今日は御陵の歩道脇で見つけた花たちを順にご紹介~
この場所、結構定期的に草刈りされるので、タイミングによっては何も生えていません。
でもうまく合えば、春、夏、秋と四季折々の花を見ることができます。
今の時期はちょっと少なめ?
最初は何もないかな~と思いましたが・・・
こちら、花が小さすぎる・・・見逃すところでした。
トウバナ(シソ科トウバナ属)です。
もう咲き終わりに近く、塔のようになった緑の萼がよく目立ちます。
かろうじて残っている花が見られて良かったです。
こちら、以前投稿した後で行ってみたら草刈りされていましたが、一部残されていました!
ソクズ(ガマズミ科ニワトコ属)です。
黄色い蜜腺がキュートです。
花の後、ガマズミのように赤い実が生るはずですが、その時まで残しておいてもらえるでしょうか。
こちらはもう言うまでもないですね。
元祖キツネノマゴ(キツネノマゴ科キツネノマゴ属)です。
こちらはこれから旬を迎えるところで、あっちにもこっちにも沢山咲いていました。
道草でも一か所だけ見つけましたが、ここ御陵の土手にも咲いていました。
秋ですね~
アキノノゲシ(キク科アキノノゲシ属)です。
まさに最初の一輪でした。
こちらはみんな知ってる秋の花。白もありますが、関西では赤が主流。
ゲンノショウコ(フウロソウ科フウロソウ属)です。
宇治川天ケ瀬あたりで群生しているのは見たことがありましたが、御陵で見たのは初めてです。
あれ、あそこに見えているのは・・・
こんなところで咲いていました。
淡い紫色の釣鐘型。そう、ツリガネニンジン(キキョウ科ツリガネニンジン属)です。
それほど花付きはよくありませんが、花は綺麗でした。
よく見たら、あちらにもこちらにも・・・結構咲いていました~
回りを大きな草に囲まれて窮屈そうに咲いています。
花柱が三裂しているのがよく分かります。
花柱が花から飛び出しているのがキュートですね。
う~ん、花の中に雄蕊もあったはずなのに、少し離れていたので観察できませんでした。
他のキキョウ科みたいに、雄性先熟なんでしょうか???
ということで、御陵花散歩で見つけた花はこのくらいです。
最後は、カメラを向けたらすぐに逃げてしまったジャノメチョウの仲間。
ヤマノイモの葉の上で、骨休めならぬ羽休めしていました。
本当はこの後また京阪電車桃山南口から電車に乗って帰るはずだったんです。
それがふと思いついたことがあって、別の場所へ。
その顛末はまた明日・・・
【撮影:2022/9上旬 桃山御陵】