「キャットフード 名探偵三途川理と注文の多い館の殺人」森川智喜 2010講談社BOX
人食い猫というのに惹かれて読んだが・・・
詰めが甘いんじゃないか。(編集も若いのか
っていうか、三途川って、悪役?でしょ?脇役でしょ?なんだこのサブタイトル。
ダークヒーローになりそこなったピエロなのか。
う~ん、他の作品にも「三途川理」の名があるみたいだが、どういうものかよくわからない。
化け猫の能力がすごいね。
うん、猫なのに匂いとかでばれることはないんだ。そこまでそっくりいろいろなものに化けるんだ。へー。
若い(2歳とか)くせに社長になるだけの知識とかすごいわ。
キャラクターに魅力がないよね。
イラストのおかげでプルート(♀)だけは興味を持ったけど。
ページ数が徹底的に足りないよね。
(1365円は高いわ!これじゃ525円だ!)
まあ、猫だから利口そうに見えて実は馬鹿(年齢的なものもあるから幼いとか、猫智恵だとか)だということで納得しようと思う。
高校生4人が家族に行き先を伝えずに旅行に出るかっての、人間をなめるなよ。まあ、継続的な事業にはならないわな。
燃くんの本物は金持ちのボンボンだったのだろうか。
モーターボートなんて普通の高校生が一人で借りられるものじゃないだろ。
(その理解でいいよね。まあ、狼森さんもお金持ちのお嬢さんだし)
設定が面白いね☆でも探偵って職業としてはどうなんだろ?現実的でないことへの説得力はいかに?
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ってサイトは森川さんの本質にまで踏み込んでましたよ。デビューの時期が悪かったので望み過ぎは良くないそうです。
いや~新作を読む気はありませんわ。
期待よりも、同じ講談社ボックスということで西尾維新との比較をしちゃって落書きにしか見えなかったってことですわね。
いやあ、現実は残酷だ。