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◆「彼岸の時間」蛭川立

2011年01月21日 18時45分53秒 | 読書とか

「新装版 彼岸の時間 <意識>の人類学」蛭川立 2009(2002)春秋社

シャーマン!アヤワスカ!

えっ!?
エッセイだったの?
著者も自分で「理屈っぽい」とは言っているが、その通りだ。

大麻よりも酒の方が危険(社会・健康)なものであるが、文化の中で折り合いがついていればいいらしい。
変性意識状態もね。精神病と呼ばれるものもね。
社会(権力)との折り合いでもある。
覚醒しちゃうものは困るらしい。
資本主義のね、金とね、価値とね、正体とね。

宗教やら社会の価値観のなり立ちやらその比較やら。社会的地位やら。
否定も肯定もせず、観察している感じかな。
それが存在するかどうかは、互いの同意。とか。
修行苦行は死の練習。
身体感覚の消滅(感覚遮断)で体外離脱体験とか。
霊魂仮説とサイ仮説とか。
前世の記憶は8歳までとか。

目から鱗という感じには理解できていないので、目に鱗を貼り付けるってところか。
あ~、人類学なんだな~。
理路整然としているようで、煙に巻かれているような気になる。

『近代都市に住む人間は、それだけですでに半分くらい「出家」しているともいえる』おほほほっ!
村落共同体を捨てた人々。で、
食糧を生産せず施しを受け、お説教(サービス)をする。で、
結婚しないー子どもを作らないーセックスレス~なんてね。

う~ん、我々の社会は、また個人の意識はどこへ向かっていくのだろうか。


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