ねこらい堂  「おやじマニアの日常」

NEKOのブログです。最近は更新が滞りがちですが気長にお付き合いくださいませ

長編マンガ執筆中!第二十八話「90ページを突っ走れ!」

2008-04-26 17:43:04 | 制作日記
「チーズ・スイートホーム」のアニメ版が気に入っている
NEKOです。

チーがかわいいー!


・日々雑感:おやぢ流即売会の楽しみ方(その2)

話題についていけない、流行のアニメ・マンガが分からない!
そういうギャップを感じはじめて、はや十ン年。

でも、相変わらず即売会は好きです。
さすがに違和感を強烈に感じはじめた頃は
「もう、潮時なのかも・・・」とも
考えましたが、まだまだ現役です。

コミケット・カタログは、未だに読むのが大好きです。
もう、大多数の絵は、元ネタが分からなくなってますが・・・。
(古い作品だけは分かりますよぉ)

それは、ズバリ、絵だけを見ているからです。
上手い絵、ユニークな技法、斬新なタッチ、端正な作画・・・。
本ネタなんかわかんなくても、片っ端からチェックです。
BL系でもOKです。
ただし男性向けエロだけは、パスです。
無論、エロは嫌いではないのですが
同人誌のエロって何か痛々しくって、
あまり好きじゃありません。
(安○航一郎とかの、お下劣馬鹿マンガは別ですよ)

そうすると、カタログはチェックの付箋で一杯になります。
当日は、チェックのついた所を片っ端から回るのです。

すると、経験上最低1割、運が良ければ3割位の確率で
結構良い本が買えます。

ジャンルや元ネタは知らないですが、絵柄が気に入った本
というやつです。
入れパクのような、何でもOKの買い方のようですが、
ここからだんだんと世界が広がっていくのです。

これがNEKO流楽しみ方です。
(この項続く)


・制作日誌

人生、一生勉強ですね。
趣味のマンガもそうだなぁと再認識。

今回の「後編」の執筆上のチャレンジは、
「描線をGペンで描く」ということにしております。

少しでもマンガの心得のある方は、
「なんだ、常識じゃない!」
とお思いになるかもしれません。

実は小生、Gペンは苦手でして
Gペンで描くとどうも線が汚くって
もっぱら丸ペンを愛用しております。

今回、短期間ですがいろいろと本を読んで
マンガ技術をおさらいしたところ
「やはり、マンガ描きの基本はGペンだなぁ」
という思いに至り、日々Gペンと格闘しております。

まだまだ綺麗な線は描けませんが、
いままで汚い線しか描けなかった原因とか、
線の引き方とか、ちょっとずつですが
分かってきたような気がします。

長編マンガ執筆中!第二十七話「サイボーグ同人作戦」

2008-04-24 00:16:32 | 制作日記
これは、新約版オリジナル、
ジェミーとアフロディアの会話のシーン。
平和そうに、なにやら話していますね。
何を話しているのかなぁ・・・。




4月です。
新入社員の季節です。
歓送迎会の季節です。
飲み会では、リーマンおやぢモード全開で、
とても隠れオタには見えない
(と自分で勝手に思っている)NEKOです


・日々雑感:おやぢ流即売会の楽しみ方

十代、二十代の頃は、リアルタイムで話題になっている
作品群に嵌まり、
「好きな作品=世間で話題の作品」という
状況でした。

当時ですと、アニメではガンダム・イデオン、松本零二、それから
忘れちゃいけないバルディオス、
漫画作品だと、大友、萩尾、竹宮、大島、内田、森川・・・・の諸先生
なんてところですかね。

その時期を過ぎて年輪を重ねてくると、
さすがに「世間で話題の作品についていけない」
という状況が発生します。

「今、人気の作品を知らない、分からない」
という状況ですね。
時期でいうと、トルーパー・サイバーフォーミュラーが全盛の頃からですかね。
自分の嗜好と世間の流行が微妙にずれてきて、違和感を感じる。

そんな風な違和感を感じはじめると、かなりの人は
ヲタの世界を卒業していきます。

有名なコミックマーケットには、カタログというものがあります。
電話帳みたいな分厚い冊子の中に、5センチ四方よりやや小さいサイズでの
サークルの自己紹介カットが延々と並ぶものであります。

一般の人達に言わせると、全部同じに見える、
というものですが、5センチ四方のサイズに
あまたの描き手さんが自分のお気に入りの絵や
キャラクターを力を入れて描いた、熱い作品群なのです。

話題に付いていけている時分には、
「あ、これはあの作品、こっちはこのキャラクター」と
見るだけで分かったのですが、
最近はそうはいきません。

というか、むしろ全然分かりません。
となると必然的に興味それ自体も薄れてくるものなのですが、
小生には元ネタを知らなくてもOKという、
独特の楽しみ方があるのでした。
(この項続く)


・制作日誌

いよいよペン入れです。

前回のデジコミ初体験の経験を踏まえ、手番を多少変更します。

枠線、吹き出しも、ComicStudio側でなく、手描きで描くことにしました。
デジコミ側で枠線、吹き出しを入れるとどうもレイアウトの調整に
違和感がありましたので、それを踏まえての変更です。

手描きの手番が増えますが、描いていると
「マンガを描いている!」
という実感があります。

枠線や吹き出しがない絵だと、どうも
「デジコミ用のパーツを描いている」
という感が強く、ちょっと気分が乗らない部分があったので・・・。

下書きを一ヶ月半近くやってきたせいかもしれませんが、
ペン入れが、異常に楽しい!
まさに嬉々として、墨汁の線を引いています。

こうしてみると、自分は
(下手っぴいですが)描き手側の人間なのかなぁと
再認識する次第です。

夏には、バル・ファンの方々にご披露できますように
長い道程のはじまりです。

1クール総集編・ねこらい堂の歩み

2008-04-23 01:19:44 | 制作日記
TVアニメでよくやる、1クール目が終わった際の総集編。
「エヴァ」や「グレンラガン」でもやってました。

今回はそんな感じで・・・。


NEKO。
性別・男。
どこにでもいる普通のサラリーマン、

・・・・おやぢ。

毎日痛勤電車に揺られて、会社勤め。
損益分岐点、マーケティング、原価計算・・・・。
仕事、仕事、仕事・・・・。

昔は、アニメやマンガに嵌っていて、同人誌とやらを
出したことがあるらしい。
大学時代は、マンガをやっていたらしい。

だが今は・・・・。
墨汁は腐り、ペン先は錆び、ロットリングは詰まり・・・・。
3年以上もペンを握っていない・・・。

だって、おやぢは大変なんだもの。
M&A、吸収合併、リストラ、リストラ、リストラ・・・・。

食う、寝るだけで精一杯で、
いつしか青年の日の熱い「萌える」思いを忘れ去っていった。
そんな、2007年7月のある日、

「宇宙戦士バルディオス」。
25年以上も前の、いびつで不細工で、
おまけに途中打ち切りとなった不人気なアニメ作品。
そいつのDVDを見てしまった。

途中打ち切りの喪失感が、当時と同じ、いや
それ以上の切なさでNEKOを襲った。

心は一瞬にして25年の時を遡った。
自問自答するNEKO。

「あの時、俺は何を思った?」
『無謀にも、未放映のエピソードをマンガにしようとした。』
「なぜ?」
『ヒロインのアフロディアという、緑の髪の女性に、痛く思い入れたから』
「で、どうなった?」
『技術のつたなさで、途中で断念した。』
「で、お前は悔いはないのか?」
『・・・・』
「あれから25年、お前は未だに後悔している。
 これから25年後、またお前は後悔することだろうよ。
 だが今度の25年後には、お前にはチャンスは残っていない。」
『・・・・』
「やるなら、今しかないぞ」
『・・・やる?何を?』
「さぼっていた、宿題をだよ!」

2007年8月、腐った墨汁を入れ代え、ペンの錆びを落とし、
買ってから一度も火を入れたことのなかったComicStudioを起動した。

生まれて初めてのカラー原稿も描いた。

2007年12月、4年ぶりのマンガ作品、
「アフロディアに花束を・前編」が完成した。

同年末、コミックマーケット73。
数年ぶりのサークル参加。

NEKOの最後の参加の際、
オリジナル漫画の新刊本が酷い売り上げで
惨敗、玉砕。その時、NEKOの心が折れた。

それ以来の参加だ。
リベンジか、愚か者の無謀な試みか。

前回の悪夢が心をよぎる。
前回みたく、6時間の開催中1冊も売れなかったら・・・。

こんな古臭い作品の二次創作作品を、
よせばいいのに新刊本で、カラー表紙で
それも70頁以上もある厚い本で、何と酔狂な・・・。

それに、こんなしょぼくれた、おやぢが店番していたら
ここだけ避けて通られたりして・・・・。
周りのスペースの方々、ごめんなさい!
心の中で、手を合わせる。

コミックマーケット73の1日目は
予定通り10時に開幕し、4時に閉幕した。

その間の成果は。
NEKOのコミケット参加史上、最多の売り上げ冊数。

お声をかけて下さって、交流をさせて頂いた方多数。
感動。
単なるリーマンおやぢ・NEKOは、
その日よりおやぢマニアとして復活。

お客様の中のお一人の
「後編、絶対お願いします。待ってます。」
という、ある意味はかない言葉を
心の支えとして
「アフロディアに花束を・後編」の執筆に着手した。

その総ページ数 約90ページ。
未だ、製作進行中。

長編マンガ執筆中!第二十六話「超兵器Gペン1本」

2008-04-20 09:05:37 | 制作日記

マンガを読むと自分の世界が広がることを実感。
色々な作品、執筆されている先生方に想いを馳せ・・・。
などと、春先のせいか、
やたらセンチになっているNEKOです。


・日々雑感
日々何かしら描いていると、それがたとえ30分でも
それなりの絵心がついてきます。

下手は下手なりに、という感じです。
上手くかけない、と何回も壁にぶつかりますが
大切なのは、実物をみて勉強することのようですね。

実際にモデルを前にクロッキーをするのが一番いいんでしょうが
リーマンおやぢにはなかなかそこまで時間がとれません。

そこで重宝しているのが、目で見て頭で描くということ。
最近もズボンのしわの寄り方、長袖のひじの部分のしわの動きなどを
そこらへんで歩いている人を見て観察し、頭の中で描いてみて、
仕事の合間に、メモなんかにちょこちょこっとラクガキをする・・・・。
そんなことを時々やってます。

いろいろ発見があって面白いです。
もそっと早くからやっていれば、もっと上手い絵がかけていたのに
という後悔の念がしきりです。

ただ、女性をあまりジロジロと見つめていると
違った風に誤解されかねませんので、注意しなければいけません。


・制作日誌

今日からペン入れ。
今回のペン入れでも、テーマを持って進めることとする。

前編では、ブランクが長く、線もヨレてたので全て丸ペンで
書いた経緯があります。

今回は思うところもってGペンメインでがんばってみるつもりです。
マンガの基本はやはりGペンだよなぁ、ということです。

あと、もう一つのテーマは、とにかく丁寧にかくことであります。
時間がどれだけかかるか、ちょっち心配なところではありますが。

さあ、がんばろう!

長編マンガ執筆中!第二十五話「摂氏18度の快適」

2008-04-18 00:33:27 | 制作日記
春真っ盛りですね。
仕事帰りの、駅から家までの道は歩きなのですが、
夜風が、何だか薫るようないい香りなのです。

ついつい拙へっぽこ作品の1シーン
「アフロディア、いいにおいだ」
ていうセリフを思い出してしまいまうNEKOです。

参考文献:ねこらい堂発行「アフロディアに花束を・前編」


・日々雑感
ちゃらったーら、ちゃーらら
「女神の泡」五
今日は最終回、オランダのビールです。

オランダは仕事の関係で、最も長く滞在しました。

夕食というと必ずビールを飲んでいた記憶があります。
だって、ミネラルウォーターより安いんですもの・・・。
当時の価格で確か、100円しなかったですね。

オランダの飯屋では、ビールはもっぱらビンで出されました。
ジョッキで出た記憶は少ないですね。
小ぶりのビンを、各自手酌で飲むという習慣です。

日本風に、
「どうぞ一杯」
「おっとっと・・・」
という習慣はオランダではありません。
特に女性がこれをやるのは
商売の人と思われるのでNGだそうです。

オランダというと、緑のラベルのハイネケンが有名ですが
街のレストランではあまり出てきません。
ちょっとお高いイメージがあるのですかね。

もっぱら現地のブランドで
アムステル・ビール、フロルシェ、オラニエブームなんてのを
良く飲みました。

あと、中華料理屋(これが意外と多い!)では
青島ビールですかね。(チンタオ・ピーチューとオーダーします)

いずれもクセの少ない、ラガービールで
日本のビールに近かったイメージがあります。

ちょうど国自体がドイツと英国、ベルギーの中間に位置しているので
ビールも中庸という感じです。

唯一の欠点は食事。
オランダ料理というのは、ヨーロッパの田舎料理といった風情で
結構質素なものです。
オランダ料理が売りのレストランも少ないです。

記憶にあるのが、山のようなフライドポテトにマヨネーズをつけて食する
という、一回でメタボになりそうな料理ですかね。

オランダ人は、兎に角マヨネーズが大好きみたいです。
あのマク○ナルドでも、「マ○クバーガー・付き」というメニューがあって
「何が付いているんだろう?」と
興味津々でオーダーしたら
マヨネーズ付きバーガーが出てきました。

屋台でフライドポテトを売っていましたが、
買うと、「付けますか?」と聞いてきます。
何を?
当然マヨネーズであります。

あと、オランダの屋台で食べられるのが「ヘーリン」と呼ばれるニシンの酢漬け
です。
頭と内臓を抜いたニシンの酢漬けを、一匹まるごと玉葱のみじん切りをまぶして
食するという、ヨーロッパらしからぬ食い物です。

現地の人は歩きながらニシンの尻尾を持って、
上向きに豪快にかぶりついています。
ちょっちお行儀が悪いのですが、
味の方は最高!!

さほど生臭くなく(玉葱のみじん切りのお手柄)
油が良く乗っていて、日本人の口に合う美味さでありましたね。
他のヨーロッパの国の人はNGのようでしたけど・・・・。
(北欧はデンマークより北の方にいくと、
似たような料理があるのでOKみたいですね)

メタボポテト、ニシンの酢漬け、オランダビールがあればオランダの夕食はOK
です。

ただ、数週間もすれば、日本食が恋しくなること請け合いです。

何かの機会があれば、もう一度
ヨーロッパ・ビール+B級グルメ紀行をやりたいものです。

・制作日誌
下書きが完了しました。
40枚入りマンガ原稿用紙を2袋使い切り
3袋目を5枚使いました。

「感傷にひたっているヒマはない。
 戦いはこれからなのだ!」
という沖田艦長の叱咤の声が聞こえてきそうですが、
本日はヒト区切り。

軽い打ち上げ気分で、缶ビールを3本あけて
酔っ払ったあとに
藤生先生の「マザーファッカー」を読む。
あっという間に、失神して熟睡。

目の具合は、一進一退ですな。

酔っ払った頭に、映画「ガメラ対バルゴン」で
蠍に刺されて「目がみえへん!息でけへん!」と叫びながら
死んでいったおっさんのことが頭をよぎる。
あれは幼心にも怖かったなぁ。

長編マンガ執筆中!第二十四話「田舎へ還れ!」

2008-04-16 00:31:06 | 制作日記
そろそろスピードアップしないと、後がしんどそうだなぁと
焦りはじめているNEKOです。
体調や目の具合を気にしつつ、スピードアップ!

・日々雑感
ちゃらったーら、ちゃーらら
「女神の泡」四
今日はイギリスのパブからです。

イギリスのビールはちょっと変わっています。
イギリス文化自体が、ヨーロッパ「大陸」からすこし
距離を置いた雰囲気を感じさせます。

全体的に何か、
「うちらは、大陸とはちょっと違うし・・・」という感じなのです。

イギリスのビールも、大陸のドイツやベルギーとは少し様子が違います。

イギリスの一杯飲み屋であります「パブ」に行きますと
ビールは大きく分けて、「ビター」と「ラガー」があります。
ギネスのような黒ビールはちょっと置いときますね。

「ラガー」は日本にもある普通のタイプのビールですが、
「ビター」はまさにイギリス独特のビールです。

ちょっと褐色味を帯びていて、アルコール度が若干高め。
あと一番の特徴は、炭酸が少なくて室温で飲む、ということです。

ロンドンっ子は、何といってもビターだよ、ということなのですが、
少し気が抜けて生ぬるいビターには、最初はなかなか馴染めませんでした。

なんだかハーフ&ハーフをコップに注いで
暫らく放置しておいて炭酸も抜け、生ぬるくなったやつ
というイメージでした。

口の悪いドイツ人の仕事仲間などは、
「ロンドンのビターは、あれはビールじゃない。
 あれは、鼻水を飲んでいるようなもんだ。
 それとも、春先の池の水かな?
 蛙か亀くらいしか飲まないよ。」
と、ずいぶん手酷い事を言ってましたね。

でも面白いもんで、冬は寒々と冷え、なおかつやたら霧が多くて
湿っぽいロンドンの気候に馴れてくるると、
室温(とは言え結構寒い)で、炭酸少なめのビターの方が
美味しく感じはじめるのです。

ロンドンっ子の仕事仲間とパブに行き
「僕もビターを、1パイント」
とオーダーすると、
「NEKOもロンドンっ子だねぇ。やっぱビールはビターだよ!」と
非常に喜んでくれます。

「1パイント」というサイズ表現も
イギリス独特でしょうね。
日本でいう中ジョッキ、というイメージです。
中ジョッキよりは若干小さく、グラスはスマートで
背が高い独特なものです。

1パイントでも多すぎる場合は、「ハーフパイント」と
オーダーします。
日本のコップより少し大きめのグラスに入って出てきます。

イギリスのパブは、ドイツと違いつまみが豊富です。
どんな物があるのかは、全部はよくわかりませんが
有名なのはフィッシュ&チップスです。

白身魚のフライ+大量のフライドポテトがそれです。
これを一皿とビターを3パイントくらい空けると
お腹一杯になって、夕食おしまい、ってことが多かったですね。

アルコール分が若干高めなので、3パイントも飲むと
結構アルコールがまわって
体がポカポカになったいい気分で、
ロンドンの寒空の中を宿へと帰って行ったものでした。

次回は最終回、オランダのビールです。

・制作日誌
アフロディアが静かに息を引き取り、
ただ波だけが何事もなかったのように
マリンの足元に打ち寄せる・・・。

下描きベースでは、クライマックスを過ぎ
二人の愛の最後の到達点という、
一番描きたかったエピソードに到達。
やっと終わり(安息)です。

いいおやぢが、阿呆みたいですが、
涙が止まりません。

いやあ、いい経験させて頂いております。
小生、単なるへなちょこなリーマンおやぢですが、
ゴルフやマージャン、はたまた賭け事なんかではとても味わえない
「描く喜び」を、味あわせて頂いています。

世の中に、私と同類のリーマンおやぢの方って
いらっしゃるんですかねぇ。

隠れていらっしゃらないで、出てきてくださいませ。
お友だちになりましょう(爆)。

閑話休題。
お話は終局です。
だが、まだまだあと8頁も残っています。
なぜ?
なぜ?
終わるんじゃないの?

それは・・・(すいません、お楽しみということで)。

あと8頁で下書き工程は完成です。
総頁数83ページ。
少々半端な頁数ですが、小生の今までの記録71ページを抜く、
最長記録です。
いままでの最長の71ページは「セーラームーン外伝~さよならウラヌス」(爆
!)
で描いた頁数でして、
仲間内では有名な話ですが、こいつを描き終えた瞬間に本当に倒れて
救急車で病院に運び込まれたという、いわくつきのシロモノなのです。

以来、リーマン暮らしに長編は禁物、と自ら封印しておったのですが
今回、その記録の更新に挑むことになりそうです。

まあ、昔と比べ多少力加減が分かって来たのと、
デジタルコミックも併用しますので
とにかく倒れないように、無事に完成させる。
こいつが最大の目標です。
(すでに目をイワせてしまってますが)

最悪、2・3回に分割ということになるかもしれませんが。
なんとか頑張ってみます。

長編マンガ執筆中!第二十三話「アラを捜せ」

2008-04-14 00:26:53 | 制作日記
季節が「どちらかというと冬」モードから「どちらかというと夏」モード
になって、何気にすごく喜んでいる、夏が大好きNEKOです

・日々雑感 『女神の泡』三
またまた、ビールのお話です。
前回はドイツのビアホールの話を書きましたね。
今日は、ベルギービールのお話を。

ベルギーのビールというと、何かイメージが薄い感じがしますが、
意外なことにその種類が非常に多いことに驚かされます。
正確にはわかりませんが、ドイツより種類は多いんじゃないでしょうか?

ベルギービールの特徴は、なんといってもエールビールでしょう。
もちろん普通のラガービール(日本でもある普通のビール)も
ありますが、ベルギーに行ったら是非エールをお試しください。
エールにも色々種類があるみたいですが、共通しているのは
色合いとその独特な風味です。
小生の印象に残っているエールには白ビールと修道院ビールがあります。
白ビールとは、名前の通り少し白濁した色合いで少し柑橘系の
さわやかな味がするものです。女性の方にもお勧めですね。
対して修道院ビールは、昔は修道院で醸造していたという由緒あるビールで
色が濃く、アルコール濃度も高く、どっしりとした独特の風味があります。
どちらかというと男性向けでしょうか・・・。

ドイツのビールが、どちらかというとご飯がわりに
ガバガバと飲むイメージなのに対し、
ベルギービールは、食事のお供として
味わいながらじっくり飲む、というイメージがありますね。
何となくアルコール度数が高い、という傾向もあります。

色合いも、白から、琥珀、茶褐色、果てにはピンク色なんてのもあります。
味もフルーティなものや甘いものもあり、食前酒という感を強くします。

意外と知られておりませんが、ベルギーというのはグルメの国だそうで
下手をすればフランスより美味いレストランは多いのでは?
それと関係しているのかもしれません。

次回はイギリスのパブよりお送りします。
(何だか「世界の車窓」から、みたいになってしまいました)


・制作日誌
バルコプターごと炎に包まれ、砂浜に墜落するアフロディア。
重症を負っていて身動きもままならない。
直径は1kmはあろうかと思われる円盤型母船のギャグレーが
ゆっくりと砂浜に着陸してくる。

最後の力を振り絞って、アフロディアは
鉄骨の残骸と化したバルコプターから這い出す。

その目の前には、悪趣味に装飾された銃を構えたネグロスが立っていた・・・。

憎きアフロディアに最後の止めを差さんとするネグロス、
自ら起こした罪の贖罪を人生最後の戦いとするアフロディア。
ファイナル・デュエルである。

いよいよ、拙「新約バルディオス」のクライマックス部の
下書きです。

新約らしく、バル・ファン25年の欲求不満の解消に
お役に立てるよう、大きな盛り上げとカタルシスが来るよう構成しているつもり
です。

下書きをしていても楽しい部分です。
ペン入れ、仕上げ、デジコミとあと3回この場面に手を入れることになりますが
それも苦にならない程の山場です。

はやく、バル・ファンの方にお届けできれば・・・・。
少しでも喜んで頂ければ・・・。
頑張りますね。


長編マンガ執筆中!第二十二話「人間牧場」

2008-04-12 00:40:38 | 制作日記
ウルトラセブンを元ネタにした本シリーズのサブタイトルも
いよいよ苦しくなって、今回はヒネリなしの
NEKOです。

・日々雑感
関東地方では桜がすっかり散ってしまい、
葉桜状態に。

先日、旧友からお花見のご案内を頂きました。
「わあ、久しぶりぃ。行く行く!」
と喜んで開催案内を見たら、
「場所:大阪万博公園」

こっちは埼玉在住なのに、どうやって行けっちゅうねん!
さすがにお花見だけで往復約3万円の交通費はかけられず
断念。

長らく会っていない仲間も参加したとのことで、すごく残念!
Aさん、怪鳥、怪鳥の奥さん、Mさん、あとKZMさん?

行きたかったなぁ・・・・。


・制作日誌
下描きがクライマックスに差し掛かっています。

アフロディアの乗る機が撃墜され、コクピットが炎に包まれる。

昔発行された豪華本などで、懸命に操縦桿を握るアフロディアのカットと
同じ構図で炎に包まれているカットの2枚が掲載されていましたが、
まさにそこをやっております。

漫画で描くと、炎に包まれるシーンが結構痛々しく
「これぢゃ、アフロディアは服は黒こげで、頭はチリチリになるよなぁ」
という気がしますが、そこはそれ、マンガですので(笑)。
黒こげチリチリ版は、ギャグ版の「バルディオス毒本(仮)」の方で
やりますのでご勘弁を
(やりません!「バルディオス毒本(仮)」なぞ出ません!(笑))。

冗談はさておき、もう少しで下書きは結末です。
いや、弊新約版では、結末に行く前にもう一波乱エピソードを準備して
絶対主人公・アフロディアの活躍が完結します。

マリンにお姫さまダッコされる結末では、
同じく漫画化したいカットがいくつもあります。
なんとか辿り着きたいですね。

長編マンガ執筆中!第二十一話「最低ノルマを負え」

2008-04-10 00:00:27 | 制作日記
仕事が忙しく、午前様のNEKOです。
慢性睡眠不足で眠いです。


・日々雑感
カセットプレイヤーがおシャカになりそうなので、
山のようにあるカセットテープの遺産を、デジタル音源に移行中です。

以前も8ミリビデオ(アナログ)のハードがオシャカになって、
修理も買い替えもできず、えらい目にあいましたので
早めの移行です。

今でも入手可能な楽曲は、別に移行しなくてもいいのですが
結構レアな音源が、カセットテープに眠っていたりするので、
あなどれません。

先日も1曲発見しました。
「アニメ主題歌集」とレーベルにおざなりに書いてあるテープで、
曲目が「素顔のままで」とだけ書いてあるのです。
てっきり、映画版バルディオスの主題歌で
TONYが唄ったやつだとばっかり
思っていたのですが、聞いて見ると
「渚を飛び交う
 カモメのように・・・」
という歌詞ではじまる女性ボーカルで、ぜんぜん違う曲。

サビの部分が
「素顔のままで、愛されて、
 素顔のままで、愛したい・・・」
と盛り上がる。
歌詞の構成が若干TONYのものと似ているのも、興味深い。

当時流行りの、女性アイドルが唄った何かの主題曲かと思って
通しで聞いて見ると、歌が異常な程上手い。
サビのところでは、思わずオヤヂが涙ぐむくらい情感がこもっている。

何だろう、この曲は?
誰なんだ?歌手は???

と、気になってネットで調べてみると
85年に制作されたOVA『ラブ・ポジション ハレー伝説』
という作品の主題歌「素顔のままで」のようで、
歌うは、なんと長山洋子。

へえ~。
長山洋子って、てっきり演歌歌手だと思っていたのですが、
アイドル時代の曲もあったんですね~。
アイドルの頃からやっぱ、歌は上手かったんだ~。

と、どうでもいい発見をしたのでした。

CD化されてるのかな?
上手いですよ~。

・制作日誌
新約版オリジナルのエピソードを下書き中です。

マリンに止めを刺せず、悄然として
マリンの部屋を出るアフロディアを、異変が襲う。

同時に、コールドスリープから目覚めたアランが
思いもよらぬ方法でアフロディアを襲う。

慌てて駆けつけるマリンだが、
前門の狼、後門の虎の状況。

絶対絶命。
マリンの運命は?
そしてアフロディアの運命は?

ということで、クライマックスその1です。

線が多いので往生していますが、ここを越えれば
下書きはなんとか出口が見えそうです。

再開!長編マンガ執筆中!第二十話「ストレス源Xを倒せ」

2008-04-09 00:01:55 | 制作日記
リーマンの年中行事、期末のドタバタも何とか終わりそうです。
流石に午前1時過ぎに帰宅すると、鉛筆を握る気にもならないNEKOです。
こんなことをやって、命を縮めていくのだなぁと、嘆息。
(恐怖新聞のようですね)

・日々雑感
先日、趣味が同じ仲間達と久しぶりに飲みました。
同好といってもマンガではなく、マカロニウェスタンの方です。
通院中なのですが、アルコールは問題ないということなので
遠慮なしに頂きました。

マカロニ好きな人には濃い人が多く、
拳銃のシルエットを見るだけで、
ずばり名前を言える人や、
映画に出てくる岩山の稜線の形を見ただけで、
ロケ地を言い当てる人などがいて、小生のようなヤワなファンでは
とても太刀打ちができません。

それでも、同じ趣味の人とお酒を酌み交わせるのは
非常に楽しいものであります。

いつぞやみたく、電車の中で意識を失うこともなく
何とか無事帰宅できましたが、翌日はすっかり二日酔いです・・・・。

マンガを全く描かなかった頃にやっていた、マカロニ評論の同人誌を
再度出したくなってしまいました。

今はマンガも描いているし、そんなのは自殺行為だなあ。


・制作日誌

拙「新約・宇宙戦士バルディオス/アフロディアに花束を・後編」は、
敵の本拠地を脱走して、愛する(まだ自覚はしてませんが)マリンの胸に
飛び込んで来たアフロディアがお話の中心でして。
マリンも、彼女の心の内を理解していますので
基本的には相思相愛の関係なんですね。

ただ、簡単に二人をくっつけてしまってはお話が面白くなりません。
拙新約版では、お互いの意地の張り合い
(もっぱらアフロディアの方が強情っぱりなんですが・・・)や
いろいろな障害が出てきて、
「そうは問屋が卸すかい!」
ということで、いくつもの試練が二人を襲います。

一つ目が、少し前に書きましたジェミー。
二つ目が、コールドスリープから目覚めたアランの常軌を逸した行動
そして三つ目が・・・・、こいつが拙新約版の最大のこだわりというか、
工夫です。

拙新約版の前編でローマ風美男子で登場したガットラーが、
後編では苦悩する男となりますが
ガットラーの執着はそれだけに留まりません・・・・。それは・・・。

一人の女性を、当初は打算含みでありながらも愛し、逃げられ、嫉妬し、
苦悩し、そして修羅の道に嵌まるガットラーなのですが、
実年齢も近い(?)せいか非常に共感を覚えております。
後編で一番思い入れがあるのは実はこいつなのかも、という感じですね。

本作においては、アフロディアに逃げられたショックと嫉妬、破滅願望が、
これ以降の彼の行動原理だった、
という勝手な解釈をしており、そんな人間臭さを非常に気に入っております。

あるファンの方が書かれておられましたが、
やはり、光源氏方式は上手くいかない、ということなんですかね。