ねこらい堂  「おやじマニアの日常」

NEKOのブログです。最近は更新が滞りがちですが気長にお付き合いくださいませ

さあて・・・

2008-08-31 01:44:56 | 制作日記
Link先のサークルでもある、共闘三世社の作家
岬龍飛さんが、再始動した。

あっしも、そろそろやるか!

「アフロディアに花束を」は描いてしまったけど、
もう少しだけ、バルディオスを描いてみようと思う。

前編で、少しだけ残っていたコロコロした作風が
若干リアルなタッチに変わってきていますが
どうなることやら、もう少し見極めてみようと思います。


あと、読者さまから頂戴した方向性も意識して、
取り合えず、シナリオから執筆開始!

あ、でももう100頁なんてのは、
たぶん作れないと思いますので・・・。

面白同人誌 その3 奇人別動隊

2008-08-29 00:43:17 | マンガ・アニメ
暑かったり寒かったりで
体調が?状態のNEKOです。

家の庭の蝉も、どうしたらいいか当惑している
様子です。

その1、その2といわゆる3日目・西館系のサークルさんを
ご紹介しましたが、
本日は私くしのフェイバリット・ジャンルであります
少年創作系からご紹介(「男性向け」じゃないですよ~)。

少年創作系は、それこそコミケットの元祖ともいうべき
迷宮さんからはじまって、本当に錚々たる面々が群れをなしてますので
私くしなどがご紹介するのも、はばかられますが
無知なわたくしめが単に知らない、ということで。

もしすでに「言うに及ばず」の有名な作家さんだったらご勘弁を。

(10年程前、すんごい上手い描き手さんを見つけて
 仲間に、「この人、すんげえ上手い。買え、買え!」と
 薦めたことがあるのですが
 あとで、その作家さんは冬目景先生だと知り
 恥をかいたこともあります)

今日ご紹介するのは「奇人別動隊」というサークルで描かれている
治島カロさま。

シャープな絵柄のサークル紹介カットが気になって、
スペースにお邪魔したのですが、
やはり絵が上手い。

「これは!」と思って
「拳のマリア・総集編」という分厚い本を買わせて頂いたのですが、
兎に角、絵柄が小生の好みのど真ん中!

「うわあ!」
という感じで
貪り読ませて頂いております。

何と言っても絵が上手い。
お話も、力強い中にリリカルな風情があって、小生ノックアウトです。

小生が大好きな緋野鹿六先生の絵柄を、少し骨太にした感じ
とでもいうのでしょうか・・・。
デッサン力が卓越していて、かつベタの使い方が見事です。

あれ?カロと鹿六って微妙な符号が・・・。
ちがうよなぁ、やはり絵柄がちがうしなぁ・・・。

こんな上手いサークルさんが、
島中に普通に配備されるところが
少年創作系の奥深く、あなどれないところだと戦慄した次第です。

小生しっかり、勉強させていただき、次回作に
つなげさせていただきます。

もうちょっと早くから、勉強していればなぁ・・・。

面白同人誌 その2 風眠舎

2008-08-27 01:24:42 | マンガ・アニメ
大学の漫研の先輩で、大好きで
物故されてしまったMという先輩に
よく言われた言葉、

「マンガは、まず面白いか面白くないかだよNEKO!
 お前、面白いマンガを描け!」

そのため「面白い」という言葉は小生にとっては
とても重い、大切な言葉となっています。

作品をものにするときは、いつも

「これは面白いか、面白くないか」を自問自答しています。

ですんで、即売会で出会った面白い同人誌や作品は、
半自動的に尊敬してしまうのです。

そんな、私が出会った面白同人誌の第2弾。
今日は、桐谷砂登子さんという方が主宰されている、
風眠舎さんをご紹介します。

ジャンル的には前回ご紹介した、まおらんどさんと同じ
日常生活のエピソードを作品化する、エッセイ漫画です。

テーマ的には、旅行記と入院日記を交互に出されている感じですね。

入院日記というと、ついつい重いイメージを想像するのですが
作者さんの飄々とした語り口と、シンプルだけども上手い絵で
ズンズン読ませてくれます。

とにかく、面白い!
かれこれコミケではもう10年以上買わせていただいている勘定です。

失礼な話ですけど、今回はどこに旅行されたか、はたまた入院か、と
すごく楽しみで、コミケではここに行かないと
何か収まりがつかない、てな感じになっています

というか、もう癖になってやめられないのですね。

これぞ、小生にとっての面白い同人誌の一冊なのであります。

最後に、作者様、お体は本当にご自愛くださいませ。

こいつは、泣けた!

2008-08-25 00:47:53 | マンガ・アニメ
今日は日がな一日、ネット三昧。

ぱじゃたさんのサイト「マリンランド」のリンクから辿って
行き着いたDTM TOWNさんで、

「MIDIはいいなぁ~」

と音源再生をしていて、何気なく見つけたこの曲。

http://www.dtmtown.com/fin/st_page/FiN~tenniscourt.htm

背筋に電流が走りましたよ、まったく!
昭和世代のマニア者の記憶を揺さぶる名曲を、名アレンジで再現です。

微妙にTVバージョンのメロディを意識しているのが、またすばらしい!
バックに流れたリリカルな止め絵も、まざまざと記憶に蘇って来ます。

チクショー!!
これだよ、これ!!

この世界がやりたいんです!!!

うう、今から落書きだ!

まだまだあります

2008-08-23 22:08:39 | 制作日記
お問い合わせをいくつか頂戴しておりますので
改めてお知らせです。

「新約バルディオス・アフロディアに花束を」前編、後編とも
まだ在庫ございますので通販可能です。

前編700円、
後編900円

興味のあるお方は、本ブログのプロフィール欄に記載のアドレスまで
メールでご連絡くださいませ。

面白同人誌 その1 まおらんど

2008-08-23 22:06:11 | マンガ・アニメ
夏のコミケットでの戦利品を反芻して
悦に入っているNEKOです。

小生は、もっぱら事前にカタログを見て気になったサークルさんを
ふらふらと見て周り、面白そうだったら買わせていただくという
一期一会方式の買い方であります。

この買い方ですと、大当たりの同人誌にめぐり合う事が多く
やめられません。

今回めぐり合った本の中で、面白かった作品を順番にご紹介してみましょう。

今日はまず、みのまおらさん主宰するまおらんど発行の
「のんだくれ放浪記」。

前回のコミケでたまたま気になって買わせていただいて
読んでみたら、とにかく面白い!

小生の面白さのツボに嵌ってしまったもので
今回は、既刊も含めて大人買いをさせて頂きました。

もともとは、かわいらしい絵柄の女流作家さんと
お見受けするのですが、、
とにかく酒を飲まれた時の武勇伝マンガが面白い!

自画像も、かわいらしい絵柄で描かれたものと
虫のような手足のキャラ
(「小さな恋のものがたり」のチッチのような感じですね)
のギャップがまず笑わせてくれます。

あとは、お話。
ご自身の実際の体験を元に描かれているようで
そのあまりの酒豪ぶりと、酔っ払った時の豪快なエピソードが
とにかく大爆笑であります。

もともと、かわいい絵柄でストーリー作品を中心に描かれていたのが
ご本人の酒飲みエピソードがあまりに面白いため、
こちらの芸風の方にシフトされた、
ということなのでしょうか?

本日も通勤途中に(無論表紙にカバーをかけて)読ませていただいたのですが
あまりの面白さに、笑いを堪えるのに必死で
気が付いたら下りるべき駅をはるかに通り過ぎて
赤坂見附駅まで乗り過ごしてしまう始末!
(本来降りる駅は、まあ、そこいらへんということで)

小生もお酒は好きな方でして、色々な失敗談はありますが
こちらの作者、みのさんほど超絶なエピソードはありません。

酔っ払って意識を無くしたことのある人向け:お勧め度5

御礼

2008-08-20 23:48:23 | 制作日記
思い返すと、先週土曜日にお運び頂いた皆様に
きちんとお礼を申し上げていないことに気づきまして、
これは、大人の男として如何なものか、ということで。

ここで、改めてまして・・・。

コミケット2日目に、あの暑さの中、弊ねこらい堂にお運び頂いた
すべてのお客様、本当にありがとうございます。
あまつさえ、拙へっぽこ同人誌をお買い上げ頂いた皆様、
皆様には本当に足を向けては寝られません。

ゆえに今、眠るときは天井に足を向けております(嘘)。

皆様にお渡しした後、ひょっとしてとんでもないひとりよがりの作品を
物にし、それを人様に押し付けてしまったのではないか、と
自己嫌悪で悶々としておりましたが、
何人かの心優しい方々から好意的なお言葉を頂戴し、
文字通り、涙を流さんばかりに喜んでおります。

皆様の叱咤激励が、書き手のエネルギーでございます。

NEKO版「アフロディアに花束を」は曲りなりにも完結しましたが
もう少し、お付き合いいただこうかな、と思い始めている
今日この頃でございます。

あと、要りもしない拙同人誌を受け取って頂いた皆様、諸先生方、
本当にありがとうございます。

あと、開始5分後に後編をお買い上げ頂いたお姉さま、
あなたの為に、頑張って描きました!(・・・・と言いたかったです)

拙後編を5冊もご購入頂いたお兄様、
身もだえするほど嬉しかったのです。

後編を楽しみにしてくださった、USのレディ様、

バルディオス本放送時のシナリオをお持ちくださった
アフロディア似のお姉さま・・・、

その他、すべての皆様・・・。

本当に、本当にありがとうございます。

そして、当日いっしょに戦った、共闘三世社の岬先生、
エクシード先生、その他の隊員さん、

最後にねこらい堂のお手伝いをしてくれたあきみ氏、NASHIRAさん
本当に感謝、多謝でございます。




コミックマーケット74 参戦記 その3

2008-08-18 23:49:07 | 制作日記
コミックマーケットは、同人誌のフリーマーケットです。

最近は、何やら気持ちの悪い、
得体の知れない物のように言われるコミケですが、
基本はフリマです。

ですので、お客様を待って、ちょっと気を引かれた様子のお客様には
お声をかけて誘引するという基本は必須です。

あと何千、何万というサークルがある中、特徴を出す必要があります。
私くしたちのバルディオスコーナーもしかり。

ポスターひとつをとってみても、

迫力満点、男気の共闘三世社、

フェミニンで優しいねこらい堂、

という違いが見て取れると思うのですが、
手前味噌でしょうか・・・。

午前中前半は、比較的お客様待ちの時間帯が多かったですね。

店番の岬さんとよもやま話をしたりして、
比較的まったりと時間が流れていきます。

午後12時前。
お仕事の関係で、岬さんが退出された。
残念ですが、あとは我々が守ります。
お仕事頑張ってください。

店番は、NEKOとエクシードチャージさんの
ツー・トップに代わります。

すると、エクシさんが流れを変えたか、
お客様が増え始める。

大手の有名どころのサークルを回り終えたお客様が、
二番手、三番手のブースを回りはじめたからであろうか・・・。

弊ねこらい堂も、行列ができるというわけではないが、
店頭にだれかしらお客様がいる、という状態が増える。

ここぞ、というお客様とはじっくりお話をするように心がけるが
なかなかゆったりとお話する時間もとれないこともある。

エクシードチャージさんは巧みな話術で、どんどんお客様を呼び込み
ついには、全話解説本「Baldios Historica」持ち込み数完売となる。

すごい!
拍手で功績を称える。

バルディオスで完売なんて、なんて素晴らしいことなのでしょう。

かくいう弊ねこらい堂も、気がつけば持込ダンボール2箱のうち
1箱が空いていることに気づく。



「え?これって、ひょっとして私の今までの記録の更新?」
エクシさんの完売には、拍手を送ったが、
この快挙には、自分で自分に拍手をする。

心のなかだけで・・・。

シャイなものでして・・・。

午後3時を過ぎる。

閉会は午後4時なのだが、3時頃になると、
なんとなく終わりのモードになってくる。

周りも、後片付けを始めたり、早々と帰り支度をしたりとかで
お客様もお帰りモードとなる。

かくいうNEKOは、もうお客様が減ってこようが関係なく
自らの想いに浸っている。

「ありがとうございます。ありがとうございます!
 あたしのへっぽこな同人誌を、こんなにたくさんの方に!

 でも、あたしの作品、結構オリジナルのストーリーに
 新解釈を加えているし・・・。
 あたし的には、Goodだと思っているのだけど、
 単なるひとりよがりで、お客様からは大顰蹙だったりして。
 
 今晩、お読みになったお客様は、怒りのあまり
 あたしの本を壁に投げつけたりして・・・。

 でも、うれしいなぁ・・・。」

ぐるぐると、頭の中がループしている。

そうこうしているうちに、聞き馴れた女性の声のアナウンスが流れる。

「これをもちまして、
 コミックマーケット74、
 2日目を、
 終了いたします。
 皆様、
 大変お疲れ様でした」

館内、拍手、拍手。
サークル参加者も、
お客様も、
スタッフも、
スタンディング・オベーションだ。

当然、私も・・・。
手が痛くなるまで叩く。

拍手はなかなか、鳴り止まない。

「ああ、私と似た想いの人が一杯いる!」

私は、そう確信したのでした。

隣では、設営じと同様に懸命に撤収作業をする、
エクシードチャージさん。



ああ、今日はじめてお会いしたのですが
なんか、清々しい!

後ろ髪を引かれる想いを残し、
ご挨拶をして、あきみ氏たちとともに会場を後にする。

展示場の外に出ると、
地球の長い午後は、もう暮れようとしていた。


<戦い済んで、陽が暮れて、の有明ビッグサイト。ぐっと、心に迫ります>



コミックマーケット74 参戦記 その2

2008-08-18 22:11:26 | 制作日記
東京ビッグサイト東館1地区。
今日の戦場だ。

Eブロック38a。
弊「ねこらい堂」に割り当てて頂いたスペースである。
上の写真で分かるように、長方形に配置されている「島」の
短辺であり、極めて恵まれた配置である。

俗にいう、「お誕生日席」というやつで
「比較的良く売れる」、「比較的名の知れた」サークルが
配置されるとされている場所である。

弊「ねこらい堂」は今回で2回目の参加の無名サークルなので、これは
バルディオス・リバイバル効果か、はたまた共闘三世社さんの勢いの
尻馬に乗っての僥倖であろう。

設営時の会場は、がらんとしていてもの寂しい感じすらする。
向かって左が弊ねこらい堂、右が共闘三世社さんだ。

共闘さんは未だ来ていない。
机の上に山と積まれたチラシ類を片付け、
チラシに埋まったパイプ椅子を発掘する。

印刷所から配送された同人誌は、当日までに
各サークルの机の下に配送されている。
我が国の物流システムは大したものだ。

私の「アフロディアに花束を・後編」も届いている。
でかい!
ダンボール2箱分だ。

矢も楯もたまらず、封を切って仕上がりを確認する。

厚い!さすがに約100頁の本は厚い!
これが第一印象。

マットコートの落ち着いた風合いの表紙にしたのは、
表紙の絵柄的には正解だったかも・・・。
これが第二印象。

中身は・・・、印刷的にはOK。
作品は・・・、何故だか正視できない。
怖いような、恥ずかしいような・・・。
書き手というのは、本来の性格にかかわらず
とかく小心で臆病なものなのです。

早々に確認読みを切り上げ、あきみ氏と
あとからやって来た、助っ人2号のNASHIRAさんに
出来上がりホヤホヤを謹呈する。

ああ、これで小生の本も人手に渡ってしまった。
恥ずかしいの、何のなど言ってはおれません。

そうこうしているうちに、共闘三世社さんが到着!
敬愛する岬龍飛さん、エクシードチャージさんと
がっちり握手するやいなや、怒涛のような設営が
始まったのです。


<嵐のような共闘三世社さんの設営を眺めながら、半分黄昏れているあきみ氏とアフロディア顔のNASHIRAさん。左横はブライガーのサークルさん>

すごい勢いでサークルスペースが出来上がっていく。
真ん中にバルディオスが鎮座する、パンチの効いたディスプレイの出来上がりである。



我が「ねこらい堂」の同人誌を机上に並べてみる。
うん、なかなかいいぞ。



Eブロック・Fブロックの間の通路から覗きこんでみると
こんな感じである。



2008年の現代に一瞬出現した、
まさに日本で一番バルディオス濃度の濃ゆい空間でしょうね。

バルディオス本尊の土台に「もりおか冷麺」とあるのが、また泣かせます。
ご本尊の前には、トトロよろしく中バルディオス、小バルディオスもいます。



時間は午前9時50分。
開幕まであと10分というところで、共闘さんのスペースは完成!
スペースの前で、まさに「共闘」を誓って記念撮影をパチリ!



午前10時、コミケット74・2日目が開幕した。

コミックマーケット74 参戦記 その1

2008-08-18 21:27:55 | 制作日記
2008年8月16日、土曜日。
昨日の天気予報では、大荒れの豪雨との予報だったので
気が気でなく、朝4時には目が覚める。

雨の場合、本は水に弱いので完全防水のパッキングをする必要があります。
今日の新刊、
「アフロディアに花束を・後編」は会場に直送されるので
雨の心配はしなくていいのですが、
在庫となっている「前編」は自宅から持っていく必要があります。

玄関から顔を出す。
「よかった、まだ降っていないようだ」
そそくさと荷造りをして出発!

時刻は午前5時。
朝焼けの空がきれいだ。
目に焼き付けておこう。

駅に到着する。
さすがにお盆の土曜日の早朝、
人影はほとんどない。



午前6時40分。
電車を乗り継ぎ、地下鉄の築地駅に到着。

古くからの同人仲間、
「真面目なオカマ」の異名を持つあきみさんと合流する。
二つ名は「真面目なオカマ」だが、
その実態は「不真面目なノンケ」という愉快な御仁だ。



午前7時、
コミケットの会場となる有明国際展示場への乗り継ぎ駅となる
新木場駅に到着。
どこから現れたのか、あきらかにご同類と思われるような方々で
駅は大賑わいだ。
皆、一様に早歩きとなっているのが微笑ましい。
かくいう小生もなのだが・・・。



りんかい線に乗り換えて、国際展示場駅に到着。
毎度のことなのだが、この駅に降りた瞬間に、頭が非日常モードに
切り替わる。
リーマンおやぢモードは完全封印である。
このモード切替ができないと、あまりの人混み、熱気、
あと悪い言葉で言うと蔓延するオタ臭さに圧倒され、気分が悪くなってしまい
国際展示場駅から一歩も動けなくなってしまうだろう。

一般の人が
「コミケは気持ち悪い!」というのも
あながち理解できないわけではないが、
この雰囲気は、やはりやめられない。


<思わず「ヒトガゴミノヨウダ」という名台詞を思い出す。これで行列の最前部だというからオソロシイ>

熱い陽射しの中、延々と伸びる入場待ちの行列の横を
申し訳ないような気持ちでサークル入場口に向かう。



時刻はまだ、午前7時30分。
今日はまだ、始まったばかりである。