
「流れ行く者」上橋菜穂子 2011偕成社軽装版(2008偕成社)
NHKのドラマの方は欲張って、この内容まで網羅しているわけだ。
で、思ったわけ。
ドラマが気持ち悪いのは日常が描けていないからだな。
あとがきにある「人生から外れてしまった人々の人生の行く末」が守り人シリーズの物語の底にある調べ、というのが腑に落ちて、その対照としての日常のディティールがしっかりしてこそのシリーズだと確信した。
日常を描くのは文字よりも映像の方が大変かもしれない。
あ、演技やカメラワークまで力が入り過ぎていないか。ちょっと見直してみようか。気が向けば。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます