし、描くべし!(あしたのジョーかよ!)

だけど、このワシワシ絵を描く感じっていうのは
下書き、主線ペン入れ工程までなんですよね。

ここから先、仕上げ工程は細々と部品を塗る、という感じで
デジコミにいたっては、完全に「オペレーションと」いう感じで
「描く」という感じじゃないんですよねぇー。

前編の時もそうでしたが、仕上げ工程に入ってから
だんだんと絵が下手になっていくのが
実感されました。
(直接に絵をゴリゴリ描く事が減りますので・・・)

苦しいながらも楽しい工程も、あともう少し(だろう・・・)

長編マンガ執筆中!第三十九話「NEKO悩殺計画(前篇)」

2008-06-08 01:45:17 | 制作日記
ようやく、復活しつつあるNEKOです。
さあ、ペンを握って、やるぞー!


マリンとアフロディアの最後の交流シーンをペン入れです。
思い入れのあるシーンなので、
ペン入れにも力が入る。

切ない、悲しい・・・。
病み上がりで、いきなりクライマックスです。

とりあえず作者なので、一番感動してあげる。
少なくとも作者が一番面白がってあげないと、
どんな作品なんや、ということなので・・・。

ペンが走り、ネーム・下書きと来たエピソードを
一部消して、予定外のシーンを挿入。

やはり、ここまで来たらこう来なくっちゃ!
ということで(謎)。

かなりの冒険ですが、皆様のご感想を早くお伺いしたい。
叩かれたら切ないなぁ。

でもその前に、早く完成させるべし!オレ!!