秋とはいうものの残暑厳しい植物公園、咲いている花もそれほど多くはありません。
とはいえ、これらの花の蜜を求めて舞うチョウの姿も見られました。
わずかですが、どうぞご覧くださいませ。
最初は秋のゾーンで見た花たち。
(ちなみに、園内マップはこちら。これって簡単すぎない?笑)
ここ数年、木々の下に山野草を育てる努力をされています。
なかなか難しいようですが、今回いくつか花も見られました。
例によって、名前は後方式で~
最初はこちら。う~ん、宇治川畔でこれからわんさか見られると思いますが・・・
少し花が早いでしょうか。
全体像はこんな感じで、結構背が高いです。
こちらはオトコエシ(オミナエシ科オミナエシ属)ですね。
こうやって見ると、オミナエシの白バージョンという感じです。
次はこちらです。
こちらはフジアザミ(キク科アザミ属)です。
日本のアザミの中では最も花が大きいそうで、この場所が気に入ったのか毎年花を付けています。
・・・もう花がなくなってしまいました。
後はみんな知ってるこの花ばっかりです。
ヤブラン(キジカクシ科ヤブラン属)ですね。
ランという名前ですが、ランとは関係ありません。
最近どこにでも生えてきている印象です。
ブツブツ言ってたら、赤とんぼに慰められました。
わたしを撮ってもいいよ~
はい、撮らせていただきます。
秋のゾーンを抜け、先に見晴台の方に行ってみることにしました。
登り口に沢山実っていたこちらの実。
パカっと開いている実もありましたが、うまく撮れず・・・
前回同様の写真となってしまいました。
ご存じツリバナ(ニシキギ科ニシキギ属)。
揺れて撮れない実の代表です。
あ、あそこにチョウが!
頑張ってカメラを向けましたが、こんな写真のみ・・・
ミスジチョウの仲間です。
登っていきます。
着きました。丘ともいえない低い場所なので、すぐに着きます。
一応休憩所もありますが、あまり人がいるのを見たことがないです。
で、左下の方に見える黄色い箱は非常用連絡ボタン。
変な人がいたときに押すのでしょうか^^;
こちらは前にもご紹介したとおり、花と水のタペストリーの頂上部となります。
上から見たら・・・コリウスには花が咲き、隙間からメヒシバが生えていました。
何もないので、そのまま下に下ります。
白いチョウ!ではなく、皆さまご存じの花がまだ少し咲いていました。
ガウラ、別名ハクチョウソウですね。アカバナ科ヤマモモソウ属。
群生してるのもいいですが、一輪咲いている姿も捨てがたいです。
で、花の広場からお決まりの花と水のタペストリーをパチリ。
恐竜君、ますますくっきり元気そう!
ここから春のゾーンに移動します。
なるほど、確かにこの辺りサクラメインのエリアなので春なんですね。
今頃気づいたか、なつみかん・・・
おお!もう咲いていました。今年初見です。
みんな知ってるヒガンバナ(ヒガンバナ科ヒガンバナ属)。
田んぼのあぜ道が赤くなる光景、今年はどこに見に行こうかしら。
前に明日香で見た光景は今でも記憶に残っています。
秋の花がもうひとつ。お行儀悪いので上手く撮れません(泣)
ワレモコウ(バラ科ワレモコウ属)です。
花は上から下に咲くそうですが、一度もまともに観察できたことがありません・・・
さて、そんな私の前をひらりとチョウが横切りました。
目で追うと、小さい花に止まりました。
キツネノマゴ(キツネノマゴ科キツネノマゴ属)のあの小さい花の蜜を吸っています。
ところで、この黄色いチョウ、モンキチョウ?キタキチョウ?その他?
この辺りは花壇のお花も沢山咲いています。
今一番目立っていたのはこちら。
誰でも知ってるキバナコスモス(キク科コスモス属)ですね!
いつも思うのですが、黄色ではなくてオレンジ色ですよね。
こちらは夏の花という感じですが・・・
センニチコウ・ファイヤーワークス(ヒユ科センニチコウ属)です。
ピンク色の部分は苞なので、いつまでも色があせず長く楽しむことができます。
ツンツンでている黄色い蕊が可愛いですね。
この辺りから修景池の方に下りていきます。
長くなるので、続きはまた明日!
【撮影:2022/9/4 宇治市植物公園】