「裁判官に気をつけろ!」日垣隆 2003角川書店
角川ミステリー連載中の「裁判長、お気を確かに!」の方がタイトルは面白いのに。
他の著書も読んでみたいと思ったよ。
辻本清美代議士~法律的には立件要素なかった?「ハイブリッド・ウーマン」でも取り上げていて、そういった解釈があったような気がするな。
法治国家~不法行為~犯罪は警察で作られる(起訴されないと犯罪にならない)~(39条)心神喪失、心神耗弱の定義なし~量刑のバランス~強姦天国日本、殺人天国日本~
とんでも判決
もっといっぱい紹介してもらいたいな。
一生懸命解説するよりも、大量の事例を出した方が、
そのおかしさがはっきりと浮き出すと思うのだよね。
「デスノート」でも扱われたし、そのず~と前から心神喪失は問題になっているよね。なくなった?定義された?
刑法を見直さないのは、政治家の無能と判検の怠慢でしょうかね。判事も検事もせっかく憶えて慣れたものを変えるのは面倒くさいんでしょうね。それに、一度始めると大量に直さないといけないものがあるのかもしれない。
強姦既遂~強姦未遂~強制わいせつ~猥褻の解釈(定義)~男の意識女の意識(ジェンダー)~
痴漢冤罪を訴える痴漢
被害者・目撃者の証言は一貫
被疑者の証言はころころ変る
徒党を組む人権擁護派弁護士
別件で逮捕
(スカートの中を撮影)
これも冤罪(狙われた)かもしれないけれど
犯人でない者が早く釈放されて楽になりたくて、公になることもないと安易に痴漢を自白していた。だが、罰則強化によって泣き寝入りする者が減った。
ああ、なるほど。
安易に制定された条例。
被害者の証言のみによって逮捕および起訴されてしまう
あくまで、刑法によって逮捕・起訴されるべき。
賭博~見せしめ逮捕~パチンコの利権化~
被害者と被害者の実態の軽視
刑法で飯を食っている人たち
判決の出来不出来でなく、上級審での判決が覆るとマイナスになる評価。