一昨日の秋分の日は朝から雨でしたが、止み間に少しだけ田んぼの方にいってみました。
ヒガンバナが咲いているでしょうか。
ちょうど咲き始めたところでした!
朝からの雨でぼとぼとになっていましたが、黄色くなった稲穂に赤い花がよく映えます。
お彼岸に咲き始めるとは、律義な花です。
ヒガンバナは何もないところから突然にょきっと花茎が伸び花が咲きます。
ご存知の通り、鱗茎に毒があるので、モグラ除けに畦道などに植えられたといいます。
花が終わった後に、細長い葉が出てきます。
あ、アゲハチョウが蜜を吸いにやってきました。
日本に咲くヒガンバナはどれも三倍体なので、種を付けることはありません。
なのに、虫を呼ぶ蜜を出すのは不思議ですね。
もっと不思議なのは、種が付かないのに、年々咲く場所が増えていることです。
特に、川沿いなどに咲いています。
今日行った宇治川上流、ダムから放流があると水の下になる場所に沢山のヒガンバナが咲いていました。
バラバラになった鱗茎が流れ着いて増えたのでしょうか。
田んぼの畦道に群生するヒガンバナ。
日本の原風景として好まれるためか、全国的にわざわざ植えているところもあるようです。
元実家の近くの山田池公園でも実りの里エリアでその光景が見られます。
昨日、実家の両親のお墓参りに行った帰りに寄ってみました。
ここの特徴は、赤に交じって一部白いヒガンバナも植えられていることです。
少しピンクが混じることもあるようですが、白も結構綺麗ですね。
ちょっと早かったようで、これで三分咲きくらいのようでした。
満開は来週くらいでしょうか。
余談ですが、母は生前ヒガンバナが大嫌いでした。
お墓に植える花なのでと言ってましたが、毒があるのも嫌だったのでしょう。
墓前のお花は、キクやリンドウなど好きな花が入っていますよ~
【撮影:2022/9/23 宇治市、9/24 枚方市】