「リヴァイアサン」ポール・オースター 新潮社
同名の映画や小説があり、そちらは海の怪物物らしい。おもしろそうだ。
しかし、「聞いたことがある」と思って読み始めたこの本は、読むのが苦痛なので46ページで止めた。再度チャレンジしてみたが90ページで飽きた。
どうも「聞いたことがある」のは別のものらしい。
3度目のチャレンジでやっと読み終わった。
296ページ(第5章)から読みはじめ、199ページ(第4章)へ戻り、それから書き出しへ戻ると読みやすい。
または、第4章を読んでから第1章に戻り、第5章を最後でも良いかも。
つまんなかった。
- 同類の友達ができたよー
- 片思いの人はその友達の奥さんだー
- 奥さんは子供ができない体で、友達が出張中に迫ってきたよー
- 友達も奥さんの浮気OKだって、やったね!
- デブがこけてヤリマンとふざけていた友達が墜落して大怪我。
- それ以来友達に変化がー
- 友達は人殺しの現場に出会って、人殺しを殺しちゃったよー
- 人殺しの車には大金がー
- 友達は人殺しの奥さんといい仲にー
- 人殺しの部屋にはなにやら資料がいっぱいだー
- 友達は公園などの自由の女神像を破壊しまくったー
- 友達は爆弾で飛び散ったー
ものには2面性があり、いろいろな見方ができるという書き方が延々と続き、非常に退屈。展開もつまらない。原文では多少面白い仕掛けがあるのかもしれないが、技巧に走って物書きの間だけで楽しむような作品なのかも。
一般人に読ませようとしたら、もう少し構成と演出を変えてもいいだろう。