勤労感謝の日に自室にて更新している
昨日の続き…
今回の帰省の最大の目的でもあるお墓参り
実家から歩いて10分も歩けば着く距離にある
このお寺の境内では時々伝統芸能の披露が行われ
小さな頃に何度か見に行った
お寺に隣接した公園や
昔は池だった所を埋め立てて出来た高校など
懐かしい場所は当時の記憶を蘇らせた
お墓参りを済ませて次に向かった場所は
伊予鉄道のK駅
当時は古い木造の駅舎で
電車も古い形のものだったが
現在は少し位置が移動して
車両もステンレス製に変わっていた
スマホのカメラに収めたのは言うまでもない
その後は何か所かを周って
姉の勤めている病院の近所にある
鯛めしのお店で夕ご飯
天ぷらとのセットだったが
炊き込みの鯛めしがとっても美味しかった
日曜日の夕方と言う事もあって
駐車場には続々と来店客の車が到着していた
そう言えば私が幼い頃に
祖母に連れて行って貰った親戚の家で
炊き込みの鯛めしが出て
とっても美味しかったのを記憶している
瀬戸内海の幸をあっさりした風味で閉じ込めたご飯
なかなか東京では食べる機会がないのだが
また帰省した時には是非訪ねたい場所である
その後は暗い夜道を姉が運転する車で実家を目指した
よくこんな細い道を
しかもガードレールもなく
脱輪したらどうするのだろうと思う様な所を
難なくスイスイとハンドルを切って行く
田舎では車がなくては何処へも行けないので
自転車に乗るくらいの感覚で
日頃から運転し慣れているのだろう
実家に到着したらリビングで少しテレビなどを見て過ごした
オカマをカムアウトはしていないけれど
言動がいかにもなので姉は疑っているみたいだが
ダメ押しの様にテレビにはミッツが出ていて
このタイミングで何故ミッツと恨んだ
この日は仕事終わりの強行軍で一睡もしていず
しばらくして2階に上がり布団に入った
しかし中々眠れないのだ
途中で甥っ子が仕事から帰って来て
私の部屋のドアをノックしたが
寝ているふりをしてしまった
彼が子供の頃は何度か帰省して
その都度、遊んだりしたものだが
あれから20年経った叔父をどう言った思いで
見つめるのかと思うとスンナリ会えなかったのだ
しかも今回は私の父が亡くなったと言うのに
すぐには帰る事が出来ずに
半年後にのこのこ帰って来た叔父に対して
甥っ子はきっと良い印象は持っていないはず
私は父に対して色んな恨みがましい思いがあって
未だに根強くそれを引き摺っている
詳細は省くけれどそれぞれの家庭には
それぞれの事情があって
時間すらも解決できない事もあるのだ
私が勝手にこじらせたまま何十年も経過した
更にはセクシャリティの面も露わにできないので
帰省をためらわせる原因になっていたのだ
今回、父の面倒を見てくれた姉の旦那さんや
甥っ子、姪っ子に感謝の気持ちを伝えるのが筋だとは思うが
出来なかったのが心残りである
布団に入って時間が経過して行くが
時々うつらうつらするだけで
熟睡が出来ない
身体は疲れているはずなのに
ベッドの横の窓を少し開けて外の空気を入れた
向かいの家は昔と同じだった
さっき車の中で姉が話していたが
介護が必要な80を超えたお母さんを
息子(60過ぎ)と娘(50歳)が看ているらしい
しかもどちらも未婚だとか
娘はRと言い
私が小さな頃に何度か遊んだ事がある
小枝の様に華奢な少女だった
他にも私と同級生のMさん(女性)も
婚期を逃して未だに独身だとか
彼女にはお兄さんが居て
頭も良くてスポーツも万能だったが
彼もまた独り身なのだそうだ
田舎の噂話は他人の家庭の中をズケズケと
土足で踏み込むような所がある
あの家のあの子はどうのこうの
きっと○○だからじゃない?とか
狭い世界なので近所の事はすぐに噂に上る
私の事もきっとろくな事は言われてないだろう
そんな事を考えながら
早く東京に戻りたい気持ちになった私なのだった
以下続く…
昨日の続き…
今回の帰省の最大の目的でもあるお墓参り
実家から歩いて10分も歩けば着く距離にある
このお寺の境内では時々伝統芸能の披露が行われ
小さな頃に何度か見に行った
お寺に隣接した公園や
昔は池だった所を埋め立てて出来た高校など
懐かしい場所は当時の記憶を蘇らせた
お墓参りを済ませて次に向かった場所は
伊予鉄道のK駅
当時は古い木造の駅舎で
電車も古い形のものだったが
現在は少し位置が移動して
車両もステンレス製に変わっていた
スマホのカメラに収めたのは言うまでもない
その後は何か所かを周って
姉の勤めている病院の近所にある
鯛めしのお店で夕ご飯
天ぷらとのセットだったが
炊き込みの鯛めしがとっても美味しかった
日曜日の夕方と言う事もあって
駐車場には続々と来店客の車が到着していた
そう言えば私が幼い頃に
祖母に連れて行って貰った親戚の家で
炊き込みの鯛めしが出て
とっても美味しかったのを記憶している
瀬戸内海の幸をあっさりした風味で閉じ込めたご飯
なかなか東京では食べる機会がないのだが
また帰省した時には是非訪ねたい場所である
その後は暗い夜道を姉が運転する車で実家を目指した
よくこんな細い道を
しかもガードレールもなく
脱輪したらどうするのだろうと思う様な所を
難なくスイスイとハンドルを切って行く
田舎では車がなくては何処へも行けないので
自転車に乗るくらいの感覚で
日頃から運転し慣れているのだろう
実家に到着したらリビングで少しテレビなどを見て過ごした
オカマをカムアウトはしていないけれど
言動がいかにもなので姉は疑っているみたいだが
ダメ押しの様にテレビにはミッツが出ていて
このタイミングで何故ミッツと恨んだ
この日は仕事終わりの強行軍で一睡もしていず
しばらくして2階に上がり布団に入った
しかし中々眠れないのだ
途中で甥っ子が仕事から帰って来て
私の部屋のドアをノックしたが
寝ているふりをしてしまった
彼が子供の頃は何度か帰省して
その都度、遊んだりしたものだが
あれから20年経った叔父をどう言った思いで
見つめるのかと思うとスンナリ会えなかったのだ
しかも今回は私の父が亡くなったと言うのに
すぐには帰る事が出来ずに
半年後にのこのこ帰って来た叔父に対して
甥っ子はきっと良い印象は持っていないはず
私は父に対して色んな恨みがましい思いがあって
未だに根強くそれを引き摺っている
詳細は省くけれどそれぞれの家庭には
それぞれの事情があって
時間すらも解決できない事もあるのだ
私が勝手にこじらせたまま何十年も経過した
更にはセクシャリティの面も露わにできないので
帰省をためらわせる原因になっていたのだ
今回、父の面倒を見てくれた姉の旦那さんや
甥っ子、姪っ子に感謝の気持ちを伝えるのが筋だとは思うが
出来なかったのが心残りである
布団に入って時間が経過して行くが
時々うつらうつらするだけで
熟睡が出来ない
身体は疲れているはずなのに
ベッドの横の窓を少し開けて外の空気を入れた
向かいの家は昔と同じだった
さっき車の中で姉が話していたが
介護が必要な80を超えたお母さんを
息子(60過ぎ)と娘(50歳)が看ているらしい
しかもどちらも未婚だとか
娘はRと言い
私が小さな頃に何度か遊んだ事がある
小枝の様に華奢な少女だった
他にも私と同級生のMさん(女性)も
婚期を逃して未だに独身だとか
彼女にはお兄さんが居て
頭も良くてスポーツも万能だったが
彼もまた独り身なのだそうだ
田舎の噂話は他人の家庭の中をズケズケと
土足で踏み込むような所がある
あの家のあの子はどうのこうの
きっと○○だからじゃない?とか
狭い世界なので近所の事はすぐに噂に上る
私の事もきっとろくな事は言われてないだろう
そんな事を考えながら
早く東京に戻りたい気持ちになった私なのだった
以下続く…