「ボラード病」吉村萬壱 2014文藝春秋
『文學会』2014年01月号
フクシマかイワテの話だな。
そして、これからも日本中に増えていくだろうボラード病。
それをお互いに見ない振りをして、でもみんな知っている。
どちらが病気なのか。両方ともだ。
P158 二十四、から答え合わせ的な告白。
恭子ちゃんはどういう容姿をしていたのだろう。
しかし、現実のボラード病は、表には見えない・・・
この作品を書くには勇気が要ったと思う。
まあ、「クチュクチュバーン」「ハリガネムシ」「臣女」からするとかなりまともに見えたりするわけだが。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます