Ｙさんの誕生日会からの〓

昨日のつづき…

何なのよ～

終電諦めて朝まで貸し切りドンチャン騒ぎかと思ったのに…

Ｅさんと後片付けをしながら肩を落とす私

洗い物を終えて帰るＥさんを見送りながら

始発までの数時間、どうして過ごそうかと思案

誰かがふいに立ち寄ってくれれば、そのまま営業するけれど

店前の通りは人の気配すらないのだ

取り敢えず掃除を済ませた後メイクを落として店を出た

コンビニに立ち寄り雑誌を選ぶ

特に読みたい記事もなく、それでも何か時間潰しになる様なものを購入

その足ですぐ傍のバーミャンへ移動

始発までの数時間を気兼ねなく過ごせるのはここしかなかったのだ

日曜日の深夜、何組かの客が私と同じ様に時間を潰している

テーブルの上に文庫本を出したまま、うたた寝する女性

学生らしき男性は参考書を開いてノートにせわしなく書き込んでいる

奥のテーブルでは飲み会の帰りだろうか

男女の賑やかな笑い声が聞こえて来る

フロア係の男性がドリンクバーを掃除したり

空いたテーブルの上をセッティングしたりせわしない

そんな中、雑誌をめくりながら始発待ちしなくてはならない

自分の境遇を哀れに思うのだった

眠いし、早く帰りたいわ～