卒業シーズン

月曜日の午前中に自室にて更新している

先週末の土曜日は金曜日以上に忙しかった

金曜日の様にベテランから中堅まで

任せて安心なキャスト中心なら良いが

新人中心のシフトだったので

馴染み客からイロイロとブーイングもあったり

行き届かないもどかしさに

途中でついついクマ子に八つ当たりしてしまった

私の力不足、余裕の無さを痛感したのだ

それでも無事に営業を終了させ

ゲストもキャストも皆帰り

独りでトイレ掃除などをしながら

今週あった事を振り返っていた

感傷的になってしまう事や心配事など

とにかく日曜日にぐっすり眠ってリセットして

また新しい一週間を迎えよう


卒業シーズン真っ只中

着慣れないスーツ姿で

大学名の入った紙袋から

卒業証書の入った筒を覗かせている若者を

朝方の電車で見かける

式の帰りに仲の良かった友達と夜通し飲んで

別れを惜しんだのだろう


卒業をテーマにした歌はたくさんあって

その歌詞の中には

「失うとき初めて眩しかったときを知るの」

また別な歌では

「人は出逢ってそして別れて

　別々の道歩き始める」

どちらも松本隆が女性アイドルに提供したものだ

楽しかった学園生活が終わりを告げた時に

或いは少し時間が経って

同じ様な思いを抱くかもしれない

最後の卒業から○十年経った私は

今頃になってその意味の深さを痛感し

感傷的になっているのだ