昭和56年/上半期/芥川賞 2007-11-24 | 二行目選考委員会 (吉行理恵作/小さな貴婦人/一行目は) ―知人から届いた老舗の鮭の壜詰がおいしかったので、病気の叔父に同じ品を送るようにと母に頼まれた。― 老舗の親父「えっ!うちに鮭の壜詰なんてないぜ。あるのはガラス製の鮭だけさ」