しつこく「エコナ」についての皆さん（ブログ）の意見を追っています。
がんが怖い、花王は酷いという人たちもいれば、「騒ぎすぎ～」という人もたまにいます。
厚生労働省、特定保健用食品、食品安全委員会を問題視する人の数は、「騒ぎすぎ～」という人と同じくらいかな。
まあ、危険性からすれば問題はほとんど無いと思うのですが、私が問題だと思うのは消費者の認識の低さです。でも、トクホのコマーシャルを見たら、単純に健康にいいんだと思っちゃいますよね。だから、本当はトクホのコマーシャルの仕方とそれを放置している省庁の責任なのだと思います。きちんとトクホについて説明する事と、メーカーに対してコマーシャルの方法を指導するべき。
消費者庁「食品SOS対応プロジェクト」が立ち上がり、何らかの発表が来週あるらしいので、それを楽しみにしています。
できれば、トクホの問題点を指摘して、メーカーへの指導もすると言うような方向だと良いな。
これが今までの自民党政権化の官僚言いなり政府だったら、メーカーと癒着状態の官僚の説明どおりに「危険性は確認されませんから、11月の試験結果を見て判断したいと思います」くらいで済ませてしまうだろう。
さて、民主党政権はどのような動きを見せるのか。ただ単に「トクホを取り消します」なんて言ったら失望だ。先にも書いたとおり、トクホの問題点の指摘とメーカーへのコマーシャル方法の指導をしてもらいたい。できれば、トクホについて国民が抱いている健康神話も勘違いである事をきちんと広報してもらいたい。（さらに、できるならば、意味のないトクホの廃止を）
多い勘違いが「自主回収」していると言うもの。
花王はエコナを「自主回収」はしていません。「販売停止」して、「返品」に応じているだけです。
スーパーなどでの回収も増えているようだが、店からの要望によって「返品」に応じているに過ぎない。全店への回収指示という形にはなっていないらしい。
花王の姿勢はあくまでも「安全」だから使っても良い。でも、返品したいなら応じる。(｀・ω・´)っ
