「人間狩り」フィリップ・K・ディック/仁賀克雄 訳 論創社
- 「パパふたり」(「とうさんもどき」早川書房『ペイチェック』)★
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「ハンギング・ストレンジャー」 ★★
- 入れ替わり侵略
- 取りこぼしチェック装置
- 目立つ所につるされた死体
- 爬行動物」 ★
- 放射能研究所
- すでに人間とは見られないミュータントの繁殖
- 「よいカモ」 ★
- 認識できない上位存在の|д゜)カンサツ
- 自信過剰による自分自身の価値評価
- 「おせっかいやき」 ★★
- 破滅は未来から持ち帰る
- タイムパラドクス
- 未来へ行かなければ破滅は無かった。
- 未来から帰れなかったとしたら、破滅の無い過去の上にはめるの未来が乗ってしまう。
- 観察のその都度変る未来に、破滅が見えた瞬間に破滅が決定したという事だ。
- 「ナニー」(早川書房『ペイチェック』) ★
- 「偽者」 ★
- 映画「クローン」2001
- 自分の正体を忘れるロボット
- 成りすまし
- 起爆スイッチ(状態)
- 「火星探査班」 ★★
- 戦争で疲弊しきった地球を捨て火星を新天地に選ぶ
- 火星はすでに60万年前に捨てられた世界
- 豊かな星「地球」へ移住したのだ
- 2つの星を滅ぼした人間は、それでも第3の星を探す
- 「サーヴィス訪問」 ★★★
- スウィブルとは何か
- 人間による戦争を抑制する物
- 自由を求める人間には最も不要な物
- (現実に2006年3月同名の製品(USBフラッシュドライブ)が誕生しているが、作品中のものとは機能が違う)
- 時間位相を間違えてやってきた未来のサービスマン
- 時間位相のずれはスウィブルの配達員も連れてくる
- なんだか、読後だんだん面白く思えてくる。星を一つ増やしちゃえ。
- 「展示品」 ★★★
- どちらが現実(本当)なのかと言う問題が、2つ重なった作品。
- どちらに転んでも、主人公の選択は最悪のものになった。
- この作品も読後に面白く思えてきた。
- 「人間狩り」(「変種第二号」) ★★★
- 映画「スクリーマーズ」1996
- 戦争、ほぼ滅亡状態で取れれた攻撃
- クロウ=生物を無差別で攻撃するロボット
- クロウから身を守るものは放射能バンドだけ
- 自動工場で作り続けられるクロウ
- 自動工場では新種のロボットがどんどん開発されていく
- 放射能バンドの利かない人間型ロボットの誕生
- 変種を思想と考えれば、ロボット同士が相手の存在を否定して攻撃するのは、人間の行動を模倣していると取る事もできる。人間は思想の違う相手を受け入れることができる。それのできない攻撃的な思想を持つ者への批判(お前らなんか人間じゃない)であるのかもしれない。